
2015
顔。
確かに動物の顔に似てる人っている。
よく東北の田舎にいくと、このおじさんはどうしてこんなに日本猿とそっくりないいお顔してるのだろうと、まじまじと思うこととかあります。
猿に似てると言うとちょっと小馬鹿にしたようにも聞こえますが、私の想いは、日本猿っていい顔してるなと思う。特に東北の日本猿。
山が美しいと猿の顔も美しくなるのかな。
雪が厳しいからいろんなものが淘汰されて美しくなるのかな。
山の厳しさも美しさも知ってる顔。
それと同じ顔してる人がいる。
でなんでそんな話になったかというと、先日ライブで画家の方に、世の中猫顔とか犬顔とかいるけれど、美炎さんはそのどれでもないんだよね。やっぱり馬顔なんだよね。
とまじまじと言われ、馬!という言葉に単純に反応して嬉しい!!
となりましたが、いやまてよ。
前に仕事でマザー牧場行った時に、馬面コンテストやっていて、顔の長さを測って、ある長さ以上だと人参がもらえるというのを横で見ながら、とてもやってみたかったけど、見事、馬面認定されました!
と声高く言われても、恥ずかしいなと思ってやめました。
そういえば学生の頃先生で馬面と言われてる先生を思い出したりとか。。
そんなことどうでもいいのですが、どこがどうして馬の顔に似てるのか、とても聞いてみたかったけど、顔の長さが。と言われるかな、と怖気付いてやめました。笑
でもやっぱり、馬ににてると言われて嬉しいのだから、相当馬が好きです。
先日久しぶりに会った人に、会うたびに若返ってると言われて、ちょっと嬉しくなった。
でもそれが本当だったら妖怪です。
妖怪っていうのもありだなー。
化粧するようになったのと、化粧が少しはうまくなったの。
そんなことで得意げになってたんですけど、化粧してない時に、え?化粧してないの?と言われたり、化粧してる時に、え?化粧してるの?とアベコベなことを言われるのがちょっと心外です。
人は自分が思うようには見てないということです。
今日も、つい先日に演奏の仕事でお世話になった方に別の場所で、仕事ではなくお会いして、しばらく私だと気付かれませんでした。
舞台降りると、さっきの人どこ行ったの?ってなるのは、まだまだな証拠です。。
12月に咲く花ってすごいな。
生ぬるい大風の日の家の外の空
桜月流の宗家、神谷美保子さんと、剣士が運営するみつるぎカフェで、同じ美炎という名前つながりの
みほみほの風というライブをしました。
美保子さんは美劔舞のパフォーマンスを以前桜月流の方の舞台に呼んでいただいて、馬頭琴の演奏で舞っていただいたのですが、それがとても素敵で格好よく、私もやってみたい。
と単純に習わせていただきました。
今思うとどうしても棚田の石舞台の上で舞ってみたかったのですね。
付け焼刃という言葉がありますが、自分でその言葉を思い出すあたりが。
でもあの風景で、あの光で、あの風で、あの衣装で、あの振り付けで、やっぱりやってよかったなと思います。
美保子さんのヤマト歌と竪琴と馬頭琴のデュオ。
最近本当にいろんな方とコラボレーションする機会をいただき、本当にいろんな勉強ができるなと思います。
あの会場のお客様の中に画家が四人もいたのは不思議なことでした。
絵といえば今年の棚田舞台の演奏の絵を描いてコンクールに出す方がいるのだそうです。
ちょっと思ったんですけど、美炎さんはやっぱり馬顔だね。とおっしゃった画家の方は抽象画をかかれる方です。
きっと普通の人が見えないものをみて捉えてるのだと思います。だからきっと馬頭琴を弾く私に馬がオーバーラップしたに違いありません。
馬頭琴を弾く美炎さん、馬が走ってるみたい!馬が浮かぶなあー。あれ?もしかして美炎さん馬?
って思ってもらえたのは本望です。
美炎さんの演奏、情景がすごく見えるねと良くお客様にいっていただくのですが、そういうこともあるかな。
自分に都合よく終わります。
自分のブログですから*\(^o^)/*
蛇足ですけど、テレビで朝ドラのアサのお義父さん役の方がアサの夫役の方のことをラクダ顔だと言ってたと母がはなしてました。
2015
今朝ツイッターで目にしたこの記事。
「音楽は敵を超える」
http://www.asahi.com/sp/articles/ASHD76DD5HD7ULZU00P.html
「今したことには謝れるのに100年前の過ちを謝るのがどうしてこんなに難しいのか。」
「多くの国が今過去との向き合い方に関して問題をかかえている。
自分たちがやっていることに誇りを持つということと
、自分だちが他より優れていると思い込むことは大きく違う。
本物の自信と誇りは他者との比較からは決して育ちません。」
「同じようにグローバリズムとユニバーサリズムとの間にも本質的に違いがあります。
ユニバーサリズムは互いの違いを認めるということ。」
「グローバリズムはみんな一緒を求めるということ。
人生を豊かにするのはユニバーサリズムなのです。」
「過去を受け止め克服してゆく。この継続なくして先に進むことはできません。」
「音楽は敵を超える」
このところが語られるのは後半です。その辺りはどうぞ上記のリンクを開けてお読みください。
自分自身のことに置き換えて考えるとどうだろうか?
と思う。
私は戦争を体験してないけども、日本に生まれ育ち、戦争を体験した人から多くのことを聞かせてもらい、感じてきたことはある。
私は伝記や自伝や人から過去の体験談を聞くのが子供の頃から好きだった。両親にもおじいちゃんおばあちゃんにも、よく昔の話を聞かせて。
と戦時中やそれ以前やその後のことをいろいろ聞いた。
自分が体験してないことをその人の体験を通して、体験することができるみたいで苦労話さえ楽しかった。
私の両親やおじいちゃんおばあちゃん、そのまた前のあったことのない繋がる人達。
その人達の通ってきた道は私と無縁ではない。
だから、100年前のことをあやまるということは、とても大事だと思っている。それが、例え何百年前だろうと。
彼らの道があったから、私の道がある。
きっと過去に関してはあやまるということ、そして感謝すること、それ以外の選択肢はないんじゃないだろうか。
過去のことに、それは例え社会の歴史ではなく、自分自身の歴史の中でもそれ以外の感情を抱いてるとすれば、それは向き合うチャンスなのではないかと思う。
その感情があるからこそ今の自分がある。
でもそのままでは10年後の自分も今と何も変わらない。
その感情に向き合うからこそ進んでいける。
その勇気を持つことはどうしたらできるのだろうか?
今まで出会った人の中で、その勇気を持つ人と持たない人。
勇気を持たない人は過去の体験を忘れられない人。
勇気を持つ人は過去のいいところ悪いところをよく理解し、今するべきことを知る人。
いいところ悪いところをよく理解する。
と、そこに執着していた欲求的な感情も否定的な感情も手放せるのだと思う。
そうしてクリアにしていかないと、今自分が何をするべきなのかなかなか見えてこない。
今自分がするべきことが、実は欲求的な感情や否定的な感情から引き起こされて、進んでいると思っていることが、実は過去の中に生きているのと変わらないことになってしまう。
それは悲劇なのではないだろうか。
繰り返されてしまう過ちはその悲劇からおこる。
勇気を持ちたいなと思う。
芸術といわれるものは、実は社会を変革するような大きな力を持っているのではなく、
でも、本当にささいな、コーヒを飲んでホッとする。
爽やかな風が吹いて気持ちよくなる。
ハッとするような刺激をうけて何かやりたくなるかもしれない。
そんなことで、あー、さっき怒ってたことがなんかバカらしくなったな。とか、そんな作用がある。
風穴
それは時として、時空も超えることが確かにある。
ささいな作用だけれどなくてはならないもの。
だから、スーホの白い馬の物語も、引き裂かれてしまい、悲しみにくれるスーホのところに音楽として舞い戻ってきた白馬がたくさんの人を喜ばせているのだと思う。
2015
水木しげるさんの幸福の7か条。
ツイッターで目にしたので、読んでいていいなぁと思いました。
特に
しないではいられないことをし続けなさい。
怠け者になりなさい。
もいいね!
好きだった長新太さんともなんか通ずる。
ナンセンスが好きだったり、いい加減が好きだったり、ろくでなし子さんもそうですが、日本社会のここ、変じゃない?なんか堅苦しくない?というのを直接批判するんじゃなくて、茶化して、ほらこんなにナンセンスなんだよ。
こんなに滑稽なんだよって自分自身も茶化しながら表現してくれ続けている人。
社会の風穴的存在。
そういう人やそういう人の作り出したものに救われている人ってとても沢山いると思います。
私の場合は茶化すという高度な技はできませんが、自分が作る音楽のために自由でいたいなとおもいます。
精神的に。でも日常も出来る限り!
家族は諦めてますね。。
諦めてくれてありがとうございます。
やっとこの歳になって、このタイミングで、どうしたら自由でいられるか、割と楽にできるようになった気がします。
若い頃は本当に自分のやりたいことだけやる自由を自分に与えるためにどれだけ周りとぶつかったことか。
このところ、友達やお客さまに、仕事で行き詰まった時に、美炎さんのCDかけて心を旅に出してます。
という素敵な言葉をいただきました。
私が自分自身に許している、やりたくないことはやらない。
やりたいことをし続ける。
心を遊ばせる。
もちろん、やらなきゃいけないことってある訳ですが、そこは自分をうまく持ってく。
なるべく楽しくなるように楽しい要素を見つけて足して、で、ほんとにやりたくない時は潔くやらない。笑
そうやってるとほんとに些細なことが嬉しかったり幸せだなと思います。
寒い時お風呂に入って幸せだなーと思う。
お腹空いた時美味しいもの食べて幸せだなーと思う。
そんなことの積み重ねの1日。
美炎ちゃんていいよねー
と、とかく子供の頃から言われ続けている。みんなと同じ日常を生きているのに、私だけ嫌な部分をすり抜けているように見えるらしい。笑
実際そういうところもあります。
でも、それが私の道なんだなと最近思います。
そのおかげで何か私の音楽が自由な感じがして、それでいいなと思ってくれる人がいる循環がある限りは私はこのままでいいのかなと思います。
でも実際、自由でいることに不安や孤独を認めながらもそれと付き合い、なおかつ湧いてくるものを待つ。というのは、簡単なことではないのかもしれません。
簡単じゃないからこそ、やりがいもあって、続けられるんでしょうね。きっと。笑
2015
初体験の自宅から電話でラジオ生出演。
何事も初めてのことはやってみないとわかりません。
スタジオに行くときは、それなりに仕事モードで行きますが、朝起きて、家のこといろいろやって、コーヒー淹れて飲んで、その延長でラジオ出演したらいかんでしょ。
というので、出かける仕度して(着替えて化粧した)仕事モードになって電話の時間を待つ。
こちら、本日のスタジオでした。
はい。谷地に向かってお話ししてました。
FM-FUJI
GOODDAYという番組のつながり人というコーナーでした。
一番心配だったのは、電話で出演してる間に誰かから電話来たらどうしよう。。
誰からも電話ありませんでした。
ただ一度ブッと携帯がメールの着信音があって!!!と思いましたが、あれは、やはりラジオお聴きの皆様にも聞こえてしまってるのでしょうか?
このタイミングに届くメールってなに?!と思ったら、
母に今日の頼みごとしたメールの返信で、「頼むの遅い。もう家にいない」でした。
とはいえ、DJは小川もこさん。いろいろお世話になっているので、とても楽しくトークできました。
馬頭琴の楽器の由来、どうして私が馬頭琴をやろうと思ったのか、オリジナル曲を弾いているのはなぜか、馬頭琴の魅力、思い出せばモンゴルでのエピソードや、オリジナル曲の話など、
あ、もう終わっちゃうのか、もこさんやもこさんの同じ語りの会のラジオパーソナリティーの方々はやはり流石です。聞き上手、なので話すことが次々頭に浮かぶので時間足りず。
そして、相手をリラックスさせるということをまず第一に考えてくださっていることが手に取るようにわかります。
ラジオ出演、ちょこちょこと今までも経験がありますが、人によりますが、若手の方だとやはり、いかにうまくまとめるかということに一生懸命になっておられて、こっちも協力しなければ。という心持ちになります。
なので、今回は本当に話したいことに集中することができました。
話し手聞き手の本当のプロはこうなんだなーというのを、自分が話しながらも感じていました。
そんな小川もこさんとの出会いについては、私のこのブログの7月13日の回に紹介しています。
もこさんの語りは音楽と似ています。引いたり押したり、包み込んだり、駆け登ったり。
音楽が大好きなもこさんだからでしょうか?
私も最近ご縁ができました山梨で、私のオリジナル曲「龍は嵐を呼んで天に昇る」をバックに流しながらもこさんが語る公演があります。
もこさんが以前私のコンサートに聞きに来てくれた時にこの曲を演奏した時、これだ!!と思ってくれたその感覚が、私はもこさんの語りの中で、この曲とのシンクロに驚いて、鳥肌がたち、涙が出ました。
12月15日
手打ち蕎麦「そば丸」にて
お食事付き3000円
すごく行きたい。。。
演目
「昇天の刺青(ほりもの)」
FM-FUJI
2015
だんだん冬景色になってきて、今朝は車のフロントガラスが凍りました。
窓の結露とその向こうに見える畑には落花生ボッチと呼ばれるこの時期の畑の風景です。
三菱鉛筆さん二回目のイベントでの演奏も、会場のお客様にあなたはモンゴル人?と呼びかけられて無事終わりました。
控え室における一コマ。
よく見ると馬だらけ。
この週末は岡山から親子で来た津軽三味線の蝦名宇摩ちゃんと下北沢と秩父でライブでした。
なぜか中国語でお客様に話しかけられました。
今回、宇摩ちゃんも私と同じく、子供の頃家にあった津軽三味線奏者の高橋竹山のレコードを聴いてやりたい!となったということが判明。
それで並んで津軽じょんがら節を弾くと手の動きの上下もシンクロするのでお客様も見ていて聴いていて面白いみたいです。
多分私が一番興奮してます。
だって今更津軽三味線でじょんがらは弾けませんが、馬頭琴で弾けるのですもの。それも、馬頭琴だけだとやっぱり面白くないけれど、隣で津軽三味線と絡むと面白いことができるわけです。
馬頭琴と津軽三味線の津軽じょんがら節とリベルタンゴはお客様に大好評でした。
宇摩ちゃんはお師匠さんに尺八も全国の唄も、沖縄三線も太鼓も仕込まれたので一つのライブでいろんな事ができます。
馬頭琴美炎のオリジナル曲、新曲の月みちるを津軽三味線で、最後の鷹を尺八で宇摩ちゃんに入っていただき、こちらもお客様にとても好評でした。
ライブでしか聞けない面白いことが満載のライブです。
これにドラム入るとさらに華やかになるだろうな〜
春には岡山でまた一緒にできそうです。
秋はまた関東で幾つかライブが実現しそうなので、聞き逃した方は来年の秋をお待ちください^ ^
秩父でのコンサートでは、宇摩ちゃんの実家、パン屋のラパンノアール。
国産小麦と天然酵母の美味しい優しい味をたくさんいただきました。
特にこの時期これ!
大好きです。去年いただいた時に美味しくてとまりませんでした。
本当は一月日持ちするので、クリスマスに向けて薄くスライスして毎日一枚ずつ、コーヒーと一緒にいただくのがベスト。
でも美味しくて一枚ずつが二枚、三枚と食べてしまうから、クリスマスまでもたない。。
秩父はまた改めて遊びに来たいところだなと思いました。
さて
12月も幾つかライブがありますが、6日のみつるぎカフェは満席になりました。
25日の子供向けクリスマスライブ、千葉県八千代市の勝田台文化センターと、23日の岐阜でのコンサート。
このホームページのコンサート情報でご確認ください。
27日暮れのギリギリ手前!
いつもの馬頭琴編成と少しまた変わるライブが四ッ谷のライブハウス、メビウスで夜あります。
渋谷の宮地楽器で私は馬頭琴講師をしていますが、そこで出会った素晴らしい講師陣とライブします。
モンゴルの馬頭琴楽曲、美炎のオリジナル曲や、私も初となる名曲もいろいろ!
ピアノ、ギター、ベース、パーカッションの編成です。
きっと楽しい夜になりそうです。