馬頭琴奏者 / 美炎 miho 公式サイト
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 音を遊ぶこと- 2015/04/28 -

Category : BLOG

ひとつひとつの演奏の仕事が全く違う経験を与えてくれるなーと思います。
木曜日から日曜日まで、連日全く違う演奏の場がありました。

木曜日は、ハープの中村愛さんに声をかけていただいて、会社の総会の懇親会で演奏。
愛さんの宴会にも効くMC力が素晴らしい。笑
控室に白馬の絵がある。
そして、ハープを、たくさん弾かせてもらいました。
耳のすぐそばで弦の音色が響いて感動。
ハープを自分の体に立てかけるので腰に来ることに感動。

おひねりというのを初めてもらいました。

金曜日は、以前、イラストレーターの田村セツコさんの誕生日パーティーで、馬頭琴を三曲ほど弾きました。その時に目の前でジャスサックス奏者の中村誠一さんが聞いておられたのですが、
しびれるね〜と言っていただき、今度下北沢でライブやる時楽器持っておいで。
と。
「私ジャスわかりません。」
というと、
「あ、そう。でも何かは弾けるでしょう?」
「はい。」
「じゃあそれでいいよ。」
ということで当日を迎える。

モンゴル民謡を二曲、その場で誠一さんが、リズムと速さ変えちゃおう。ということで、わーーわーーと思いながら弾き、なおかつ、
はいここでアドリブひと回しできる?
と言われて、やってみないとわかりません。
と言う私。

谷川俊太郎さんの息子さんの谷川賢作さんが、私のすぐ真後ろでピアノを弾いているのですが、その、バッキングの感じがとてもやりやすくて、私はコード譜が読めないのですが、
何となく賢作さんのピアノに助けられて本場直前のリハを終えました。
それからシャーメインという曲の譜面をもらい、これ4拍子だけど三拍子のワルツで弾いてね。と言われる。

下北沢の音倉というライブハウスは、舞台のすぐ脇にロフトの席があり、そこの薄いカーテンから、舞台がまじかに見えて、一部は出番がないので、かじりつきで楽しみました。

わーーわーーとパーカッションやスーザフォンの演奏や、サックスやピアノのタイミングや掛け合いが面白くて、自分の出番の心配はかき消されました。

一部終わりの方でMCになった時に後ろのトイレに行き、その後客席の後ろで伸びをしていると、誠一さんに、では、ここで一曲馬頭琴の美炎さんに入ってもらいましょう!

え?今?二部じゃないの?
慌てて楽器を取りに行く。
弾き始めてアドリブをひと回し、弾いた後に隣にいた誠一さんに、もう一回、と言われ、もう一回。
その後もう一回と言われもう一回。
慌てる暇もなく、何だか楽しく演奏しました。

どうして怖がらずに楽しめたかなぁと考えると、ジャスはやったことない人には無理だよ。という壁が誠一さんや賢作さんにはなくて、やってごらん。楽しいよ。できるよ。何でもいいんだよ。
という雰囲気で包んでくれていたからだろうと思うのです。
そして、また誠一さんの音は、私にはゆっくり流れるようなラインがとても美しいなと思い、それもまた安心できる感じがありました。

ということでいろいろ勉強になった1日。

土曜日は保育園の先生方の総会でコンサート。
幕前でスタンバイしていた時に、幕が上がったタイミングでかっこよく弾こうとか思っていると、
司会の先生がプロフィールを紹介してくれる訳ですが、
高校時代の自給自足生活や、大学探検部時代の話をされたので、思わず共演者と笑ってしまいました。

プロフィールって本当は要らないと思うのです。
舞台が全てですから。
でも、何を紹介するかでお客さんの聞く準備が変わるのは事実です。

なんかすごそうな事を言うよりも、かえって、おかしな人だな。というプロフィールのほうが良かったりするのかもしれません。笑

ただ、今までの経験上、演奏の合間に話をする時、話の流れでつい過去の事を話すと、お客さんがびっくりしてしまって、場の雰囲気が変わってしまい、次の曲に入りずらくなるので、
話さないようにしています。笑

日曜日はアースマンシップさんの主催で奥多摩の山の中のフィールドでのギャザリングにてソロ演奏。
新緑が美しく、そよ風の爽やかな1日。
森のレストランや、自由に沢登り、山歩きを楽しめるプログラム。
アースマンシップさんの森での暮らし方や過ごし方の知恵はとてもいいなと思います。
奥の滝のあたりは泳ぐのにぴったり。
夏になったら泳ぎに来よう!!

そして今岡山です。
今週水曜日29日は牛窓のカフェ照れ屋にて夜7時から津軽三味線奏者の蝦名宇摩ちゃんとライブ。
30日は日生のカフェランバーで2時から同じデュオでライブです♪

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 白樺音楽楽団- 2015/04/20 -

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父が昔ロシアの捕虜で通訳をしていた時、大阪のラジオ放送でバイオリンを弾いていた方が日本兵の中にいたので、父が大尉に掛け合って、消灯後に、廊下の灯りの下に椅子を置き、ロシア人から借りたバイオリンで、その方がそこに座って演奏するようにしてもらった。

童謡から始まり、名曲を次々と演奏。
みな静まり返って聞き入った。
すすり泣く気配があちこちでしていて、自分も心に沁みていく音色にとても感動し、
父はそれで音楽の力に愕然としたという。
以来バイオリンの音色が何より好きになったと言っていた。
そんな訳で私は3歳からバイオリンを習い、いつの間にか馬頭琴になっているのだが、この過程は、父のそんなエピソードから通じていることだったんだな。
と、初めてきくその話に、音楽というものの、時も空間も超えて繋がる力の奥底をみた気がした。

ちなみに、吉田正という戦後大活躍した作曲家と、父はこの捕虜時代一緒で、小柄であまり労働に向かない彼が音楽をやる事を知り、これまた父を信頼してくれていた大尉に掛け合って、彼は、労働に向かない。彼一人の労働力は大した事がないのだから、彼に音楽をやらせて、皆をなぐさめる方が、よっぽど、皆の士気が上がると、進言し、ロシアの人からギターを借りて、大尉も、それを承諾して、吉田正はそこでいろいろ作曲し、音楽を皆に聞かせた。という話を聞いた。
素人も、プロも、楽器をやる人間が結構いたので、父が指揮して、白樺という楽団を作り、楽しんだという。
帰国してもしばらく東京で活動していたらしい。
全く初耳の、父の音楽に関するエピソードだった。

 しゅうまつあれこれ- 2015/04/15 -

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牛窓。
津軽三味線奏者の蝦名宇摩ちゃんと4月29日のライブ打ち合わせ。
去年秋の演目とまたガラッと変えて挑みます♪

7月にもまた牛窓で演りますが、
今年秋を目指して関東でも二人でやる予定です。
お楽しみに。
彼女の宇摩という名前も私の美炎という名前も本名。同い年で、境遇があまりにも似ているので、ご縁とは不思議だなーと思います。

4月29日
岡山県瀬戸内市牛窓町
カフェてれや
19:30〜
2500円 ワンドリンク付き

ハープの中村愛さんにしろ、今年の夏にご一緒するヤトガ奏者の中西史子さんにしろ、あーだからご縁が繋がったのかなあ。というエピソードがいろいろあったりします。

岡山に着いた朝から父とドラマ論、談義。
この辺は明日に濃く話が展開されるので、また。
死ぬまでにまだ後本を5冊書くと、山のような資料の本を部屋に積み上げてあるので、これで、どこに何の資料があるか、分かるの?
と聞くと、そりゃ分かるよ。ということでした・・

私は毎度、どこに何の楽譜があるのかさっぱりわかっていません・・

今週18日土曜日は、マザー牧場ライブです。
12:00〜12:30
14:00〜14:30
キーボード竹井美子さんと♪
19日の日曜日は、渋谷の宮地楽器にて、13:15〜講師陣にてよるライブを小一時間ほど。
午前中より、それぞれの楽器体験を45分という時間たっぷりマンツーマンで500円で体験できてしまいます。
こちらは宮地楽器渋谷ホームページよりご予約お問い合わせ下さい。

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 ペガサス- 2015/04/14 -

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どこまでお馬さんのお世話になるのか、という出来事がちらほらあったこの数日でした。

日曜日はハープの中村愛さんと千葉の老人ホームでコンサート。
愛さんとは3回目の本番で、やる度にお互いどんな曲が合うのか、お互いの呼吸や音色をいろいろ楽しめるようになり、いいコンサートでした。
私は気づかなかったのですが、前で聞いてらしたおばあちゃまが、号泣していたようで、愛さんもそれにもらい泣きしそうになったようです。

この会館に、お馬さんの絵がたくさんあり、モンゴルの巨大な絵もあり、びっくりしました。
でも、前の持ち主の方が置いていった絵だそうで、だから馬頭琴が呼ばれた訳では全然ないようです。笑

でも私はこんな事でも、そっか、お馬さんが呼んでくれたのね!
と思ってひとりで喜ぶタイプです。⬅︎単純

館内に貼られた美人デュオというタイトルのチラシ・・
ハードル上がると、つぶやく愛さん。
大丈夫。愛さんいるから。と私の心の声。
ここの所長さんはユニークな方のようです。

それから、車を飛ばして一路岡山まで。千葉を朝に出て、絵本挿絵家の米本久美子さんを、川崎の娘さんの所で拾い、初めて通る新東名で。

大雨の中、快調に進む。
しかし雨の月曜日の高速は、トラックも多いし、なかなか危険ではあります。

なんたが早く着き過ぎるので、急に思い立って京都の嵐山へ。
和スイーツを二人で食べて、大満足。
食いしん坊だから、母が食べ過ぎないように見張ってください。
と、娘さんのすみれさんから言われるも、全くの逆効果。
二人で食いしん坊ぶりを発揮しました・・・

そして、京都から、岡山へ行く時に、ガソリンがまだ半分残っていたのだが、満を持して満タンにするかな?と考える。
セルフの所で、やっぱり必要無いなと、通り過ぎ、
高速入り口手前のガソリンスタンドで、やっぱり入ろうと、入る。
すると、向こうからお兄さんが来て、
タイヤ空気抜けてます。と、
見るとその通り、で、調べてみたら、なんと、4つのうち3つのタイヤがパンク寸前。
しかも一つはバッチリ釘踏んでる。

千葉から今朝、雨の中高速で来たというと、お兄さん鳥肌立ってました。

本当によく無事で来れたと思います。
支払いする時に、会社の名前がペガサスでした。
ペガサスなんですね!と言うと、お兄さん不思議そうに、どうしました?

いえ、ペガサス好きなんです・・

ただそれだけです。

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 女子会- 2015/04/08 -

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先日の下北沢のカフェで、絵本挿絵家の米本久美子さんと娘さんのCGデザイナー中島すみれさんとイラストレーターの田村セツコさんと、女子会。
いえ、私の五月に同時発売するCDのジャケットのデザイン打ち合わせ。

以前にも少しご報告してましたが、一つはイラストレーターの田村セツコさんにジャケットを描いていただき、もう一つはCGデザイナーの中島すみれさんに描いてもらいます。

この二つのCD、全くタイプが違い、その通りのジャケットになりつつあります。
お二人とも全く違うタイプのアーティストであり、私はというと、そのどちらも自分にはあるような気がするので不思議です。

すみれさんは、ゲームのデザインが主な仕事で、子供の時から甲冑や、戦車や、馬や、武器を描くのが何より好きで、それを描かしたら右に出るものなし。というくらい。

仕事で提出したデザインから、男性の仕事と良く間違えられるそうです。

イラストレーターの田村セツコさんは、大御所というか、元祖可愛いの、昔からリボン、なかよし、サンリオに数多のイラストを描いていて、私は、名作劇場や、おちゃめな双子シリーズの挿絵で子供の頃良くみていました。
ラブリーな絵ですが、
セツコさんの世界には、ラブリーだけじゃない、芯の通ったものや、神秘的なものを感じます。

お二人からみた、馬頭琴を持った美炎をそれぞれに描いていただきました。

すみれさんが見る私は、演奏や、作曲する作品に男性的な勇ましさや、情熱的な迫力が感じられて、すみれさん好みだそうです。笑
「ファイブエレメントジャーニー」と題したCDタイトルのこの作品は、本当に、そんな感じの作品集です。
すみれさん曰く、ダイアナという女神は狩猟を司る、女性でフェミニンな装いでも、野性的で勇ましさもある。
それが美炎さんのイメージということでした。

一方、「天との約束」と題したCDタイトルの田村セツコさんごジャケットを描いてくださる方は、セツコさんが
美炎さんの女性的なものを絵にした。というように、月が描かれています。
この点は、皆んなの話の中で、私は太陽ではなく、月のイメージだそうです。
本人はへー。知らなかった。ってな感じです。笑

セツコさんは、お渡しした、CDの音源を、何気なく聞いていて、「ねこにじわたる」という曲などから、鼻歌を歌うような可愛くて、楽しい曲を聴いてるつもりが、いきなり涙があふれて、号泣してしまったそうです。
その曲名は「雨あがりのうた」でした。
最初は切ない雨が降りますが、やがて空が晴れて、虹が出るように一気に明るい曲になるのです。
解説も全くないのですが、セツコさんから、何でかしら、音楽聞いて泣くことないのに、ものすごく泣いちゃったの。と言われて、
あー、もしかしたら、この曲の最初のイメージが、小さな女の子だけど、生まれて来れなかった女の子のイメージなんです。
とお話ししたら、あら、不思議ねー。
と言っていました。
そんな訳で、全くイメージもタイプも違う二つのCD、ぜひ二つセットで聞き比べ、また、二人のアーティストが描いてくれた美炎のイメージを音楽を聴くことによって想像してみてくださったら嬉しいです。

ちなみに私は、二つの相反するタイプが自分の中にある気がしています。
本当はどうでしょうね?笑
皆さんはどちらのイメージが好きですか?
五月の君津での公演での発売を楽しみにしていてください。

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