馬頭琴奏者 / 美炎 miho 公式サイト
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 コンサートチラシ設置場所- 2022/08/31 -

Category : BLOG

【チラシ設置場所】

以下の場所にチラシ設置して頂きました。お寄りの際はぜひチラシをゲットして拡散のほどよろしくお願いします。

10月22日(土)南房総市富浦元気倶楽部さざなみホール

12月23日(金)千葉市美浜文化ホールメインホール

今日和 幕張ベイタウン店 イタリア料理

百束小児歯科 検見川

幕張base

幕張ベイパーククロスタワー一階

九十九里ハーブガーデン

大多喜ハーブガーデン

美浜文化ホール

富浦元気倶楽部

大網白里総合管理

竹岡魔女の家

ギャラリーsfk(チケット購入可能)

また追加したらお知らせいたします。

チラシ・ポスターの設置お願いできる所を探しています。

チケット委託販売も募集中。

情報よろしくお願いします。

個人でチラシを欲しい方も郵送しますのでお知らせください。

 呼ばれる旅- 2022/08/29 -

Category : BLOG

グランドキャニオンのような場所には昔から惹かれる。

中学生の時に初めてアメリカへ行ってグランドキャニオンにほんの少し足を踏み入れた。

その時にお土産屋さんで売っていたネイティブアメリカンのものにとても惹きつけられた。

大人になってある日、セドナという場所へ行ってきたけどとにかくすごかった!赤い大地で岩山があちこちにあるという話をほんの2、3分立ち話でした時に聞いて、なんか分からんけどそこに行く。

とその瞬間決めていた。

たぶんそこから3ヶ月もしないうちにセドナにいた。

ガイドのナナさんに、まず最初に妖精の泉に行くけど、途中にかなりディープなお土産屋さんがあるからそこ寄る?

と言われて、最初にお土産屋さんかー。と思ったけどなんとなく行く。と言った。

この辺の詳細はなぜかはっきり覚えていて、お土産さんの店の中で自分がどのように動き回ったかまで何となく覚えている。

珍しく、魅力的なものばかりであったが、初日にあれこれ買い物する気持ちにもならなくて、また帰る頃に寄って買おうと思った。

最後の方でポストカードがたくさん売っているコーナーでふと目についた絵をまじまじと手に取って眺めた。

ホワイトバッファローが描かれていて、そこから女性がパイプをささげ持った姿が浮かび上がっているような不思議な絵だった。

なんだろう?何が言いたいのだろう?そんな気持ちになっていた。

いつのまにか後ろにいたナナさんが、それは最終日の前日の夜にするスウェットロッジの儀式の前にティピの中で語られる物語だよ。

と。

なぜかスウェットロッジだけはやってみたくて、セドナに急に行くと決めてから、そこは一体何がある所なんだ?と初めて調べたのだが、その頃ちょうど知り合った子がセドナに行った事があり、ガイドのナナさんと、滞在させてもらえるシェアハウスのような所を教えてくれたのだった。

その時に初めてネイティブアメリカンの聖地だという事と、ボルテックスと言われるエネルギースポットのような岩山があちこちにある面白い場所だということを知り、スウェットロッジというものがあるというのを知って、単純にやってみたいと思った。

あちこちの岩山に連れて行ってもらい、ただただ、この壮大な風景に見惚れ、肌で感じる空気や光に包まれて圧倒されていた感じだった。

子宮の洞窟という場所に連れて行ってもらった時は、そこから遠くに見える岩山を眺めていたら、涙が勝手に溢れて来て、自分が地球という場所に生きていて、そこに生まれてきたんだと強烈に思った。

スウェットロッジの前にナナさんの友人のネイティブアメリカンの人がホワイトバッファローの伝説を語ってくれた。

その時初めて私はパイプから煙を吸ってみた。

スウェットロッジは一言で言えばサウナなのだが、とにかくあの小さな丸い空間に石を丸く囲った炉が真ん中に組まれて、祈りと共にハーブが置かれ、熱した石を置き、水をかけて何重にもテントは分厚い布などで覆われて、中は凝らしても凝らしても何も見えてこない真の闇。

シャーマンの人が何が唱えながらリズムを叩いて歌う。

私とナナさんも音の鳴るものを手にして一緒にリズムを刻みながら汗ダラダラという状況。

一定の時間が経つと、入り口が開かれて外の冷気がサーと入って来る。

時期も2011年の2月の終わりでした。

その度になんとも言えない心地よさとスッキリした感じと、今俗に言う整うというやつですね。

それが何回戦か繰り返されて終わりとなる。

前日の夜から軽めの食事。当日はスープだけ。

水はなるべく沢山ちょこちょこと飲むようにという事だったと思う。

スウェットロッジの前にティピでシャーマンの人が語ったホワイトバッファローの話を聞いている時に、日本に帰ったらホワイトバッファローという曲を作ろうと決めた。

そこから先の話は先日書いたブログの通りで、簡単に説明すると、帰ってすぐに東北の震災があり、少ししてから改めてこの物語を読んだ時に、今こそ作る時だと思った。

一曲と思っていたらストーリーに沿って7曲になった。

CDにする時に色々な音を重ねたのでライブで再現が難しくなった。

いつかまたちゃんとやりたい。

その時には映像かアニメーションで物語を投影しながら音楽で綴りたい。

と思いながら11年経った。

コロナ禍、温暖化の加速で起こる世界各地の異常気象、ウクライナの戦争、その度にこの話を思い出す。

もう一度この作品と向き合おう。

そのタイミングが今でした。

最初に訪れてから11年。

そのあいだに後二回セドナを訪れました。

一回目、二回目、三回目の旅の写真を紹介します。

と思ったら、一回目に行った時の写真が今のiPhoneのアルバムに入っていない。

この旅はカメラ持っていなかったので、ナナさんが撮ってくれた写真しか元々無かったのですが、それもティピの中で顔が煤だらけで馬頭琴弾いた写真。

それだけは持っていたと思っていたのだけど。

二回目は井崎さんというアメリカ在住の方に撮影お願いしたものです。

撮影した写真をもとに2014年は美浜文化ホールでホワイトバッファローの伝説を演奏しました。

その時のチラシと当時、家のこの場所で曲をあれこれ練っていた風景。

さて三回目はドラムの前田仁さんを半ば強引に連れて行ったのが割と最近?なので写真が沢山あります。

プロフィール写真などで使っているものも多いので、なるべくみなさんが見てないであろう写真達を紹介。

楽器を担いで山登り。

このスタイルは何故か何度もしてます。

ちなみに高所恐怖症です。(誰も信じてくれない)

子宮の洞窟の中↑

こちらは初めて行ったモニュメントバレーの半洞窟↓

すごい小さく弾いてる姿あるの分かります?↑

この頭上に最初の丸い穴がぽっかり空いている。

これは目↑

この目はなんだかとても好き。

なんか寄ってきてぴったり張り付いてるワンコ。

子宮の洞窟のちょっと脇。↑

アリゾナというところは、初めて行ってから、数年経つとまたどうしても行きたくなる、私にとってそんな場所です。

まだそんな気持ちになってないけど

きっとまた数年経ったら、むくむくと行きたい気持ちが膨らんで気がついたらまたいると思います。笑

その時は現地でホワイトバッファロー演りたいもんだ。

さてホワイトバッファローの伝説、米本久美子さん作画のアニメーションと共にコラボする舞台は、10月22日は南房総市の富浦元気倶楽部のさざなみホールで。(ここではアニメーションとコラボのホワイトバッファローの伝説は一曲のみです。)

12月23日は千葉市の京葉線検見川浜駅から近くの美浜文化ホールメインホールで。

この12月23日の美浜文化ホールの方は自主企画でなかなか音響、照明とスタッフの方に沢山入っていただいて大きなスクリーンで投影できる機会は稀なので、この機会をお見逃しなく!

■2022年10月22日(土)

☘️とみうら元気倶楽部さざなみホール☘️

13:30開場

14:00開演

馬頭琴 美炎

キーボード 清瀬祥吾

ドラムパーカッション 前田仁

要予約2500円

※本公演でのアニメーション投影は一曲のみとなります。

千葉県南房総市富浦町原岡88番地2

🌿10/22さざなみホール🌿

🎫チケット予約

info@miho-batokin.com

070-1274-2688(西郷)

■2022年12月23日(金)

☘️美浜文化ホールメインホール☘️

18:30開場

19:00開演

馬頭琴 美炎

ピアノキーボード 清瀬祥吾

ドラムパーカッション 前田仁

スペシャルゲスト登場予定

アニメーション作画 米本久美子

アニメーションデザイン製作 中島すみれ

ichikiro

一部馬頭琴コンサート

二部アニメーション✖️音楽 ホワイトバッファローの伝説

前売り4500円

当日5000円

学生3500円

未就学児の入場はご遠慮ください。

千葉県千葉市美浜区真砂5丁目15-2

🌿12/23美浜文化ホール🌿

チケット購入方法

🎫e+チケット

■購入ページURL

https://eplus.jp/sf/detail/3682010001-P0030001

🎫美浜文化ホール

電話043-270-5619(10:00~18:00)(第3月曜休)

窓口10:00~18:00(第3月曜休)

美浜文化ホール

■購入ページURL

http://Chiba-aw.jp/mihama

コンサートに関するお問い合わせ

info@miho-batokin.com

070-1274-2688(西郷)

 出会い- 2022/08/21 -

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先日、先々日のブログを読んで、今回12月23日の美浜文化ホールでのホワイトバッファローの伝説アニメーション作画の米本久美子さんより、メッセージが届いたので皆さんにも紹介します。

美炎さんの ホワイトバッファローの伝説への深い思い、今回のライブに至った経緯を知って あらためて新しい音源を聴くと、よりイメージが鮮やかに表現されているのを感じます。

実は、私も ホワイトバッファローの伝説に出会ったのは2003年も暮れようとする頃、2004年の夏至の日のWORLD PEACE & PRAYER DAYの準備に岡山へ回って来たバウさんからの情報でした。

ホワイトバッファローの聖なるパイプの第19代の守り人チーフ.アーボル.ルッキング.ホースの呼びかけで世界の四方から先住民の長老たちが集まり、2004年の6月に広島で世界先住民族会議があり、富士山麓.朝霧高原でのWPPDへと繋がりました。

私は 広島でチーフ.アーボル.ルッキング.ホースさんや、アラスカのユピックエスキモーのホワイト.ウルフさんのお話を聞くことが出来、その後 上京したばかりのすみれと東京で落ち合ってバスで朝霧高原へ…ホワイト.ウルフさんの“マウント.サスティナの伝説“の原型を聞き、ティピィーに泊まって無数の木霊?躍る光球を浴びて帰りました。

以来子育ての頃から惹かれていた先住民の世界観にさらに拍車がかかり、いつか絵本のカタチにしたいと模索していた頃 照れ屋さんの軒下ギャラリーで展示していた作品に 美炎さんが気づいて下ったのですね!‼︎

それでも、私にとっても 3.11と とりわけ ここ数年の地球環境の絶望的な悪化に輪をかけるかのような コロナ.ウクライナ侵攻…

昨年 何か 今こそ本当に大切なのではないかと突き動かされるように“マウント.サスティナの伝説“を “山になった娘“に自分の言葉で紡ぎ直し、小さなギャラリーでイメージ展を開きました。

☆チーフ.アーボル.ルッキング.ホース

〈ラコタの聖なるホワイトバッファローのパイプ第19代の守り人〉

「私たちは母なる地球は資源ではなく 生命の源であることを すべての人々に伝えねばなりません。

………

新しい千年紀は 調和の時代に入るか、生命の終わりをもたらすか、の大切な分岐点に立っており、人々は心をひとつにして解決策を見つけなければなりません。

私たちが魂の根源に還り、

私たちの生命を創造し 支えてくれている 母なる地球を敬い、

その存在を讃え、

大切にすることを思い出すまで、

残された時間は

わずかしかありません」

2001年

あらためて切羽詰まったメッセージだったと感じ、物語を繋ぐ大切さを再認識していた矢先に世界はキナ臭い方向へ逆流を始めたかのよう…

真っ先に 浮かんできたのが、コロンブス以来 永くそれぞれの大地に根ざした暮らしを紡いで来たネイティブの人々が 言葉を奪われ文化を奪われ生命を奪われて貧しい居留地に追いやられようとした時に、当時の“ワシントンの大酋長“に向けて 切々と語られたチーフ.シアトルの言葉でした。

ワシントンの大酋長へ

そして

未来に生きる

すべての兄弟たちへ…

と託された「父は空 母は大地」という チーフ.シアトルの“インディアンからの手紙“は 私たちの拠り所として生きるこの地球が 誰の所有出来るものでもなく、人間だけのものでもなく、空気も川の水も夜鷹の鳴き声も…何もかもが私たちの祖先の吸っては吐いて逝った息遣いを伝え、遠い未来の子どもたちへ 神聖なままに残してほしい…と訴えているのです。

このスピーチ1854年の1年後、無益な流血を避けて貧しい居留地を受け入れたチーフ.シアトルの思いに心を馳せる時、人間は 本当に進化しているのか…と、ただただ物悲しくも思いますが

昨年 イメージの直前に 岡山でも星野道夫展があり、私も2度も観に行って 本ではなく本当のフィルムに焼き付けられた写真と 何度も読んでいたはずのエッセイが胸にせまり何度も涙しました。

☆星野道夫–悠久の時を旅する–より

「そろそろ2000年を迎える今、3000年というものを人間が迎えられるかどうか?本当に人間が進化してゆくものであれば、今が変わろうとしているとき.変化の時のような気がしてならない」

「人間の歴史は、ブレーキのないままゴールの見えない霧の中を走り続けている。だが、もし人間が これから存在し続けてゆこうとするのなら、もう一度、そして命がけで ぼくたちの神話を作らなけれはならない時が来るかもしれない」

1993年

…本当に半世紀以上前に星野さんが感じ取っていた人間と自然と時間の永遠の繋がりの確かさ.危うさを、今ほど切々と感じる時はないと 私も思います🐋🌈🌏

米本久美子

次回のブログは写真を交えてアリゾナの旅を思い出してみようと思います。

美炎

■2022年12月23日(金)

☘️美浜文化ホールメインホール☘️

18:30開場

19:00開演

馬頭琴 美炎

ピアノキーボード 清瀬祥吾

ドラムパーカッション 前田仁

スペシャルゲスト登場予定

アニメーション作画 米本久美子

アニメーションデザイン製作 中島すみれ

ichikiro

一部馬頭琴コンサート

二部アニメーション✖️音楽 ホワイトバッファローの伝説

前売り4500円

当日5000円

学生3500円

未就学児の入場はご遠慮ください。

千葉県千葉市美浜区真砂5丁目15-2

🎫e+チケット

■購入ページURL

https://eplus.jp/sf/detail/3682010001-P0030001

🎫美浜文化ホール

電話043-270-5619(10:00~18:00)(第3月曜休)

窓口10:00~18:00(第3月曜休)

美浜文化ホール

■購入ページURL

http://Chiba-aw.jp/mihama

コンサートに関するお問い合わせ

info@miho-batokin.com

070-1274-2688(西郷)

秋は南房総市にて

■2022年10月22日(土)

☘️とみうら元気倶楽部さざなみホール☘️

13:30開場

14:00開演

馬頭琴 美炎

キーボード 清瀬祥吾

ドラムパーカッション 前田仁

要予約2500円

※本公演でのアニメーション投影は一曲のみとなります。

千葉県南房総市富浦町原岡88番地2

🌿10/22さざなみホール🌿

🎫チケット予約

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 生きるために- 2022/08/18 -

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「ぼくがきみを殺すまで」あさのあつこさんの著書を読んだ。

こんな夜中に。

この夏、住んでいる地域の高校から声がかかり、配信にはなったが高校生達に向けてのコンサートをする。

その会のテーマがイマジンという事で、イマジンのリクエストがあった。

歌詞を読んでいたところに、最近買った本達の中からふと手にとって読んだ。

架空の国同士が戦争をはじめる様を、若い人達が戦争に駆り出されて、どのように心を蝕まれて行くかを、若い人たちの視点から書いている。

架空の国の物語だが、今の私たちの周辺に思い当たるような場面があちこちにあって、読んでいてぞわぞわする。

「そうだ。そういうちゃんとした学校を出て、ちゃんとした資格をもった、いわば、政府公認の芸術家、政府が認めた者しか仕事が回ってこなくなったんだ。それに歩調を合わせるように、放浪する者たちへの疎外が始まったと・・・今なら思えるな。気がつくのが遅すぎたが・・・」

生きづらくなっていく。

少しずつ。

その果てにあるもの。

もし自分の住んでいるこの社会に戦争が近づいてきたら、さて自分はどの立場に立つのか。

ウクライナの戦争が始まってから度々考える。

戦争は良くないが、責められないために、守るために軍を持ち、兵器を蓄える必要がある。

戦争はダメだけど、殺されないために、大事な人を守るために、準備はしておかないと。

それに意を唱えれば、お気楽平和主義というレッテルが貼られそうな勢い。

でも実際そうなったら?

自分の心を殺して、生きるのか?

自分の心を守るために殺されるのか?

誰もが選択をせまられる。

目の前の人を殺せるのか?

目の前の人と話をするのか?

戦争にならない為に軍をもたない。

兵器をもたない。

そこにお金を回さない。

そんな姿勢が人間として生きる上で何より大切なはずではないのか。

どんな風に相手と話をしたらいいのか、

そんな世の中になったら自分はどうするか。

そのヒントが詰まっている話。

ああ、私はその立場に立って、そうやって生きていいんだなって思えて最後は涙が出た。

作り続けるしかない。

自分の心を失わないためにも。

ネイティブアメリカンに伝わる物語

ホワイトバッファローの伝説

アニメーション✖︎音楽

12月23日(金)

美浜文化ホールメインホール

■2022年12月23日(金)

☘️美浜文化ホールメインホール☘️

18:30開場

19:00開演

馬頭琴 美炎

ピアノキーボード 清瀬祥吾

ドラムパーカッション 前田仁

スペシャルゲスト登場予定

アニメーション作画 米本久美子

アニメーションデザイン製作 中島すみれ

ichikiro

一部馬頭琴コンサート

二部アニメーション✖️音楽 ホワイトバッファローの伝説

前売り4500円

当日5000円

学生3500円

未就学児の入場はご遠慮ください。

千葉県千葉市美浜区真砂5丁目15-2

チケット購入方法

🎫e+チケット

■購入ページURL

https://eplus.jp/sf/detail/3682010001-P0030001

🎫美浜文化ホール

電話043-270-5619(10:00~18:00)(第3月曜休)

窓口10:00~18:00(第3月曜休)

美浜文化ホール

■購入ページURL

http://Chiba-aw.jp/mihama

コンサートに関するお問い合わせ

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070-1274-2688(西郷)

 見えているもの- 2022/08/03 -

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ここ最近見たもの。

雪山

山頂からの雲海と夕陽

熊の横顔

原稿用紙

ふふふ。

なぞなぞみたいですが、ここ最近というのはだいたい6月からの事です。

雪山 →フランスのアニメ映画「神々の山嶺」を鑑賞。

山頂からの雲海と夕陽 →屋久島の黒味岳に登って屋久島では初めてテント泊したので見れたもの。

熊の横顔 →つい先日星野道夫さんの写真展行った。

原稿用紙 →これも星野道夫展で生原稿が展示してあった。

屋久島へ行くようになってから再開した登山。

あまりに寒くなってくると、ちょっと春になるまで待とう。となる。そもそも現場まで車で行く事にしてるため、雪山は雪の峠を車で行かねばならぬ事が多く、むしろそれが怖い。

春になって新緑を貪るごとく山に行ったけど、6月屋久島と八丈島の山に登ってからは千葉に戻ってきて有り得ない暑さに、涼しくなってきてから行こう。って無理はしないお年頃になりました。

自然界の怖さ、素晴らしさ、そんなものを吸収しようとしてるらしい。前からなんだろうけど、このところ特に。

何かを探ろうとすると、私はそこに行き着く。

自分を探ろうとしてもすぐに迷宮入りだし、政治や社会に関心を持つと悪い癖で頭が沸騰してしまう。

ちょっと離れて自分の今やりたい事に意識を向けると、探したいものはいつも自然界の中にある。

そしてそこに絡んだ表現も見てみたくなる。

映画や小説や写真展、美術館や、テレビ番組でもなんでも、そんなものをアンテナにして見る。

どうしても自分の目線も呼吸もマスクしてゴーグルしてるくらいの小さな小さな口元、目元だけの世界になりがち。

SNSをやってると特にそうなってしまいがちである。

星野道夫さんのアラスカの写真や文章が高校生の時から好きで、あの頃は星野さんは生きていた。

アラスカに行きたすぎてその後アラスカを旅した時も星野さんは生きていたな。

ほとんど何にもしないでゴムボートに乗って川を流されていて、夕方になるとボートを中洲に上げて、流木を拾って焚き火する。

焚き火を眺めながら遠くでフクロウが鳴いている声を聞いて、そして寝る。

というのをひたすら3ヶ月。

今、本も携帯も持たずに原野で3ヶ月自分がいられるか分からない。

写真と共に紹介されている星野さんの文書が胸にせまる。

ホワイトバッファローの伝説はネイティブアメリカンに伝わる物語だが、自分がこれを今回年末のコンサートで五曲にしてアニメーションとコラボ作品にするにあたり、四曲目の「四つ足と羽ばたくものたちの願い」を見直している。

星野さんの撮った熊の横顔を見ながら、星野さんの文章に触れていると、この曲の事を、そしてホワイトバッファローの伝説のことを思った。

星野さんも文章にしているように、大自然は自分と関係ない遠くの世界のことではなく、そこに自分自身も内包されているものだということに行き当たる。

ホワイトバッファローの伝説もまた、自分と自分に繋がる全ての存在という表現がある。

悠久の時間がわたしにも流れている。

自然の大きさは一つ一つ砂粒一つの小さな力が毎秒毎秒、積み重ねられて大きな滝も、大きな渓谷も山もできている。

わたしもまた、そのような積み重ねの途中にある存在。

人間社会の中で育つうちにいつのまにか、自分のものにしてしまう、自信のなさ。

でも自分の中に大きな自然がある事を知れば、それは本当に些細な事だとわかる。

そしてそれはやはり大きな自然の中で圧倒された時に感じるものでもある。

私たちが大自然に圧倒されるのは、悠久の時の流れを感じるからなのだろう。、そしてその積み重ねは自分の身体に心にもたしかにあると思うから、自分もまた同じ存在だと思うからこそ、心が解き放たれて涙するのだろう。

自分とはこの連なりの中にあるものだと。

思い出す。

そして何度でも何度でも思い出したいからまた旅に出る。

旅に出れない時は、それを詩っているものを探す。

馬頭琴の力をかりて、それを詩(うた)に。

そして歌に。

かなでるということはその恋文のようなものかもしれない。

時には会いたくても会えない。

時には出会えてる時の喜び。

失った悲しみ。

それが人であれ、自然であれ、なんであれ。

12月23日(金)

18:30開場

19:00開演

美浜文化ホールメインホール

ホワイトバッファローの伝説を二部でアニメーションとコラボしてお届けします。

美浜文化ホールはわたしが一番最初にこの作品を初演したホールでもあり、自分が美炎として活動を始めた時にからお世話になっている縁のあるホールです。

駅は千葉市の京葉線の検見川浜駅より歩いて来れます。

東京駅からだと33分という近さです。

黒を基調とした多目的ホールなので、まず映像が映えます。

どんな風に仕上がるか、私もワクワクしています。

アニメーション作画の米本久美子さんとは今もイメージを伝えあって、絶賛製作中。

ホワイトバッファローの音楽もアレンジを見直しながら、同時進行で製作中です。

私と会う機会のある方は、チケットを直接やり取りもできますのでその方が良い方はご相談ください。

チラシ欲しい方もご一報ください。

ポスターも素敵なの用意していますので、貼ってもいいよー。という方は連絡ください。

よろしくお願いします。

チケット発売中!

秋は南房総市でもやります。

以下、秋と年末のコンサート情報詳細です。

■2022年10月22日(土)

☘️とみうら元気倶楽部さざなみホール☘️

13:30開場

14:00開演

馬頭琴 美炎

キーボード 清瀬祥吾

ドラムパーカッション 前田仁

要予約2500円

※本公演でのアニメーション投影は一曲のみとなります。

千葉県南房総市富浦町原岡88番地2

■2022年12月23日(金)

☘️美浜文化ホールメインホール☘️

18:30開場

19:00開演

馬頭琴 美炎

ピアノキーボード 清瀬祥吾

ドラムパーカッション 前田仁

スペシャルゲスト登場予定

アニメーション作画 米本久美子

アニメーションデザイン製作 中島すみれ

ichikiro

一部馬頭琴コンサート

二部アニメーション✖️音楽 ホワイトバッファローの伝説

前売り4500円

当日5000円

学生3500円

未就学児の入場はご遠慮ください。

千葉県千葉市美浜区真砂5丁目15-2

🌿10/22さざなみホール🌿

🎫チケット予約

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070-1274-2688(西郷)

🌿12/23美浜文化ホール🌿

チケット購入方法

🎫e+チケット

■購入ページURL

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🎫美浜文化ホール

電話043-270-5619(10:00~18:00)(第3月曜休)

窓口10:00~18:00(第3月曜休)

美浜文化ホール

■購入ページURL

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070-1274-2688(西郷)

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