2016
考えてみたら馬頭琴って両足で挟むから、鳴ってる音の振動が身体を伝わってきて心地いい。
最初に二本うまく弦が鳴った時の快感、
足で挟んでるから、弾いてて身体を動かしてても一心同体感がある。
馬に乗ってる時と似てるの。
そういえば、美炎さんの楽器になって挟まれたいと言ったおじさんがいたけどね。笑
一緒にいたおばさまがたに、きゃー!エロいわ!と笑われてたけど、確かにエロいけど、そのエロさはなんか理解できてしまう。
誰か挟みたいとかいう変態な感覚ではもちろんありませんよ。
音に委ねることも、馬に委ねることも、同じ。
まあそれが挟まれたいになったと私は理解してるんですけども。
委ねる。
って実は社会で生きてる人間にとって、意外と難しくなってる感覚ではないだろうか?
委ねるって自由じゃないとだめだし、そこには恐れも恥じらいもなく、遊んでみようという勇気のようなものや、結果を気にしなくて過程を味わうやっぱり勇気がいる。
何かを決断する時もそう。
本当の保証なんてない。
もしかしたら、結果は予想と違うかもしれない。
委ねることができてくるとき、きっと人生の遊び上手になっている気がする。
昨日は朝一から幼稚園での演奏。
なんにせよ早く決断しようとする自分を発見。
ん?
って思ったらその場で待たせてもじっくり考えてみること。
次回に生かそう。
あ、これ、舞台に上がる前のセッテイングでの話です。
もう舞台上では、その瞬間、早い決断が必要。
ついつい普段もそれをやってしまう。
時と場合だな。
これ、本当に優しい音。
チューニング高くできないから、ひくーーい腹に響く音。
これで一時間コンサートっていうと、マニアな世界になってしまうから、しないんですけども、コンサートに一曲これで弾くと、結果、あれが一番心に残りました。と言われる予感。
お馬さんに全部持っていかれるー!
それもよし^ ^
岩手遠野。楽しみだな。