2018
実は4回目の台湾。
一回目はもう随分と前に内モンゴルの馬頭琴アンサンブル野馬で台北の国家歌劇院で演奏した時。
故宮博物館に行ったくらいかな。
あと台北の街を一人でぶらぶらした。
それからダイヤモンドプリンセスの豪華客船の旅に講師として乗船して、台湾の花蓮へ二回。
いずれも日帰りでした。
その花蓮の日帰りで、タクシーにのって、山間の湖へ行った時に、更に奥の山へ繋がる道路をみて、いつかこの山の奥へ行きたい。と思った。
その山奥へ繋がる道に訳もなく入り込んでみたい。
今日じゃないんだなと思い、船に戻る。
さて前田さんと二人、成田からバニラエアで台湾の桃園空港に着いて、とにかくお昼を食べよう!
一階のフードコートへ行くとお昼時ということもあり、混んでいて空いてる机がないし、通路も人と荷物で溢れてる。
日本だとすぐに諦めるのだけど。
なんとか空いた二つの席に荷物と前田さんをねじこんで、通路の端にカートを置く。
前田さんはしきりと、ここ置いちゃまずくない?大丈夫かな。と気にしていたが、中華圏にくると図々しくなる私。
大丈夫、大丈夫〜!
とりあえず先に見てくるよ!とフードコートをまわる。
よく見ると韓国料理だったり、日本料理だったり、東南アジアの料理だったり、台湾のお店を探すとあった。
あれは花蓮で食べたるーろーふぁん。
ゲットして席に戻る。
一目見て前田さん、僕もそれにします!
多分何も言わないと、東南アジア料理あたりを買ってくるだろうなと危惧して、それはそれでいいんだけど、最初のご飯はやっぱり現地の味がいいよね。
色んな種類あるから、写真みて番号で言えば大丈夫。
というと、結局全く同じものを持ってきた。
空芯菜にもるーろーふぁんと同じ肉味噌がかけてあって美味しい。
桃園空港の中。
そこから花蓮まで飛ぶ。
松山空港にて。
きゃわいい。
前田さんが、これはガンダム立ちだと自分でお気に入りの写真です。
何を言っているのか分かりませんが。
太田さんと他に三人の台湾の方がお迎えに来てくれている。
楊さんとリュウさん夫妻。
田舎の町だから夜8時にはお店が閉まる。
ちょっと車で探したところにあった小さなご飯やさんで、歓迎会。
隣の白い帽子が奥さんのリュウさん。
左が島から来たマコさん。
歯ごたえしっかりしているけれどぬるっとしていて美味しい。
日本では食べたことない。
麻婆豆腐なんだけど、小さな牡蠣がゴロゴロ入っていて美味しい。
タケノコの季節。
と思ったら、なんとこれ、イカの皮。
確かにナマコではない。
右の大きな魚の切り身が甘くて美味しい。
お魚のすり身のスープ。
マコさんと太田さん。
そうそう、前田さんの隣にいるのは阿宝さん。
阿宝さんとリュウさんは二人とも絵描きであり、それぞれに劇団を主宰している。
リュウさんは劇団は今はしてないが、旦那さんの楊さんはテレビ局でドキュメンタリーを撮っていた人。
今は大学の先生らしい。
そんな事も旅の途中で徐々に分かるのだが。
楊さん夫妻は40年前に日本に三年留学していて日本語が上手。
あと皆さん英語が達者なので、中国語と英語と日本語が入り乱れ、酔うと余計に。笑
前田さんは私に向かって一生懸命英語で話すし、私も徐々に中国語を思い出し、楽しい食事会はあっという間。
明日の夜の公演の場所を見に行こうと言う事で寄る。
琴というお店。
琴はここのおばちゃんの名前が元々、月琴なので。
でも月琴の音色は悲しすぎるから琴にしたらしい。
確かに月琴の音色は悲しすぎる。
花蓮は大理石の産地らしいが、お店の床は大理石で、カウンターも大理石だった。
靴を外で脱いではいる。
石の床が素足に気持ちいい。
懐かしのレコードが沢山置いてある。
みんながお茶を飲みに来るお店だ。
この店の周りもその頃はとても賑わっていたそうだ。
ここのおばちゃんも日本語が話せた。
ホテルに戻る。
玄関前に野良ちゃんなのか、飼われているのか犬が二三匹寝ている。
おやすみなさい。