こうふくのしま
あらためまして。先日アップしました動画。(上記こうふくのしまタップでみれます。)
それぞれの人がそれぞれの想いを、想いなおすこの日。
こころは静かなさざなみになる
この一節が好きです。
音楽も感情も人生も波のように膨れたり、落ち着いたり。繰り返す。繰り返す。
それでも
こころは静かなざなみになる
ランディさんが馬頭琴の曲と合わせてくれた写真と言葉。
心を波立たせることも、さざなみにすることも、等しく可能だと、あらためて思いました。
波立つことにあらがうのではなく、波だった後に、その波の行方をみること。
みなさんと共に。
美炎
言えないことってたくさんあるんだなーと最近よく思う。
言いたいことを言うことが表現ではないんだな。
今日は二つの絵の展示を見てきましたが、まったく違うものでありながら、表現し続けることについて思わず自分のことも振り返りました。
自分の心の中にある火種のようなもの。
それがあるから続ける。
何度も見失いそうになり、何度も道をそれるのだけれど、たちかえれるのは、その火種があるから。
例えば人を喜ばしたい。とか、いろんな事が言えるし、いろんな要素を体験もするけれど、それはやはり結果であって、いいことでも悪いことでも、単に結果であって、
本当にやる理由というのは心の中の火種なんだな。
そのことを突きつけられて、良かった。
火種を自分で消さないように、どう維持し、時に炎を立ち上がらせ、時に消えない程度に鎮める。
そうやって自分の中にある火種と一生付き合うこと。
もう運命なのだと思う。それは。
今日のことは忘れない。
人はみんな違う。
私の中の火種を私の炎に。
作家の田口ランディさんが3.11の慰霊祭に書いた詩。
こうふくのしま
先日のブログにて詩を紹介しましたが、作曲して馬頭琴でメロディーを弾いたのを、ランディさんがブログで紹介してくださいました。
YouTubeに素敵な動画を作ってくれたのがあります。
上記、こうふくのしまをタップしますと、その動画を見れます。
言葉がうまく話せない男性から毎日3年間、花の写真が送られてくるそうです。
そのことを綴った言葉と花のスライド写真が、馬頭琴のメロディーと合わさって、とても素敵なのでぜひ見てください。
ランディさんの詩からインスパイアされて作ったメロディー。馬頭琴で弾くと、言葉が消えてしまうのですが、私にとっては馬頭琴を弾くのは言葉で歌うことと同じ感覚があるので、ランディさんの動画に綴られたメッセージを読むと、なるほどなーと思いました。
あの日から5年。
あの日を境に、心の中にたくさんの人が抱えたもの。
日比谷図書館って、日比谷公園の中にあったのかー。という初歩的な合致があって、日比谷図書館で2回ほど演奏したことを皮切りに、なぜか日比谷図書館のお向かいの帝国ホテルや、東京会館や、昨日は日比谷とは聞いていたけれど、
またもや日比谷公園の向かいだったので、この辺りの車での一方通行にも慣れました。
呼んでいただく先も、共演者も全く違うのに面白いですね。
ちょうど昨日は明日東京マラソンということで、朝一番のお堀の周りはマラソンの下見の人か、予行練習の人か、毎朝の日課で走る人とは少し違う周りをキョロキョロしながらのランナーの方がたくさんいました。
ワールド航空さんのモンゴルツアー紹介イベントでの演奏。
モンゴルアピールをいろいろしてきました。
公民館主催のレクチャーコンサートで、モンゴルの話を挟みながら演奏した時に、皆さん、モンゴルへ行きたくなりました!!
という感想がおおかったのが、私には意外だったので、少しは今回もお役に立てたでしょうか。
控え室で待っていた時に、グリーンランドやアラスカの旅行の企画があったので、あーーーいつかまた行きたいな〜と旅こごろをくすぐられていました。
ウランバートルの事も思い出したりしているうちに、
ウランバートルといえば、ボルシチが大好きなので、レストランで、ボルシチが食べられるところを探して、よく食べた事を思い出し、
ピアニスト竹井さんに、この後、ロゴスキーにボルシチを食べに行こう!と誘う。
調べたら、以前渋谷にあった昔からのロシア料理、ロゴスキーは銀座の一階に文明堂が入っている銀座通りのビルに移っていて、ここから歩いて行けることが判明!
銀座に来ると、おじいちゃんを思い出します。
本当はおじいちゃまと言わないと、おじいちゃまに怒られるんですけどね。笑
もう亡くなって数年経つので、いいかな。
一人でも、おばあちゃんと二人でも、とにかく、よく出歩いていました。今日はどこへ行ったの?と聞くと、銀ぶら。
とにっこり。
新聞を小脇に抱えて、京成電鉄にのって、銀座を散歩して、四丁目の喫茶店でサンドイッチとコーヒーを飲んで帰ってくる。
さて、ロゴスキーに辿り着き、どれも美味しそう。
ボルシチのスープも付いているビーフストロガノフのセットランチにしました。
ランチの話題を詳しく書くのも私には珍しいですが、ロシア料理となると、なぜか。
父がロシアにいたことがあるので、幼い頃よく新宿のロシア料理に行ったり、家でもボルシチやロシア紅茶を飲んでいたり、ロシアの絵本がたくさん家にあったので、なんだかロシアは行ったことないのに懐かしい気がします。
ちょっとロゴスキーさんのビーフストロガノフランチを。
竹井さんの石垣島お土産黒猫さんが写り込んでました。
ちょうどどんかぶりしてますが、キノコのフェンネルとレモンと玉ねぎを和えたものが美味しかった。
暖かいパンについてくる、胡桃のバターも。
ボルシチって美味しいね!ぼるでいっくシチューの略だと思ってた。と相変わらず不思議な事を言っておられました。
竹井さんが、トマトでボルシチつくったんだけど、こういう風にならなかったなー。
というので、それはトマトスープができたんじゃないの。
と返しておきました。
その後で、うちの母がボルシチ作った時期が昔あったんだけど、あれは絶対ボルシチじゃなかった。
と言っていたので、じゃあ、竹井さんのせいじゃないね。笑
前菜とボルシチで満足してしまったので、ビーフストロガノフが入るか不安でしたが
ご飯はほんの少しで、マッシュポテトが添えられていました。
そりゃロシアでは黒パンと食べるのでしょうね。
ふと、ストロガノフの意味が知りたくなり、調べたら、
ロシア語では、ベフストロガノフといい、ベフはビーフの意味ではなく、〜流という意味で、
どうも貴族のストロガノフ爺さんが、歯が抜けて、大好物のビーフステーキが食べれなくなったので、ビーフを細かくして柔らかく煮たのがはじまりらしいです。
〆はもちろん
寒い時期にボルシチもロシア紅茶もあったまりますね〜。
と、優雅な昼を過ごしたのち、一路成田のホテルへ。
労働組合の10周年記念の席で頭に、サプライズで3曲ほど弾いてほしいというご依頼でした。
地元を通り抜け、ホテルの部屋でとりあえず、竹井さんと昼寝。
夫婦で一つベッドに寝るのはやだけど、女友達とならいいよねー。と竹井さん。笑
演奏の後もパーティーに参加させていただき、楽しく過ごしました。
やはり議員さん挨拶もあり、実は以前のコンサートで数度お会いしている議員さんが声をかけてきて、サプライズ演奏だったので、お互い知らずに驚きました。
帰り道、竹井さんに、地元にわりと近いエリアだったから、どうして私はMCで、近くから来ました。って言い忘れたんだろう。。
と話していて、あ、今朝日比谷の大都会から成田に来たからすっかり、忘れてたんだ!
と、私って、単純ですよ。はてしなく。