~第6回 美炎・馬頭琴の調べ~ | |
日時 |
2016年10月16日(日) 受付 10時頃~ 開演 11時 |
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会場 |
山の棚田 栃木県那須郡那珂川町小口878・梅平地区内 |
出演 |
馬頭琴 美炎 キーボード 竹井美子 ドラム・パーカッション 前田仁 |
チケット |
前売り 大人(高校生以上) 2500円 子ども(3歳以上) 1200円 当日 大人(高校生以上) 3000円 子ども(3歳以上) 1500円 ※定員に達した場合、当日チケットの販売はありません。 |
チケット販売 お問い合わせ |
Web:hirocraft.com/miho メール:info@hirocraft.com 携帯:080-3349-3465 Tel&Fax:0287-92-5660(廣田) ※前売りチケットは「ファッションあらい」さま店頭でもご購入いただけます。 |
馬頭琴の調べ ~響けゴンドラの唄~ |
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日時 |
2016年9月24日(土)14:00開演 |
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会場 |
猪野々集会所 (吉井勇記念館隣) |
出演 |
馬頭琴 美炎 ピアノ 竹井美子 |
チケット |
入場無料 |
チケット販売 お問い合わせ |
吉井勇記念館 |
自分にとって何が一番大切か。
もってるひとは、存在感が違うなと思います。
自分にとって何が一番大切か。
それがあれば、選択するときに迷うことなく選択できる。
実は試練が伴ってるから選びたくない方だったりするんだけど。
今日はJAZZサックスの中村誠一さんのお宅でリハーサル。
誠一さんの教え子でもあるピアニストのセタさんと、ドラムの前田さんと、私と四人。
誠一さんは、前にもご一緒した時に、話してくれたいろんな話、今回も休憩のお茶の時に、色んな話をしてくれました。
誠一さんは、今までの音楽経験の中で感動した話をしてくれます。
本当に音楽好きな人だなって心から思える。
色んなすごい経験の中で、本当に感動した話やら面白い話、聞いていると、それが蘇ってくるようで、また、そうだよね。音楽って、そんなところが醍醐味で、たいせつで、だから、音楽してるんだよねって、とても共感できます。
それが、やっぱり演奏していても、同じだなと思います。
その人が何を一番大切にしているか、やはり音楽にあらわれてくる。
だから、こんなにJAZZわかんないは、アドリブも経験少ないは、なのに、楽しい!と思えて私は委ねられるんだなと思います。
来春あたりに、モンゴル民謡でJAZZ!!
もあるし、誠一さんや、私のオリジナル曲、JAZZスタンダードなど、様々にプログラムくむ予定なので、お見逃しなく。
一人立つ瞬間。
心は真っ白。
自分の中にふと生まれるものを感じてみると、感情がどこへ行きたがってるか、それによって表現がうまれてくる。
それが即興だったり、作曲だったり、演奏の表現だったり。
自分を自由にさせてあげること。
それが自在にできると、懐に招き入れる余裕が生まれる。
そうすると、一人でも遊べるし、誰とでも遊べる。
そんな輪が生まれた瞬間、その世界が、完全になる。
そしたら、その体験が、どう生きたらいいか教えてくれる。
そんなものなのかもしれない。
(リハ中のセイイチさんとセタさん。)
外が真っ白で雨がざんざん降っていて、木々も揺れていて、そんなのを窓から眺めてただ座ってるか、寝転んでる。
っていうのが好きです。
ふと時間がない場所に行きたいと思う。
人が何キロも住んでないような海岸線の小屋の窓から真っ白に煙る空と海とただ眺めてるだけで、それ以上もそれ以下もおこらず、そのまま。
明日のことも昨日のことも考えず、ただ嵐の様子を眺めてたい。
そんな場所が欲しいから人は別荘を買うのだろうな。
ふと目を閉じたらその場所があって、次に目を閉じるまでそこにいられたらいいな。
湯河原へ行きました。
作家の田口ランディさんからの声かけで、発達障害の子供達とその家族の方々やボランティアスタッフの方々、アーティストの中津川浩章さん、音楽家の巻上公一さん達との濃い2日間。
相変わらず無知の状態でもぐりこんだ人。
でも、子供の時からなぜだか、人に懐かない動物や、人に懐かない人に(⁈)懐かれる事があるのは、同じ匂いがするからなのか。
かわいい女の子に沢山キスされたりと、なんのご褒美だろう?
どちらにしても、自分のできることは限られていて、その場にただ居るようにするっていうのが自分のできることだったりする。
音楽弾く時も。
昼間はTシャツに絵を描く。
中津川浩章さんは、障害を持った子供達との絵を通した活動も沢山されている絵描きの方で、どんな風に絵を描くのかなとか、ただみていたくて、見れて満足でした。
そして流石に、他の人の描いた絵と一線を画しているのでした。
ご本人は、それじゃだめだ!と自分のことをおっしゃっていましたが。
あれは不思議。
思いついてその場で遊ぶように描いているのを見てましたけど、何かがくるくる働いて、ここにはこれ!ってあるみたいで、出来上がったものは作品でしたから。
でもそれは即興演奏も同じかな。
誰でも即興演奏はできる。
でも、きっとここはこれ!っていう瞬間があるかないか。
巻上公一さんはドラえもんみたいに不思議なバックから不思議な楽器や楽器じゃない物をあれこれ取り出して解説してくれて、それだけで面白い人でした。
巻上公一さんとの即興演奏はあー、まだまだもっとやってたいなー。というくらい面白い。
その間、重度の障害を持つ子供達がわらわらと吸い寄せられてきて、私は巻上さんと演奏することに夢中でいながら、一方で、よくこんだけ沢山近くにまとわりついてきてるのに、弓にひっかかったりしないで、邪魔なようでいて邪魔じゃないという不思議な光景を楽しんでもいました。
ランディさんが作ったモンゴル草原が舞台の子馬の物語。
子供達も大人達もめいいっぱいの朗読で、ヒカシューの元メンバーだった、このサマースクールの舞台でもある幼稚園園長の井上誠さんか描いた、モンゴル草原が、本当にモンゴル草原。
ぶっつけ本番の演奏もまた、巻上さんと楽しくやりました。
ランディさんはそれにしても本当にエネルギッシュ。
夜は特別⁈ランディさんの家に泊めてもらい、和室の客間から続く庭からは海が一望でき、蚊帳の中で寝っ転がると、朧月がみえて、波の音と虫の声と、涼しい風で、夢見心地で、さっきまでの濃い楽しい時間と共に、いつのまにかぐっすり寝ました。
そして、普段聞くことのない絵と、演劇にまつわる業界裏話を控え室で夜遅くまで聞けたのが興味深かったのと、ヒカシューってどいう意味ですか?と巻上さんに聞いて、思わぬ面白い話が聞けたのも贅沢な時間でした。
あー巻上さんとアルタイ行ってみたくなっちゃったなー。
そしてランディさんともっとゆっくりお話ししたかったなー。
中津川さんが絵を描いてるところをもっとみていたかったなー。
っていう2日間でもありました。
この2日間で出会ったどの人もなんだか初めてあったような気がしない不思議な出会いでしたが、2日目にご家族の方々に寝っ転がってもらっているところで演奏してたのはまた不思議な経験。
対面しながらの普通のコンサートは、やはりどう持っていくか、何をどうしてどうなるというある程度のコントロールが聞く場所だというのを改めて知る。
いろんな場所や機会やシチュエーションを与えられていることに感謝です。
それにしても子供達のエネルギーとそれに負けない大人のエネルギー。
の渦に巻き込まれる私。
なんとか弾くだけは弾いたという感じでした。
皆様お疲れ様でした!!
ランディさん誘ってくれてありがとうございます。
あとランディさんの旦那さんが作ったカレーライスと朝のお味噌汁が美味しかったな〜〜。
月がみちる
今日は満月のようです。
そういえば先日の八ヶ岳の夜のライブでは縄文の博物館館長さんが、三日月は人間が肉眼で見える月なので、新月から3日目に復活再生するという思想が古代にはあるという話。
陰暦の月に沿って生活するととてもぴったりくるという話。
陰暦の話はよく種まきや収穫など、陰暦の通りだと聞く。
館長さんはとても縄文の文化を愛していて、自分もそんな思想や生き方を少しでもしたいなと思っているけれど、もう陰暦にかわることはこれからないのだから、そういう現実をちゃんと踏まえて、どこまでなら取り込めるかと考えている。
という、なんかとても共感できる話でした。
もう陰暦にかわることはこれからないのだから、というあたり、陰暦にまた戻すべきだと思わないあたりがなんだかじーんとするのでした。
変えることのできない状況ってある。
若い頃はなんでも変えられると思っていたな。
今考えるととても守られていた環境にいた。
変えられない状況は確かにあって、それは大きな波のよう。
満てちくるものを止められない。
それなら自分はどうするか。
その大きな力の前にどう立つのか。
まともに波をくらうのか。
波をくぐり波の底で耐えて通過する波を見ながら、のる時を見極める。
諦めることとは違う。
今ある状況の中での一番の理想を思い描く。
波を読むこと。
それでも、
どうしようもなくて、かなしかったら泣くしかない。
それがあとから力になる。
悲しみをちゃんと受けたら、その悲しみは自分の力になってくれる。
なぜなのか
なぜなのか
答えなんかない
悲しみをしっかり通過した先に
わかることがある
月はみちるものだと。
月みちる
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先日のサマーアースライブ2016
ひょうご環境体験館でのライブの動画
オリジナル曲の月みちるです。
馬頭琴 美炎
キーボード 竹井美子
ドラム 前田仁
ちなみにこちらは牛窓てれやカフェでの月みちる。
最初に荒城の月を弾いてからの月みちるです。
どちらも違うので聴き比べてみてください^ ^
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