2014
山形へ
高校時代を過ごした場所
飯豊山の懐
温泉に浸かって飯豊連峰を眺める
自由なものは
自由な精神から生まれる
自由な精神を育むものは芸術
芸術の源は自然
自然とは私
私の本質は自由な精神
夏に来るのは久しぶり
圧倒的な緑
こんこんと湧き出るような緑
見てると自分が溶けていきそうだ
自然が好きとか嫌いとかいうけれど
私の感覚では
外にある対象をこえた
自分を含む
もっと大きななにか
今だって私はここに溶け込むように存在している
その感覚がなければどう生きたらいいか分からなくなる
不自由なものを自由だと思い込む
自然と同調することを忘れた感覚を調律するように
繋ぐものが芸術の役割
メロディー
ハーモニー
リズム
演奏している時にうまれるその瞬間の間や
自由なテンポや
音のうねり
あれはぜんぶ
風であり
波であり
あらゆる森羅万象
それはぜんぶ
吐息であり
涙であり
笑い声
あらゆる感情
ここで山や川で遊んで得た感覚がテンポや間や空気にとってかわる
今までの悲しみや喜びすべての感情は
音にかえることができる
どう生きるかなんて考えてみても
マンダラのように
すべては渾然一体
それを眺める視点を持てたら
それは人として可能なのだろうか?
突然インスピレーションによって
一瞬だけ与えられるギフトなのだろうか?
あまりにも緑がすごいので
いろんな事を思い出した
そういえば自然の中で暮らすことは小学生の頃からの夢だったなー