~ナイトライブ2015 喫茶アルルカン~ | |
日時 |
2015年10月24日(土) 開場:午後5時 開演:午後6時 |
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会場 |
喫茶アルルカン(千葉県八街市東吉田912-8) |
出演 |
馬頭琴 美炎 キーボート 竹井 美子 |
チケット |
前売り 2000円(別途ワンドリンクオーダー・自由席) 当日 2500円(別途ワンドリンクオーダー・自由席) |
チケット販売 お問い合わせ |
喫茶アルルカン TEL 043-440-0191(受付時間10:30~15:00) VAICコミュニティケア研究所 八街センター TEL&FAX 043-440-0181(受付時間10:00~15:00) ※留守番電話の場合は、お名前・連絡先・予約チケット枚数をメッセージへお入れください。 Eメール yachimata@vaic-cci.jp |
ふとFacebookやTwitterに手軽に投稿していると、うっかりこちらのホームページに載せ忘れがちなので、最近のいろいろです^ ^
ハープの中村愛さんと共に福島のいわきの病院で演奏した時のことを新聞記事で紹介していただきました。
愛さんは馬が好きという共通点もあり、個人的に盛り上がる所が一緒なのとは、関係あるかないか、、よく声をかけていただいて一緒に演奏しています。
この演奏会のもようがラジオでながれたのですが、来月は愛さんとラジオ放送出演の予定です。というわけで、いわき再び。
昨日、愛さんが帝国ホテルでBGM演奏があるから、90分ノンストップで演奏するのに、曲決めてリハーサルしましょう!というので、かき集め作業。
意外と、曲の分数って短くて、足していくと、全然足りない。
普段のコンサートでは、あいだに話が入るのでだいぶ曲数が違います。
自分なりに、ホテルのロビーでBGM演奏をひたすら弾いてる所を想像してみて、1人とか、2人とかしかいない広いロビーでも、ハープの音色に包まれて楽しく演奏してくればいいな!と結論付けていたら、よく聞くと、VIPが沢山招かれる大手企業のパーティ演奏でした。
普段はメインがオリジナル曲。そこに馬頭琴である紹介としてのモンゴル音楽。そして、クラシックやポピュラー等のよく知られている曲を数曲という割合なのですが、圧倒的にクラシックやポピュラー曲を弾かざるを得ない。
馬頭琴では、かなり珍しい現場ではないでしょうか。
そんなこともあって、なんかすごく楽しみな現場です。
で、愛さんから馬のバッグをいただきました^ ^
馬好きは、日本ではあまりポピュラーではないので、貴重な馬好き仲間と馬グッズを分かち合い、喜び合う。けなげ。。
さて、いよいよ秋深まり、今年も近づいてきました。
山の棚田演奏会。
去年は棚田での囲み取材があって、なかなか面白い絵面でしたが、今年は大雨と重なり、それでも駆けつけていただいた鬼木さん。
前回もそうでしたが、近所のおじさんと話してる感じになる鬼木マジック。
そもそも鬼木さんは沖縄の美味しいもの紹介で有名なてんもりさんのブログから、この馬頭琴コンサートを知り、来たという、経緯がちょっと変わってる。
そして、コンサートの日は仕事休んで普通にお客さんとして楽しんでる。
さて今年の衣装は、当日までのお楽しみです。
一つヒントを言えば、棚田に咲いていたツリガネソウ。
さてこの前の満月。
千葉は房総のまことの里という素敵な里山で馬頭琴コンサート。
昼の回夜の回と、主催されたリラクゼーションサロンピュアヒーリングの中村泉さんと、紹介してくださった鍼灸師の田代秀夫さん、あれもこれも沢山動いてくださり、本当に感謝です。
この仕事は、初めての方や場所と出会うことが多く、そこから得る刺激や感覚を日々感じられることが、自分の糧になっているとともに、そうやって、還元されて音につながっているのだなーとも思います。
里山の小さな空の中に山の端が、ぼーっと白く光ってきて、月が上がるとプライベートな空という感じがしていいなぁと思いました。
9月にはひきふね図書館にて、親子向けにスーホの白い馬の朗読と、馬頭琴演奏。
ひきふね図書館の、子ども図書館。がある、っていうのも素敵ですが
大人用の図書館は電気の傘が江戸切子!そして、シックな色合いの落ち着くフロア。
近所に欲しいデス。
私の目の前にいた元気な男の子が、いつの間にかぐっすり寝てしまい、激しい馬の曲を弾いても微動だにしなかった。笑
さて今日は、マザー牧場でした。
この現場が何気にとってもありがたいです。
なぜかというと、まずは普通に山の上で景色が良く、馬もいるし、美味しいソフトクリームもあるし、演奏した後ブルーベリージュースや、手作りソーセージなど美味しいものたくさん。
いや、そんなことではなく。。
屋外演奏って、違う集中力が働く気がします。
風がどう吹いてくるか、音がどう流れるだろうか、私は虫か!というなんか違う触覚が伸びてるに違いない。
それが面白い。
あとやっぱり、コンサートに来るお客様とは違う、マザー牧場に遊びに来てるお客様、しかも、もの食べていたり、他にやることあるわけです。
で、BGM演奏とも違い、ステージが組まれて、さあ今から演奏がはじまりまーす!ということになりますと、毎回、お客様の感じが違うわけです。
連休などの混んでいるとき、日差しが暑いとき、風が強く寒い時、様々。
だからとっても勉強になるし、自分も含めいろいろ興味深いです。
曲が終わった後の拍手があまりにもありがたく感じるのもこの現場ですし、CD売れたら奇跡ですね!
ありがとうございます。
ブルーベリージュースは飲んでしまいましたが、エリンギとマッシュルームとサツマイモの秋のフライと、無添加の手作りソーセージ。
オススメです^ ^あと、ミルクプリンも、これでもかっ!というくらいプルプルです。
遠くまで広がる山並みを一望しながらいただいていると、どこまでもどこまでも限りなくぼーっとしてしまうのはなぜだろう?
苔三昧。
子供の頃、苔係でした。
苔に水をあげる係。
父が丹精込めて作り上げた庭のあちこちに棲んでいる苔たち。
岩に張り付いてる苔には、水をかけてもかけても吸い込まれていくのが面白くて、やたらにかけまくっていたけど、大丈夫だったんだろうか?
苔というと、思い出すのが、高校生の時のクラスメートの男の子。
寮生活で自分の部屋に苔を育てていて、山形の山奥の高校だったもので、卒業した時に、母が車で迎えに来て、同じ関東だったので、その子は一緒に車に乗ったんだけど、発泡スチロールに沢山の苔を入れて、大事に膝の上に抱えて助手席に。
家に着く頃、母が急ブレーキ踏んだ途端に発泡スチロールをひっくり返して、苔が足元に散乱。
その子は慌ててかき集めるも、どうしても、一つ足りない。というわけ。
何度数えても、一つ足りないと悲しんでる訳ですよ。
え?苔って土の塊じゃん。
崩れたら個数も何もないだろうよ。
と思うものの、ちょっとかわいそうで言えませんでした。笑
最近仕事でご縁のできた八ヶ岳。
呼んでくれた興津さんにまた呼ばれて標高2100メートルの苔の森へ。
そこにある白駒池は白馬と娘の伝説があるところでした。
ところで、雨が降ってたので、登山していた頃の雨具を引っ張り出して着ました。
登山してた頃は、遭難した時に見つかりやすいように、派手な色。という理由で買った雨具。
紅葉走りの頃に着てみたら、だめみたい。笑
私が紅葉と思いっきり被っている写真がこちらです。
被ってるどころか、それより目立っているので、紅葉シーズンはいろんな意味でこの色はだめでした。笑
そして、縄文の博物館と温泉巡りをして、夜はペンションブーツで、興津さんが山で採ってきたキノコと川で釣った鮎のご馳走でした。
まさにご馳走だ。
興津さん、30年もこの山を駆け巡ってるから、もうどこに何があるか全部分かるし、どんなキノコでも、一瞬で毒があるかないか分かるといってた。すごい。
そして、こんなに山を歩くのに、一度もマムシと出会ったことがないのだそう。
今度はキノコ狩りに同行したいな。
毎月の満月の日に、ペンションブーツではオーナーのハープ奏者である中野智香子さんが企画したり、演奏したりする音楽会があります。
そこでは興津さんの山の料理も振舞われる。
10月の会のなかで、ほんのちらっと私も馬頭琴を演奏するかもしれません。
というわけで八ヶ岳アゲイン。
映画バケモノの子を見た。
動物やバケモノって複雑さが無くてだから純真。人間っていろんな面を抱えてるから、尊くもあり、醜くもある。
どんな場合でも常にいろんなもんを内包している。
自分でその複雑さをどこまでリアルタイムで面白がれるかってことで、随分生きやすくなる。
いい作品に出会うといろんな事考える。今日はそんな日。
自分にはワガママでいいと思う。
誰かに対してワガママを言うんじゃなくて、自分の世界ではワガママでいいんだ。
やりたくないことをやらなかったら、やりたい事だけやったら、どうなるんだろう?
これは子供の頃から常に考えて時には実行して来たこと。
なかなかこの実験は周りとぶつかる事が多いので、時には村八分的に、時には家出同然。なこともしばしば。笑
だけどそれも経験で、随分今は楽にワガママができるようになった。笑
つまりやりたい事をやるための努力は惜しまない。
周りはやりたい事をやらせてなんかくれない。
やりたい事をやらせてくれるのは自分だけだから、自分のワガママは自分が聞いてあげないと。
そうやって少しづつ自分の世界をおしひろげて、自分の空間を作っていく。
だから、死んじゃいけない。まだ寿命があるのに。
自分が息できるちょっとした空間はほんのちょっとした事でいいの。
よく雪崩に会った時に、両手を口の前に持って来てれば、雪の重さに押されて息ができなくても、口の周りだけちょっとずつ雪をかいていって、息ができるスペースを作れば生還できるって話を聞くけど、あの方法だと思う。
学校や会社や人間関係の重圧の中で息ができない時に。
私はよく妄想という手段で息抜きをしていた。
八方ふさがりだと思った瞬間から、その八方がどんなに巨大なものでも、宇宙から見たらちっぽけな八方なんだから、と細い糸をその宇宙に繋げる。
その出口だけは見失わないように確認してから、また現実に揉まれる。みたいな。笑
いつもの缶コーヒーを、今日はちょっとゆったり座れる居心地のいい椅子で、丁寧に淹れられた美味しいコーヒーを飲む。
もしくは、誰にも邪魔されない場所で、自分だけの好きな空間に居心地よく逃避する。
近所の夕日が綺麗な自分だけが知ってるスポットだっていい。
遠回りして、今日の予定をすっぽかしても。
そうしてほんの少しの息できる空間を毎日ちょっとずつ増やしたり、一回はしたりする習慣をつける。
誰かに、また逃げてるって怒られても、お小言だったら、すみませんって謝って、そして自分を大切にできた今日の自分におめでとうって言ってあげればいい。
社会の中で生きるって、みんな全く素人のようなもんじゃないかな。
人間って自分が生きる社会に適応して生まれてくるわけではないから。
だからなんか行き詰まっちゃったら、やり方変えてみようかなって、いくらでもやってみたらいいと思う。
私はなんで音楽をやってるんだろうと思ったら、この場所は何市の何区の何街の何番地で私は誰と誰の子供で、といくらでもどこかに属している説明が可能な一個人だけど、そんなことぜんぶ突き抜けちゃえる世界があるって証明したいのかもしれない。
私の音楽を聞いて旅に出たくなるって言ってくれたひとがいた。
そんなことのために音楽やってます。