2016
同じ道を行く。
何度目だろう。
やはり不思議だな。
呼んでくれる人は全く横のつながりが無いのに、全然別のところから声をかけていただいて、またここへ来ることができた。
たぶん、演奏でくるのは6回目くらい。
清里への山へ続く高原のまっすぐな上り坂。
旅の途中、あ、ここいいなー。と思うと、いつかここで演奏したいなって思う。
するとそれが叶うことが多い気がします。
また別に、ずっと昔からここでやりたいなという場所に一向にご縁ができないということもあります。
例えば屋久島。
でもきっといつか叶う。
そしてその時になって、なぜ今なのか絶対にわかるんだろうなと思います。
そして、なぜだか分からないけれど、同じルート、同じ方面、同じ場所に何度も呼ばれることがあります。
声をかけてくれる方は全然違う方なのに。
だから、演奏するときは、その場所との、まずは巡り合わせに思いを馳せます。
きっと場所というものにも意思はあるのだから。
3つの琴。
ハープとアルパと馬頭琴。
琴といっても、馬頭琴は名前に琴がついてるってだけですが、たくさんの弦の重なりのなかで、馬頭琴の束になった弦の響きをまた重ねられる幸せを感じながら演奏できる機会。
ハープ中村愛さん。アルパ池山由香さん。
三人で弾くのは3回目。
銀座十字屋の中村会長が、三人の調べを気に入ってくださり、清里の森の音楽堂の涼風祭と繋げてくれました。
前日に森の音楽堂で音を合わせ、ペンションにとまり、すっかり女子会を満喫。
音楽女子同士しか話できないことがけっこうありまして、そんな事を話しながら、三人だけで、うんうん。と共感しあい、励ましあい、慰めあうのでした。笑
次の日は演奏。
台風の近づいている中、雨の森の音楽堂。
それでも一瞬の晴れ間がのぞいたりと、ドラマチックな空でした。
ご縁のある方や、一度東京で聞いてくれた方なのが、足を伸ばして、聞きに来てくれたのには、本当に感謝でした。
また聴きたいからコンサート情報みます。
と言ってくれる方が多いのですが、なかなかお近くでできる機会がないだろうなーと想像すると、申し訳なく思います。
せめて少しでも最近はライブの動画をアップしたりもしますが、生ライブを聞いてくださったみなさん一様に、生は違う!!
と、そりゃ当たり前ですよね。
もっともっとたくさんの所で演奏をできるように、ただ、それにつきますね。
琴のお二人と名残惜しく別れてから、車を飛ばして松本市へ。
それは面白い物語の幕開けでした。
つづく
この記事へのコメント
このたび森の音楽堂で初めて馬頭琴の音色を耳にし、大変感銘を受けました。
ただ美しいだけではなく、胸を締め付けられるような、懐かしいような、泣きたくなるような深みのある心地よい音色でした。。。
コンサートそのものもとても楽しく、選曲もよく、ハープとアルパと馬頭琴が織りなす最後のモリコーネのメドレーのハーモニーは圧巻でした!!アンコールの“少年時代”も素晴らしかったです!!
本当に行ってよかった~(≧∇≦)♡このブログで美炎さんが巡りあわせについて書いていらっしゃいますが、実は私もこのお三方のコンサート、最初は十字屋ホールで聴く予定だったのです。
それが行けず、その後もずっと気になっていたのですが、今回山の家がある清里の森の涼風祭で聴けると知った時には、やはり何かのご縁を感じずにはいられませんでした(*^_^*)
素敵な時間を本当にありがとうございました!!
アリエルさま
コメントありがとうございます。
そうでしたか。
清里でご縁が繋がり嬉しいです^ ^
またどうぞタイミングが合いましたらコンサートにお越しください。
その時は声をかけてください^ ^