パミールの花 | |
日時 |
2018年6月26日(火)~28日(木) |
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会場 |
詳細はブログをご覧ください。 |
出演 |
馬頭琴 美炎 パーカッション 前田仁 |
花蓮~大東 |
台湾を巡る旅でした。 |
台湾大家 |
多感謝! |
毎年移動距離が増えてる気がします。
移動とか、旅とか全然平気。むしろ好きでよかった。
そりゃジプシーに憧れてたのだから仕方ない。
だから遊牧民の楽器やってるのかな。
とうとう車が四年で20万キロに。
車検の時に、10万キロ以内であれば、オプションが付きますよ。
その方はおそらく10万キロ未満だろうから、どれにしますか?
という勢いだったけど、アー、たぶん超えてます。
と答えると、じゃあ見てきますね、とわざわざ見に行ってくれた。
そして、すみません。オプションはつきません。
冷静を保とうとしてる感じがみえました。
ま、いいじゃないの。車は移動するためにあるのだもの。
元馬頭琴の生徒さんで、馬好きの他にも色々と共通点のある友人と久しぶりに再会。
彼女は美味しいものアンテナが素晴らしいので、オススメのお店へ。
いつのまにか撮ってくれた写真。
好きなことの話が共通してる同士で話するというのは癒しの時間なんだな〜
ネイティヴアメリカンの話になり、自分の中では馬で走るって、オリジナル曲ではアリゾナの平原を走ってるんだ。
というと、わかる!
私もモンゴルじゃないなと思ってた。
という話になり、そういえば、アリゾナ大好きで音楽嫌いな馬のおじさんが、美炎ちゃんの曲だけはなんかわかんないけど心に来るんだよね。
って言ったのは、きっと私の中ではアリゾナを走ってるからだ。
と言ってなるほどね。ってなった話を思い出す。
どこ走ったっていいんだけど、モンゴルの草原を思い浮かべる人が圧倒的に多いです。
それでいいんです。
やっぱりボラグさんの万馬の轟弾いてる時はモンゴルかな。
彼女が、うん。モンゴルの草原じゃない。
宇宙って感じ。
もっとひろいの。
って言ってくれたのは嬉しかった。
風の馬はアリゾナの平原を走ってるけど、天に昇ってくから。
それにアリゾナは宇宙と繋がってる感じがどうしてもするんだ。
だから、同じことを感じてくれて嬉しかった。
私のオリジナル曲は、舞台がアリゾナか、日本か北極か宇宙ってくらい素っ頓狂。
モンゴルはもちろんモンゴルの曲も弾くので自分では作らないです。
で、面白いのは来週モンゴルweek です。
すでにモンゴルというものからどんどん離れていく私ですが、なぜか思いっきりモンゴルの馬頭琴奏者とアンサンブルです。
つい先日初リハーサル参加して、来週またリハーサルがあり、そこからの本番3日間。
アサル国際馬頭琴アンサンブル。
今年は馬頭琴は日本人私一人のようですが、チラシでは美炎だけなので、何人がわからない。。
そして本番3日前に到着するドイツからの馬頭琴奏者と同じパートということで、私は普段弾かない低音パートで、チューニングを普段と変えてのぞみます。
18日は静岡
19日は東京サントリーホールブルーローズ
20日は茨城。
10年ぶり?くらいの懐かしいモンゴルの人と、初めましてだが、共通の知り合いも多いモンゴルの人の中に混じり、リハーサル。
モンゴルの人達といるとこんな感じだったなー。と何かが懐かしい。
ホーミーやモンゴル琴や、揚琴もあり、モンゴル音楽の世界。
習い始めた時はむしろこんな感じの環境にどっぷりいたなと懐かしい。
馬頭琴同士で弾くことが今は一切ないので、単純に面白いし楽しい。
同時に、私がいまやってる音楽というのが、本当に元のものと違う世界になってる事をおもう。
自分のやりたい事をやれることに改めて感謝。
19日東京でのチケットあります。
来たい方はこちらにメッセージお願いします。
モンゴルweek の後は、ちょっと原点に戻ってきます。
どういうことかは再来週♪
もうすっかり書いたと思ってたら書いてなかった。
元寒立馬のユウロウくんとのコンサート♪
いやあ。
何だろう。
あのもこもこの大きくて優しくてあったかい生き物は。
こんな素敵な時間を得られたのは他でもないこのユウロウ君を預かると決めた魔女さん。
魔女さんって言うとなんか人によってどんな人想像するか様々だと思いますが、みんなから魔女さんって呼ばれてるようなので、魔女さんとしておきます^ ^
魔女さんと出会ったのはもう随分前。
正月頃のブログに書きましたが、私が人生初ソロのライブをしたのがなぜか富津。
そこに来てくれたお客様でした。
それから長い年月たち、1月の君津市民文化ホールでのコンサートに来てくれて、馬飼うのが夢なんです!
と言われて、
なんですかそれ?!!
飼ったら絶対行きます!
って言ったものの、そんなこと言う人の話もっと聞きたくなって、遊びに行っちゃいました。
この魔女さん、お菓子作りや手芸などもプロで、旦那さんとイギリスのチューダー様式の洋館まで手作りしてしまうという。。
行くと、なんと家の脇に馬場と馬小屋があるし。
あとは馬を迎え入れるだけ。
そう遠くない日に実現するのかなーなんて。
でもまさかこんなの早くに。笑
実際のところは、魔女さんのお知り合いの岩手遠野の方が、元寒立馬のユウロウくんを二ヶ月預けるという形での馬飼。
魔女さんよりお便りありまして、ユウロウと一緒のコンサートしたいと。
お馬さんのお披露目会したいからその時にと。
で、
馬場の中で演奏してほしいと。
お客さんは柵の外。
ああそうでした!
その下りは、ブログに書いてましたね。
で、
重複しますが、
お馬さんの現場って色々ですが、神経質なところが多いので、気を使います。
実際、神経質なお馬さん多いと思います。
馬種や、飼われてる場所にもよると思うけど。
だから、いいの?え?いいの?って思ったのと、ユウロウくんの反応を見てみようと、前田さん誘ってユウロウに会いに。
でね、本番を迎えました。
まず、栃木からわざわざ駆けつけてくれた馬好きの竹澤奈菜さん撮影。
それから鉄馬にいつも乗っていて、馬も好きになりつつある、館山のユキさん撮影。
幸せな時間ってあっという間だけど、心の中にずっと残りますね。
魔女さんが夢を叶えたことによって、私を含めてみんなが幸せのお裾分けを頂いたなぁ。
ユウロウは岩手に戻ったら馬搬の訓練はじめるそうです。
3歳の栗毛の子馬。
はい。
モンゴル民謡。
4歳の栗毛の子馬弾きました。
もう今から、岩手にユウロウに会いに行きたくなってます。
この仕事していると、夢を形にしている方の現場に呼んで頂く事が多いです。
先日のキャロットパーティーもそうだなぁ。
この地域の良さを最大限に楽しもうと活動している小藪さんと、八街で人参作りに夢を託す農家さんがタッグを組んでの企画。
そこにシェフの腕が加わり、これまた幸せな時間が生まれました。
そしてここの売りはこのスタジオ。
音が上から降ってくるように設計されてます。
それもそのはず、音響の赤川新一さんが設計。
私たちも昨年1月にここで新しいアルバム二枚撮りました。
残念ながら赤川さんは亡くなられましたが、音が降ってくるこのスタジオはその赤川さんの功績もまた思い起こす場所です。
風が吹くと笑いが止まらなくなる事がある。
どんな風でもっていうわけじゃない。
山歩いていて吹いてきた風。
演奏していて吹いてきた風。
山の稜線で下から吹き上げてきた風。
山の谷の回廊の奥から吹いてきた風。
山形の小国町。
黒沢峠へ何年ぶりかで行った。
学生の頃は本当によくいったので、普通に通るだけではあきたらず、ある時なんか自転車担いで登った。(謎)
それなのに、道を間違えた。
こんなところなかったはずだなーと思いながら、記憶は頼りにならんなと、林道を歩く。
みちみち山菜がたくさん。
渋谷のレッスンが終わった夜、ほとんど前田さんの運転で車を飛ばし、明け方に小国町へついた。
いつもいく田舎の家は、おだまきの家。親戚や学園の卒業生や先生が集うこともある家。
二階に忍び込んで敷いてくれていた布団に寝る。
少し寝たところで下に降りていった前田さんが戻ってきて言った。
下におばあちゃんがいっぱいいた。
ああそうでしょうね。と笑う。
五月の連休。
私の母や母のいとこや親戚や村のおばあちゃんやら古い先生達などみんなおばあちゃんが多い。
そして山菜パーティーだ。
絶対捨てないおばあちゃんがいる。
お茶っぱはふりかけになるし、皮はジャム。種はお酒。とにかくなんでもだ。
鬼胡桃を沢山拾ってきたのをフライパンで炒った匂いが二階まで昇ってくる。
くるみ割りを忘れたというので、トンカチで割る。
そして千枚通しでほじる。
トンカチでまた叩いて粉々にして、これはコゴミのくるみ和えを食べたいと思う。
そんな訳で、コゴミ目当てなのに、コゴミが見当たらない。
上の方まで行くと、軽トラックがすれ違う。
少し上で止まり、山菜とりしている。
よっていって、コゴミありましたか?
と聞くと、籠いっぱいコゴミ。
持ってけ!
って、たんまりもらう。
それで、黒沢峠はあっちだよと道を間違えた事を教えてもらい、私達は坂を下りる。
しばらくしてまた軽トラックが降りてきて、なんと私は買ったばかりの岩手一関の山葡萄染のスカーフを落としていたらしい。
拾って届けてくれた。
コゴミを教えてもらい、タラの芽も採ってもらって、クルマに置いてあるCDを差し上げようと車へと走る。
でね。
このブログの一つ前のコメント欄に、なんとその山菜おじさんよりコメント来てました^ ^
嬉しいなあ!
そうそうここで間違えた。
ここが峠の入り口。
さっそくタラの芽!!
と知らず知らずのうちに山菜ばかり探しながら歩いてる。
なんかそのうち、あれ?トゲないなーと思っていて、ちょいタラの芽と様子が違うけどいいかって摘んでく。
持ち帰ると、これはコシアブラよ!タラの芽より高級なのよ!と喜ばれた。
もしかして目覚めた熊がひよっこり出てきたりするかな?
馬にのってもこうなる。
小国町道の駅白い森で毎年連休に開催されている石楠花祭りで出演のはずが雨がすごくて中止。
残念でした。
なんと東京から、これ聞くために来たというご夫婦がいて、申し訳ないかぎりでした。
石楠花祭りでは、お茶とお菓子もいただきました!
なんとブナの若葉は食べれます。
暴風雨で中止なのに笑っちゃってますね。
あんまり風強くてそんなんでも笑いました。
先ほどのご夫婦も夕方の小国駅前のスーパーアスモでのコンサートになんとか来れることになり一安心。
アスモにこんなに人が!
石楠花祭りとアスモに呼んでくれたのは高校時代の同級生である真由美さん。
地方創生を担ってます!
何度か書いている、小国町にある独立学園でもって寮生活していた私は、とても濃い高校時代の3年間をここで過ごしました。
一言でいうなら、山を駆けまわった。
真由美さんがね、最初の司会で何を言うかと思ったら、美炎さんは、今でこそ綺麗にしてますが、当時は坊主にしたり、千葉まで自転車で帰ったり、歩いて帰ったり、やんちゃでした。
と言うので、思わず私は素に戻ってしまったんでしょうね。
照れてしまいました。
お客さんの半分は当時の私をよく知る人達でしたから、なおさら。
真由美が顔を赤らめた私をみて、しまった!言うんじゃなかったと後悔したそうですが、大したことはありません。
自分で素に戻ると照れるんだなって事がわかって面白かったのです。
舞台に立つと、割と平然としてるのは、なんか化けてるんですねきっと。笑
風に飛ばしてしまった岩手一関の山葡萄染めスカーフ。
みのちゃんは同じようにいつも山を駆け回り、一緒に自転車で帰ったり、歩いて東京まで帰ったりした、前のブログに書いた、現代農業の編集長をしているヒロと仲間です。
みんなそれなりに貫禄つくよね。
こちらではカタクリの花もおひたしです。
行者ニンニクは生で味噌つけてかじると美味いと、地元のチヨさんにおそわり、たんまりもらってきました。
みんな草食べてる。
前田さんは今まで山菜などあまり食べたことなかった様でいちいち感激してましたが、本当に小国町の山の豊かさは半端じゃありません。
まず、やっぱり来るなら、五月の連休の頃。 山菜パーティー。
次に来るなら秋の紅葉とキノコの頃。
それから夏は濃い緑の中で飯豊連峰に登る!
小国町大好きになったら、真骨頂は冬です。
なにしろ三メートルから四メートル降ります。
二階から出入りできますよ。
ここへ来たら必ず寄るのは、飯豊連峰が目の前の梅花皮荘。
ここの温泉とてもいいお湯です。
目の前には大きなガラス窓からこの景色。
雪解け水の勢いよく流れる水音に気持ちも身体の中も洗われます。
今回の写真。
前回一昨年の12月初めに来た時の写真。
前田さん。
悩みでもあったのかな。
梅花皮荘の入り口にはこんなのあります。
これある意味リアルね。
だって毎年熊祭りするんですもの。マタギの里ですもの。
木村屋のお菓子も必ずたんまり買って帰りますが、駅前スーパーのアスモではこれです!
たかきび
たかきびのソフトクリーム!!!小国町は雑穀でも有名。
コクがあって優しい味わい。
いくらでも食べれます。
夜はおだまきの家でホームコンサートもして、泣く泣く次の日帰ります。
今年は春に来れて良かったなー!
毎年来なきゃね。
冬の間の溜まったものが自然に流せてもらえるもの。
体力作りして飯豊にものぼりたいなあ!!
ゲーム音痴です。
全くやったことないし、自分ができる気がしないので今だに食わず嫌い。
でもゲーム好きな人がまわりに結構いるの。
それでちょっとわかったのは、子供の頃ファンタジーに非日常を感じて遊んだような感じらしいということ。
で、見てみた。つい最近スピルバーグ監督のザ・ペンタコンペーパーズがとても良かったので、見てみたくなった。
スピルバーグはずっと好きですが、あまりにも違うこの映画を同じような時期に撮ってるてまずそこがすごすぎだ。
レディプレイヤー1
うーむ。
楽しい。
ゲーム全然わかんなくても面白い。
スピルバーグは死んでも向こうの世界から映画を配信するんじゃないか。きっとそうに違いないと思ってしまった。
いいなぁ。物語って。
人の家の本棚で出会った「青い馬の少年」
アリゾナが舞台の物語。
手にとってすぐに、これはもう大好きなやつだって予感がする。
ドキドキしながら、読み進めながら、全部、ここにはこの曲、ここにはこの曲って思ってる。
この為に描いた曲なんじゃないかっていうくらい、ぴったり。
そりゃそうか。アリゾナが舞台のホワイトバッファローの伝説の曲の中から三曲を使う。
他、風の馬。
実はこの風の馬。自分のイメージの中ではアリゾナの大地を走ってるのです。
なんでモンゴルじゃないんでしょうね。笑
わかりません。自分でも。
山川建夫さんの低い深い暖かい声がこの物語のおじいさんにぴったりです。
私は少年。
4月28日土曜日
13:45open
14:00start
この日は中国の画家の方の展示会中で、画家の方も中国から来るそうです。
天津大学の先生でもあるそうですが、この方の名前の漢字が変換できなくて、これをご覧くださいm(._.)m
山川建夫さんとの朗読「青い馬の少年」今までのペースは2年に一回くらいなのでこの機会にぜひ。
二部はコンサートです。
五月は山形へ!
小国町の道の駅での石楠花祭りにて5月3日13時より。
そして小国町のアスモにて
そして5月の18.19.20はアサル馬頭琴アンサンブルに参加して、静岡、東京、茨城とまわります。
チケット持ってますので、興味ある方は連絡ください。
馬頭琴はオーストリアやドイツ、アメリカなどから一人ずつ参加。日本からは私。そして日本在住のモンゴル国と内モンゴル自治区の馬頭琴奏者でのアンサンブルです。