2017
明日から始まる名古屋、岐阜、長野ツアー。
実は名古屋で演奏するの初めてです。
そんな場所へ導いてくれた絵と陶芸の西美紀さん。
城下町の昔の風情が残る通りにあるギャラリー。
美紀さんのイメージとギャラリーのイメージ。
どの衣装が合うかな。
そんなことを考えていますが、もう出発です。
その次の週には西美紀さんのアトリエのある長崎へ。
美紀さん企画では、裏方や集客全ておんぶに抱っこです。。
また、長崎では今回1人なので、持ち歩けるサイズのアンプスピーカーを探したり、カラオケを作ったり、一緒に行けないピアニストの竹井美子さんも、ドラムの前田仁さんも、なんやかんやとアドバイスや製作を手伝っていただき、誠に有り難いです。
周りで支えてくれる色んな方々に恵まれすぎている為に、ものすごく自分はダメ人間になってるんじゃないかと思います。
もしかしたら、当たり前だと思っている。
もしかしたら、自分は何もできることをしてない。
もしかしたら、ぐうたらになっている。
非常にあり得るところです。
当たり前だと思ってはいけません。
ともあれ、今回、名古屋のギャラリーでの西美紀さんの作品もとても楽しみです。
普通に美紀さんワールドのファンとして。
そして一緒に岩手の遠野を旅した思い出がどんな風に作品になってるのかなという興味として。
作品は、長崎でも、12月は三鷹でも共にコラボレーションするのでご覧いただけます。
ぜひお越しください^ ^
名古屋の次の日は岐阜の恵那市にあるハムソーセージ工房のゴーバルさんへ。
最後に訪れたのは何年前だろう。
けっこう何度か行ってまして、大好きな場所です。
山の中です。
何家族かが、共同で経営していて、無添加で本格的な味わいのゴーバルの食品。
ここにくると、家に戻ってきたみたいな感覚になってしまって、寛ぎすぎてまた迷惑をかけるのではないか私。
最終日は長野県飯田市にあるピッツアヒコノキ。
ドラムの前田仁さんの元生徒さん。
都内の一流ホテルで修行した腕前で美味しいピッツアや様々な料理のビュッフェと共にライブです。
中部地域での3つのコンサート。
どれも大切なご縁からうまれた企画です。
いつも行く前は、わりとぼんやりと、ああこういう人たちがいて、こういう場所で演奏するのだと、ざっくりしたイメージなのですが、実際行ってみると、ああなるほど、それで呼ばれたのだな。とか、様々なことがはっきりと目の前に次々現れるので、ものすごい凝縮した時間を過ごし、そして帰ってきて暫くは、それを反芻するという事を含めて、
全体として一つの物語をいただいたような感じになるのです。
きっとそれはなんらかの形でどこかに繋がっているものです。
長崎の旅もなかなか濃いものとなりそうです。
今回、竹井さんも前田さんも行けなくて、私が一番残念なのですが、というのも、こういう旅ではあり得ないような不思議なことや、びっくりすることや、面白い事が目白押しなので、それを同じ視点で共有する人がいないのが非常にもったいないなと。笑
そして12月のサラヴァ東京ライブへと繋がるのだな。
前回7月のサラヴァ東京でのライブでは、久しぶりに自分企画だったので、以前来てくれた方などに久しぶりに案内を出したり、また新しく出会った方が来てくれたり、どちらにしても、メンバーも五人で、ここ最近の新しい曲がロック寄りだったりすることもあり、皆さんに楽しんでいただけたのではないかと思います。
なんでもっと早く教えてくれなかったの!というお叱りのような嬉しい言葉もいただき、ある方は、馬頭琴のコンサートというより、美炎さんの世界ね。
いままで生きてきた美炎さんの世界がわかる。と言っていただきました。
そう思います。
馬頭琴はまだまだ珍しい部類の楽器であるので、生みの親であるモンゴル民謡と共に、伝統的な世界にあり、まだ限られた場所にあると思う事がありますが、私は外国人ということもあり(モンゴルから見て)、自分の表現の手段としてこの楽器を用いていると思います。
それはご縁であり、また馬が好きだからでもあり、
ある程度繋がりあってしまったこの楽器をどのように最大限生かすか。
ということなのです。
なので、馬頭琴、モンゴルの世界ではなく、美炎の世界が展開されるのだと思います。
そんなわけで、その世界、わかる!好き!と思ってくれる方がいることがとても有り難いです。
名古屋から始まる旅と、長崎の旅、そしてサラヴァ東京でのライブ。
どんな模様になるかは、またのお楽しみ。
まずは中部ツアーはいつもの三人で参ります!