2017
開かずの扉みたいのを開けて、引っ張り出して仕分けしてたらば、高校時代の英語のテスト用紙が出てきました。
これが、なんかいろいろおもろい。
まず、全くテストに私答えてない。
ま、それは置いといてですね、
たぶん内村鑑三の代表的日本人の英語の本が教材だったらしく、
テストに答えてない代わりに、スペースに「感想」とか書いてて(以下私の感想文)
内村鑑三はおもしろい。
彼の考えはいいと思う。
でも自分の考えとは少しずれていて困る。
わからない。どっちがいいんだか。
最近本当にわからなくて困る。
ほんとは違わないのかもしれないけれど、やりたいことをやる。というのと、自分をきたえる、というか、むしろ自分のやりたくないことをやって自分をきたえるのと、どういう進み方がいいんだろう。
でも、好きなことだけやってても、きっと嫌なことも入ってくるから、そんときやればいいとも言えるけど、それはなんだか甘いとも思う。
上杉鷹山の偉かった点はなんだろう。
自己中心さがない点なのだろうか。
好きなことをやるというのは自己中心だろうか。
自己中心ってなんだろう。
求めてはいけないのかな。
好きな事を。
欲、というけれど、自然な求めともいえる。
けれど行き過ぎると悪となる。なぜだろう。
わからない。
結論なんてでない。やってみないと分からない。
どっちやっても後悔や失敗は出ると思う。
迷ってばっかりじゃもっと悪いってきもする。
一生悩みそうでやだな。
とりあえず大学生活どうすっぺ。
結局ここで迷ってる事って何だろう。
ハムレットの第二の人生ってどんなんだろう。
本当によくわかってない。
何年単位なんて事頭じゃ考えられない。
その日一日一日ならできるかもしれない。
けど不安だ。
私はどういう道を行くんだろう。
代表的日本人にのっている人は計画してそう生きたわけじゃない。
一日一日を生きていたらそうなったんだ。
(完)
そして、そこに赤ペンで先生からの答えが書いてある。
「天職発見の道は今日なすべきをし続けるとある。
今日やりたい事をとわない。
なすべき事は義務感を持って感じるからストレートにはいかない。
一つジャンプがいる。
しかし、そのことによってなすべき事柄がおもしろい事に変化する。
おもしろく映ってなかった事がおもしろい事に変化するおもしろさ、最初からおもしろいと思われる道をなぞっていくおもしろさ、2つは違うな。
Come what may war.何でもこい。
readiness is all.それを受けとめる準備が全てだ。
これがHamletの結論。
結論なんて出ない、やってみないとわからない。(私の書いた文に赤線が引いてある)
似てるね。」
好きなことをやる。
この姿勢を貫くことでぶつかってきた沢山の事。
ぶつかるのはいつでも物事ではなく、周りにいる人。
非難や批判とかかな。
好きな事をやっていてぶつかる物事は例え困難でも越えようと思える。
思えることで力も湧いてくる。
数年前まで高校時代と同じ事の延長をある意味悩んできたけれど、いつのまにかそこで悩まなくなった。
もう本当に決めたからだろうな。
何があってもやるって。
その覚悟ができるまでの道のりが長かった。
くぐり抜けてきたから、どんなにやりたいか、例え死んでもそれが出来ればいい。とまで思えてしまう覚悟に行き着いたのだと思うと、山あり谷ありは必要なんだな。
若い頃に戻りたい。
という言葉を度々聞くけれど、私はそう思わない。
また同じ道を行くなら、新しい山や谷の方がいい。
高校時代の君に言う。
やりたいようにやりなさい。
歩いた道が道になるのだから。