2014
今朝はみなとみらいへ
去年、一昨年と馬頭琴で参加したハマのJack主催の絵本コンサート。
今年は客席からゆっくり鑑賞。
馬頭琴では「スーホの白い馬」でしたが、今回は「おおきななぶ」「にじいろのさかな」でした。
いろいろな趣向を凝らしていてとても楽しめました。
作曲の木村裕くんの紹介でクラシック界で活躍されている方々と、何度か共演する機会を与えられて
今回客席で聞いてよりはっきりと
とろけるようなアンサンブル。
そして音の響き方や、色が同じ輪を描いている。
馬頭琴はおそらく全然違う色で、輪というよりもその輪を突き抜けるようにして、音が出ていたかと思うと、
これはやはりメインで暴れるより他にない楽器です。
を、再確認。
というよりも、あきらめ。
クラシックの曲も、だったら違って弾けてしまって仕方ないのです。
モンゴル民謡にもまた、けっして精通していないわたくし。
主に内モンゴルの神的存在であるチ・ボラグの作曲したものと、彼編曲の民謡、演奏スタイルもまた、それ譲りです。
ボラグさんの曲はモンゴルの何もかもを、文化として体現しているものなので
内モンゴルの他の曲が、その真似に聞こえてしまうのは仕方ありません。
私が自分で曲を作るようになって
ボラグさんは言いました。
「美炎の作る曲は、私と共通しているものがある。
それは日記と同じです。」
言われた時はよくわからなかった。
なんとなく今
おぼろげにわかる気がします。
とにかく、この馬頭琴という楽器でもって
クラシックでも民謡でもJAZZでもなんでもない
音楽をしていくしか、ないんだなーと。
明日もまた、みなとみらいでハマのJackさんコンサート
ドボルザークのアメリカ
レナード・バースタインのウエストサイドストーリー
聞いてこようかな。
ドボルザーク大好きです。
チラシにクラシック界随一のメロディーメーカーとかいてあって、本当に。
と思って嬉しくなります。
メロディーって何だろう?たまに考えます。
でも私にとっては、メロディーと音色という要素はいつまでも大切にしたい。
いつでも、どんな時でも。
でも、所属するところがどこにもないわたくしです。
いいか。
いいね。
ところで、帰ったら花火大会でした。
たまたま見たところが、アパホテルにかぶってる芝生広場で、
後ろにいるお兄さんが
「出た!アパ越え!」
「おしい!低いぞ!アパ越えならず。」
と、スキージャンプの実況みたいなコメントを叫んでくれていたので倍楽しめました。
そしてこんな素敵な夏の水菓子にも出会えて、良い1日でした。