馬頭琴奏者 / 美炎 miho 公式サイト
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 風のひみつ- 2017/06/24 -

Category : BLOG

プライベート草原

去年遠野の人に荒川高原牧場を勧められて、行った時に、山の上の高原でのんびり自由にしているお馬さんを眺めて近寄ってきたお馬さんをナデナデして、楽しんだ以外に、もう一つ素敵ポイントがあった。

もっと上に何があるんだろうって車を走らせて、結果は、通行止め。

でも早池峰山の方へとあったので、その時からとっても気になっているお山。

戻り途中、道の脇の林に狭い入り口があった。

通り過ぎてしまうような、植え込みが少し開いてるような。

急に入りたくなって、思いっきり木の根っこに車の車体の下をがーーーん!!とぶつけながら入ると、なんじゃここは!!

という素晴らしい空間。

とっても優しくて大きな木が待ってたよって言ってくれているみたいに両手を広げていた。
目の前にはこの山の斜面と草原とその向こうには早池峰山。

ピアノの竹井さんとドラムの前田さんとキャーキャーいいながら、(言ってはいない)あの木の下にもぐりこんだり、楽器出して弾いたり、向こうの木に抱きついて歌ったり、なんかおかしな人達ごっこをした。

そんなテンションになってしまうようなところだった。

また絶対くるよ!って思って後にしたのだった。

だから舞踏家の太田さんが、自然の中でコラボレーションしたいと言った時に、すぐここを思い浮かべた。

お馬さんにも会いたかったけど、このプライベート草原が見つかるかドキドキだった。

なんと大きな優しい木の下には先客の軽自動車が一台停まっている。

でも見渡しても誰もおらず。。

向こうの木にも挨拶して、楽器をおろしたりしていると、太田さんはすでに早池峰山の方向に向かって踊り出していた。

早池峰山がステージのバックだとすると、私はここで、前田さんはお向かいに。

ここに吹く風をまず感じなから。

荒川高原牧場・舞踏コラボレーションその一
少し遊んでみる。そういえば、

前田さんと即興するのもはじめてでした。笑

荒川高原牧場・舞踏とのコラボレーションその二
最後はオリジナル曲の最後の鷹で締める。いつも吹く小さな呼子がみつからず、インディアンフルートの小さいのを、吹いてみてからの〜〜

荒川高原牧場・舞踏とのコラボレーションその三
この動画、陶芸家の西美紀さんが撮ってくれました。音聞かなくてもなんか音がするようなそんな動画です。

ぜひ三つとも見てみてください。

このシチュエーション。

ないよね。

素敵すぎるなー。

この旅が、旅の途中でも終わってからも、夢だったんじゃないかとみんなで何度も思うのは、ここのせいもあるなぁ。

終わった後に、先客の車から地元の年配のご夫婦がおりてきて、いやーいいもの見させてもらった!

お話聞くと、年に2回ほど、この木の下にお昼寝しにくるんだそうだ。

その前にお気に入りのお饅頭買ったからと、大きな出来立てホカホカのクルミののったお饅頭を私たちそれぞれにくれました。

なんかご褒美みたい。

去年の荒川高原牧場の写真。

   
   
今年の写真〜〜

   
    
    
    
   
また絶対行くね。

そよそよそよそよ

きっといつも話しかけてる

いつもそばにいる

遊ぼうっていってる

背中を押してくれてる

流してくれる

逆らわずに委ねたら飛べる

つづく

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