2016
優しくしてくださいね。
昨日のレッスンで去り際に生徒さんに言われた言葉。
おはようございます。
もう昼ですが。
体験レッスンの方が来るんですよと、いつもの生徒さんに話すと、「入ってくれるといいですね。優しくしてくださいね。」
私、怒ったことないはず。。たぶん。。
レッスンというと私は小さな頃より随分いろんな習い事してました。
一番はじめにした習い事は、バイオリン。
割と長く続いたのもバイオリン。
母が言うにはお友達の息子さんのバイオリンの発表会に二歳の頃連れて行ったら、大興奮して舞台に上がりそうになったので、好きなのかもと思って習わせたそう。
はじめに習った先生は、「美炎子ちゃん、あのねぇ。」と困ってるか少し怒ってるか笑ってるか、たぶんそんな先生の雰囲気しか覚えていない。
少し大きくなって久しぶりに先生に会って言われたのは、美炎子ちゃんはよくバイオリンやら弓やら忘れてきてお母さんに怒られてたね、というのと、バイオリンは左手で持つの。というと、右でも持てるよ!と言ってたと言われて、冷や汗。
その少し大きくなった時に習った別の先生は、声を荒げることは絶対ない先生でしたが、にっこりして「へたくそ。」と言ったり、レッスン始まって少ししか弾いてないのに、「練習やってないでしょ。
またやり直してきてね。」とすぐ終わったり、
細かく指示はしないのに、あの全身で聴いてる感じで、どう弾くべきなのか、何が悪いのかわかった気がする。
優しい初老の男の先生だった。大人になっているお弟子さんも子供の私達も一緒のアンサンブルを指揮して、一緒にヨーロッパ旅行も行った。
アンサンブルの名前はドルチェ(イタリア語で甘いという意味)
何しろ甘い響きが得意な先生で、優しく甘く、でも芯がある。
今になって自分の馬頭琴の演奏もわりとこの辺りを目指していることに気ずく。
お稽古にまつわる話はまだいろいろあるなー
先月の岐阜での本番の写真。
なかなか本番の写真が無い。
そりゃ自分は弾いてるのだから仕方ない。