2017
岩手より金沢へ向かい、そのあとは滋賀。
そして来ました長野。
長野はここへ。
こちらのオーナー、ドラムの前田さんの元生徒さん。
実家のある飯田にお店をオープン。
5月にライブをさせていただきました。
ここのピザも料理もスイーツもかなり美味しい。
近所にあったら通うのになー。
モーニングもやってるのは羨ましい。
11月19日の日曜日にこちらでライブいたします。
もちろんお店の美味しいお料理も堪能できます。
時間詳細は後日。
ちなみに前日18日は岐阜の恵那市にある串原村、手作りソーセージ工房のゴーバルにてライブ。
そのまた前日は名古屋の古民家ギャラリーで西美紀さんの展示会にてライブです。
中央道は土砂崩れで中山道を迂回して、やっと松本入り。
竹井さんと松本で合流。
なんだかこの旅中、いつもいるはずの竹井さんがいなくて、また旅の途中で会えたのは喜びひとしお!
演奏すればその有り難味も一段と感じます。
ほんと、伴奏一人欠けると翼が一つもがれてる感覚です。
あー。やっと両羽揃ってどこへでも自由に飛べる!ってなります。
去年もお世話になった中山東花園。
代表の菅谷信さんは高校時代の先輩。
幾らでも食べれる大粒なブルーベリー農園と合鴨農法でつくるお米が自慢の農家です。
中山東花園は、松本市内の子供連れファミリーが楽しく農業に触れられるようにと、ボランティアで運営している園。
夏の集いに音楽隊を呼んでくれました。
日本中のあちこちの地域で、地域になにが必要か、ここの良さはなにか、どう人の輪を作るか、そんなことを真剣に考えている人たちがいて、そんな輪に加えていただいて、音楽で少しお手伝いできるのが、何より幸せだなと思うのです。
その地域の歴史や今の現状、人の想い、自然の成り立ち、色んなことを学ぶことができて、学生の頃、そんな学びをしたいと強く思っていたことが、図らずも、こんな形で実現していることに驚きます。
そしてその学びが自分の音楽の中に生きて、また呼んでいただくことで生かされている循環に気づきます。
ここに美炎の音楽があったらいいだろうなー。なんて思いついてくれた方々に本当に生かされている。
今回特に、去年ソロで演奏しましたが、ふと、いつもはピアノとドラムと三人で演奏しています。
と演奏中に話したことが、この東花園で馬飼をしているポニー伊藤さんが、それはぜひ三人で弾いてもらいたいと、早速演奏終わった私に、三人呼ぶと幾らなの?
と交渉。
代表さしおいて勝手に来年の出演が決まった瞬間でした。
そしてその通り今年はポニー伊藤プレゼンツで三人での出演かなう。
馬のお尻のところにいるのは、ギター弾き語りのユージさん。
前田さん、ユージさんの弾き語りにも即興で参加。
ユージさんは、私たちの音響、下準備も沢山お手伝いしてくださり、去年に引き続き感謝です。
こちらは日本アルプス一望の舞台。
爽やかな風が気持ちいいコンサートになりました。
馬のいななきつき!
朝起きたらわらわらとヤギが沢山放し飼いになっているのも笑いました。
演奏終わったら、舞台裏にはヤギが。
オクラの花はニュルッと美味しいのです。
眺めもサイコーなバーベキュー。
菅谷さんが、こんなに嬉しそうなポニー伊藤は初めてみた。と。
このまま逝っちゃうんじゃないかと本気で心配したそうです。
確か去年は演奏中に缶ビール片手に涙を流してた姿が話題になりました。
そんなポニー伊藤さんが歌うその周りの光景が映画見たいと思って撮りました。
↑
ちなみにポニー伊藤という名前の由来ですけれど、
去年お会いした時に、
木曽馬は絶対他の種とは交わらないんだ。
ポニーは誰とでもやっちゃうんだよね。
どうもポニー伊藤です。
とおっしゃってました。
さてこんなに素晴らしい取り組みを続けている中山東花園ですが、なかなか継続が難しいらしく、こういう取り組みの継続の難しさや、農業の現在など、こちらも知らない事を知ることができて良かったと思う反面、上手くまわるといいなーと思うばかりなのでした。
それでも気持ちが一番大事だなと思います。
現状や結果よりも、気持ちが豊かで心が伴えば、絶対に後悔にはならないからです。
私もそうありたいです。
さあ、旅は終わりです。
この先はどこに進路がさされるのでしょうか。