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 まっすぐ歩く- 2018/06/16 -

Category : BLOG

まっすぐ前を向いて歩いていて目の前のものに激突する。

というのを二回見ました。

前田さん。

ナナさんのご両親のお宅からさよならして、離れの建物に荷物を取りに行くときに、目の前の網戸に激突しました。

特注の大きな立派な網戸で、鉄?のかなり頑丈なフレームがぐにゃり。

ちょっと戻してみようと思っても全然動かない。

お詫びして帰り、ナナさんからメールで、あんな頑丈なフレーム曲げるくらい激突して、本当に身体は大丈夫でしたか?

と。

悲しいくらいなんともありません。

という前田さんの返信。

後ろを歩いていた私はものすごく驚きました。

もう一回は山形で。

前を行く私が鉄のフレームを避け、かがんで先を行くと、後ろから来た前田さんがおでこに激突。

あれは相当痛かったはずです。

悲しいくらいなんともなかったようです。

ちなみに先日は植え込みに突っ込んだようです。

大丈夫かいな。

最終日はカセドラルロック再び。

今度こそ日の出に間に合わせる!

ということで最終日ということもあり、暗い中出発。

ツルツルの岩場をよじ登る。

前を行く前田さんがよく滑る。

何回目かで「ちょっと滑るのやめてもらえませんか?」

「もしかして扁平足では?」

前田さん「そうですよ。」

「わらじ履いたほうがいいよ。」

と言って、前田さんのこの衣装にわらじ。

完璧。

と思う。

ガソリンを入れに行ったスタンドで、スタンドのお兄さんに、衣装のままの前田さんは「サムライ!!」と手を合わせてお辞儀されたそうです。

誰もいない。

連休のセドナなので、日中はどこも人に溢れていたが、海外の人はそれほど日の出にこだわりないようだ。

じきにどんどん白んでくる。

あれ、間に合わないんじゃないのと、焦るが、向こうの山があるおかげで日が出るのにまだ時間があるようだ。

朝日の頃のこの新鮮な空気はどこからやってきたんだろうか?

全部新しくなってる。

誰もいなくてそれを一人で味わってる気分。

音を出してみる。

響く。

岩と交信。

風が吹く。

ただそれだけ。

カセドラルロック祈り1
   
    
    
 
そのうち向こうの山から日があがってくる。

あたたかい。

毎日うまれるおひさま。

   
    
    
   
それから間もなく、3人の欧米の方が上がってくる。

さらっと楽器はしまってしまったが、なんとなく興味があるようだ。

そそくさと着替え、景色に見とれていると、

コンニチワ〜

という声。

また二人の欧米の方が上がってきて、私達が日本人と分かったようだ。

日本語と英語と織り交ぜて話していて、日本のどこですか?

ときかれて、千葉です。

という。

前田さんが本八幡です。

という。

すると、私のパートナーは本八幡です。

と。

そんなことあるんだな。

カセドラルロックで本八幡。

秋に日本に来るから再会を約束して、ロバートさんに弾いてほしいと言われて再び「祈り」

身体がすっかり冷えてしまっていたが、もう一度ここで音を出せるのはちょっと嬉しかった。

カセドラルロックの風景も合わせてどうぞ。

前田仁撮影

カセドラルロック祈り2
あの場所で撮るとすごいの撮れるよ。

と教えてもらうが、

わたし!むりです!!

前田さん行きました。

尊敬。

   
    
 
それからちょっと場所を変えて
   
    
    
   
iPhoneだと、手前の人物に焦点あてても、奥の景色も普通にうつるけど、カメラだと後ろが白飛びするか、手前が暗くなる。

でもこのカメラはそれを解決するモードがあったことに気付いたのは帰国してから!

そして、編集できる知識もないので、沢山撮ったけど、どれが使えるのかいまいち分からない。

でもこの旅の間、投稿し続けていた写真をみて、旅した気分になれたよ〜と喜んでくれた反応があり、それだけでなかなかにハードでしたが報われました。

夕方にはセドナを後にします。

続く

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