まっくらなくるりからくるまでかえる。
真っ暗な久留里から車で帰る。
もう何度そんな事があったかな。
私が初めてソロライブした富津を皮切りに、まだおぼつかない人前での話や演奏をプロとして沢山経験を積ませていただいたのが、ここ君津や館山界隈なのです。
なんでこの辺りと繋がったの?
と竹井さん。
君津市民文化ホールでの打ち合わせを終えて帰り道の車の中。
実は、とにかく一人で演奏した経験もやり方も分からず、公園でのイベントにて、うろうろしていたところ、白い風というお店を出している竹内好美さんという方のお店に引っかかる。
私のCDの中に白い風というオリジナル曲があったからだった。
ダメ元で、私のCDを置かせてください。と押し売り。
快く応じてくれた竹内さん。
そしてお店でCDをかけてくれたところ、富津のカフェオーナー平野なおこさんと繋がり、馬頭琴ライブやってみない?
そしてその時のお客様の中に、後にとてもお世話になる奈良輪さんご夫妻がいました。
それと久留里でNPO活動をしている末原さんが別々に声をかけてくださり、それが細く長く続いて、なんと今回の君津市民文化ホールに繋がっている訳です。
君津市民文化ホールさんには何度か世話になっておりまして、人形浄瑠璃スーホの白い馬が完成したのも、このホールで好きなことやっていいよ。という後ろ盾があったからなのですね。
で、君津には久留里千年の森のきみ爺もいるのですが、きみ爺はこの流れで繋がった訳ではなく、スイスのプロフィール写真を撮ってくれた純姫さんが繋いでくれたのですが、去年久留里千年の森でのコンサートでは、かつて君津で演奏した時に出会っている方々が沢山いてびっくりしたのでした。
そして、初ソロライブした富津の平野さんとはそれぶりにそこで再会したのでした。
そして昨日の8日、
松本ピアノ企画の君津市民文化ホールでのコンサート。
なんとなんと、お店にCDを置いてくださった竹内さんがいらしてくれたのでした。
指折り数えて両手じゃ足りない年月。。
そして初期の頃のお客様、吉田智子さん、馬が好きで、馬を飼って共に暮らすことを計画してるというのです!
そのあかつきには訪ねたいと思います!
83歳のピアノ。
竹井さんの月の光が心地よく響きます。
うっとり。
舞台袖の暗闇で寝っ転がりたかったです。
1時間のプログラムでしたから、あっという間でした。
新曲
風の国〜仁〜
里見一族に想いを馳せた曲。馴れ初め?をみなさんに説明。
やはり縁の深い君津、皆さんに気持ちが届いた気がします。
CD販売の時に、風の国は入ってますか?
と。いや、1月3日に作り終えたので、まだです。
ドキドキな新曲披露。
暖かい感想にひとまずホッと。
今年は3月11日に里見の日(3月10日)にちなんで最後の小説の挿絵の展示会にて演奏します。
房日新聞に夢酔藤山さんが書いた里見一族の連載小説に、ギャラリーのオーナーの山鹿公珠さんが挿絵を描いたもの。
合計700枚ほどあるうちの、最後の100枚ほどの展示会です。
南房総市下滝田のがギャラリーsfkです。
ギャラリーの真上が里見の滝田城なのです。
ええ。この前楽器かついで登った。
それから、久留里千年の森のきみ爺の所で去年の春に続き2回目のコンサート。
4月8日日曜です!
桜がちょうど咲いてるかな。
ちなみに4月は21日に八街のホワイナッツにて演奏予定。
4月28日は市原のギャラリー夢心坊さんで朗読の山川建夫さんとコラボレーションライブです。
ところで、タイトルの竹井さん最強伝説ですが、ここからです。
この竹井さんには二種類あって、ピアノの竹井さんと、旦那さんの竹井さんです。
サラヴァ東京での冬の銀河夜行ライブの時のリハーサルのことでした。
五人で昼休憩中、ふとベースの山田さんが、ふとした竹井さんの受け答えに、えっ?!と戸惑っていたので、前田さんがすかさず、竹井さんは色々すごいんですよ。
と今までの逸話を語り出しました。
まず代表的なのは、九州へ行った時のこと、会場が靴を脱ぐ現場でした。
そして終わった後すぐに飛行場へ急ぐために、主催の方々より一足先に出ました。
そして成田からのバスの中でFacebookに近況など投稿していましたら、先ほどの主催の方々の一人が、靴が無い!と。
どうやら誰か間違って履いて行ってしまったと。
そんな事をふと隣の竹井さんに話すと。
「美炎さんどうしよう!
私、間違えて履いて来ちゃった!」と言うではありませんか。
なんと!
そこで私は急ぎ、竹井さんが間違えたようです。とメッセージを送る。
すると「竹井さん今どんな靴履いてますか?」と来たので、見た目を送ると、「それ違います。」と。
え??
じゃあ竹井さん履いてる靴誰の?
竹井さん、その靴本当に自分のじゃない?
「え!わかんない。どうしよう。私のかもしれない。」
え!自分の靴分からないの?
「自信がない。」
ということで、ダブル勘違い。
その話に山田さんも納得。
そして「この三人は(私と前田さんと竹井さん)それぞれ別の惑星から集まってるんだね。」
と。
まって。
前田さんも色々おかしいけど、私一番まともです!!
なぜこの話になったかというとですね。
君津市民文化ホールでのコンサートの後にいつも寄る久留里駅前のタイ料理屋さんで打ち上げ。
話の中で私が、竹井さんの旦那さんに、聞きましたよー!と話をふる。
美子さんから先日聞いた話によると、旦那さんが出張の折に初めて寄った伊勢神宮。帰ろうとしたら、みんながいちいち丁寧にこっちに向かっておじぎするから、あ、なんかどうも。
っていちいちその方々に丁寧にお辞儀を返していた旦那さん。
目に浮かびます。
竹井さんご夫妻は親の代からクリスチャンなので、外国人みたいなところがあるんですね。私もあまり人のこと言えないのですが。
旦那さん伝説もちょいちょいあるのですが、その旦那さんに竹井美子さんの九州での靴の話をしたら、
それ前にもあったの。と旦那さん。
だいぶ前の話らしいのですが、
お葬式にでかけて、やはり靴を脱いだ。
帰るときに一足しか残ってなくて、自分のでは無い。
しかも左右違う靴が一つずつ残っていたという!
美子さんあせって、どうしよう。自分の靴、誰かに履いていかれちゃった。
しかも左右違うのが残ってる。
仕方ないからそれを履いてかえる。
家に着く。
残りの左右の一組がある。
ということで、美子さん、自分で左右違う靴を履いてきて、しかも自分のじゃないと思ったんですね。
最強。
前田さんが他にもありますか?と嬉しそうに聞く。
ある。
美子さんは三人の息子さんがいて、子供達が小さい頃はそれこそてんやわんや。
で、旦那さんが一緒にテーブルの前で座ってると、美子さん旦那さんによだれかけを掛ける。
うん。
サザエさんだ。
ま、細かい話はキリないのでこの辺で失礼します。
そうでした、前田さんのサインが完成しました!
カニじゃないです。
ドラムです。
楽屋で時間があったので、みんなお絵描き。
前田さん、ここだけの話ですが(ヒソヒソ声)
人生で二回目にスティック忘れました。
一回目は遥か昔だそうで、どこかの施設でジャズ伴奏。
田舎だったので調達もできず、
菜箸で対応したそうです。
君津市民文化ホールの水原さんの神対応で、君津のライブハウスより大切な一セットお借りできました!
ありがとうございます。
忘れるところでしたが、楽屋で新曲の練習をしていたら、前田さんが踊り出したので竹井さんが動画に撮りました。
こちら、インスタグラムにのみアップしています。
一番の見所は、最後にキーーーと楽屋のドアが開いて人が入ってきて前田さんが一緒にして真顔になるところです。
良かったら見てみてください。
楽しい気持ちになること請け合いです。
1月14日は千葉市稲毛区のフレスポ稲毛にて新春コンサートです!
マイタウンナビ主催
13時開場
13時半開演。
映像も予定しています。
盛りだくさんでお待ちしております♪♪♪
大晦日
実家の大掃除で二つの見つけ物。
一つ、行方不明だったシュトーレン。
一つ、行方不明だった私のパスポート。
元旦にシュトーレン食べるなんてトンチンカンな我が家にぴったりの出来事でした。
熟成されて美味しい。
その後はやっぱりお雑煮食べました。
パスポート見つかったので今年は海外行くぞ!
そして、
新しい年になりました🎍
1月1日本日発売の現代農業。
馬頭での棚田コンサートの記事と写真、数ページにわたり紹介しています。
現代農業の編集長の石川くんは山形の山奥の全寮制の高校の時の遊び仲間。お互い、村のおじいちゃんおばあちゃんに、昔の暮らしの話や、村の風習など聞くのが大好きで、授業をサボってこっそり遊びに行く程でした。
その頃から、妙に人の話を聞くのがうまかった。
山形から東京まで歩いて旅して帰ってた仲間でもあり、卒業しても青森から再び一緒に歩いて旅したり、今も変わらず日本全国を飛び回っている訳ですね。
取材は編集長らしく、自分は来ないで人を使っていましたけれども(笑)
今年も様々な場所から様々なコラボレーションで音楽をお届けします。
どうぞよろしくお願いします。
出来たばかりの新曲を仕上げて1月8日の君津市民文化ホールと1月14日の千葉市稲毛区、フレスポ稲毛の新春コンサートにお披露目したいところです。
発表がまだなので詳しくは言えませんが、2月には千葉市内のとあるところで演奏します。
私も初めての経験。
かなりワクワクしております。
新曲ですが、こちらは3月11日に南房総市ギャラリーsfk にて正式なお披露目です。
3月10日は里見の日。
新聞小説で連載してきた里見一族の歴史小説の挿絵を描いてきたギャラリーのオーナーでもある山鹿公珠さん。
その挿絵の最後の回の百枚を展示。
小説家の夢酔藤山さんや里見に所縁のある方々も集まります。
夢酔さんが、里見一族の歴史物語を大河に推す活動をされていて、そのための曲を作って欲しいということでした。
新しい曲のタイトルは
風の国〜仁〜
仁は里見が一番大切にしていた教えだと山鹿先生が言っていました。