2018
まっすぐ前を向いて歩いていて目の前のものに激突する。
というのを二回見ました。
前田さん。
ナナさんのご両親のお宅からさよならして、離れの建物に荷物を取りに行くときに、目の前の網戸に激突しました。
特注の大きな立派な網戸で、鉄?のかなり頑丈なフレームがぐにゃり。
ちょっと戻してみようと思っても全然動かない。
お詫びして帰り、ナナさんからメールで、あんな頑丈なフレーム曲げるくらい激突して、本当に身体は大丈夫でしたか?
と。
悲しいくらいなんともありません。
という前田さんの返信。
後ろを歩いていた私はものすごく驚きました。
もう一回は山形で。
前を行く私が鉄のフレームを避け、かがんで先を行くと、後ろから来た前田さんがおでこに激突。
あれは相当痛かったはずです。
悲しいくらいなんともなかったようです。
ちなみに先日は植え込みに突っ込んだようです。
大丈夫かいな。
最終日はカセドラルロック再び。
今度こそ日の出に間に合わせる!
ということで最終日ということもあり、暗い中出発。
ツルツルの岩場をよじ登る。
前を行く前田さんがよく滑る。
何回目かで「ちょっと滑るのやめてもらえませんか?」
「もしかして扁平足では?」
前田さん「そうですよ。」
「わらじ履いたほうがいいよ。」
と言って、前田さんのこの衣装にわらじ。
完璧。
と思う。
ガソリンを入れに行ったスタンドで、スタンドのお兄さんに、衣装のままの前田さんは「サムライ!!」と手を合わせてお辞儀されたそうです。
誰もいない。
連休のセドナなので、日中はどこも人に溢れていたが、海外の人はそれほど日の出にこだわりないようだ。
じきにどんどん白んでくる。
あれ、間に合わないんじゃないのと、焦るが、向こうの山があるおかげで日が出るのにまだ時間があるようだ。
朝日の頃のこの新鮮な空気はどこからやってきたんだろうか?
全部新しくなってる。
誰もいなくてそれを一人で味わってる気分。
音を出してみる。
響く。
岩と交信。
風が吹く。
ただそれだけ。
カセドラルロック祈り1
そのうち向こうの山から日があがってくる。
あたたかい。
毎日うまれるおひさま。
さらっと楽器はしまってしまったが、なんとなく興味があるようだ。
そそくさと着替え、景色に見とれていると、
コンニチワ〜
という声。
また二人の欧米の方が上がってきて、私達が日本人と分かったようだ。
日本語と英語と織り交ぜて話していて、日本のどこですか?
ときかれて、千葉です。
という。
前田さんが本八幡です。
という。
すると、私のパートナーは本八幡です。
と。
そんなことあるんだな。
カセドラルロックで本八幡。
秋に日本に来るから再会を約束して、ロバートさんに弾いてほしいと言われて再び「祈り」
身体がすっかり冷えてしまっていたが、もう一度ここで音を出せるのはちょっと嬉しかった。
カセドラルロックの風景も合わせてどうぞ。
前田仁撮影
カセドラルロック祈り2
あの場所で撮るとすごいの撮れるよ。
と教えてもらうが、
わたし!むりです!!
前田さん行きました。
尊敬。
それからちょっと場所を変えて
iPhoneだと、手前の人物に焦点あてても、奥の景色も普通にうつるけど、カメラだと後ろが白飛びするか、手前が暗くなる。
でもこのカメラはそれを解決するモードがあったことに気付いたのは帰国してから!
そして、編集できる知識もないので、沢山撮ったけど、どれが使えるのかいまいち分からない。
でもこの旅の間、投稿し続けていた写真をみて、旅した気分になれたよ〜と喜んでくれた反応があり、それだけでなかなかにハードでしたが報われました。
夕方にはセドナを後にします。
続く