幕間
次のストーリー展開は全く違う物語のはじまりだ。
一つの話が終わりを告げる。
当たり前だけど、終わらないと次の物語ははじまりようがないのだ。
今の安心感を手放さないで次の冒険はできない。
違うやりかたを試すチャンスだ。
今年の正月はちょっと面白い。
女友達と二人で過ごした。
年は一回り弱違うのに、お互い共通点が多くて話が弾む。
彼女はゲームのキャラクターデザインを3Dで制作したりする、私には分からない世界だけど、フリーで創作活動している点で、いろいろ話が共通する。
私は彼女の描く世界が好きだし、彼女は私の音楽が好きだ。
そんな関係もありがたいなと思う。
仕事で絡むこともある。
彼女の実家が岡山で、私の父が岡山にいたりして、岡山で会うこともある。
考えたら不思議。
彼女の画家であるお母さんにたまたま岡山のカフェで話しかけたのがきっかけなのだ。
東京ではじめて彼女と会った時、あろうことか二人して同じイタリアのユニコーンの手帳を持っていた。
出会いって不思議。
今年は一体誰と出会い、どんな物語がうまれるのかな。
今からもう次の一年を振り返るのが楽しみだ。
楽しみと思えるこの今が幸せだ。
楽しいことばかりではないだろう。
もちろんそれが人生だから。
それでもそこから何を学んで何を生かすかそれがチャレンジだと思えばそれもまた楽しみの一つだ。
まだ見ない道をまだ見ない景色をワクワクしながら進んでいこう。
幕が開けるのを怖いと思うのか、楽しみと思うのか。