2018
ここは知る人ぞ知る食堂。
おばちゃん一人でやっていて、もう廃校になった小学校の中にあるので尚更気づかれない。
リュウさん夫婦のかつての行きつけの場所。
山西省出身のおばちゃん。
美味しい中華料理に舌鼓。
とっても明るい奥さんのアワさん。お二人は原住民の劇団をしている。
これから行く台東で明日公演があるため、車に荷物を載せて一緒に同行してくれている。
手作りの水餃子ももちろん美味しいが、魚団子のスープは、魚団子のすり身も手作りで、今朝リュウさんが予約してくれていてから、いろいろ仕込んでくれて、到着と同時にほぼ出来上がって待っていてくれた。
そしてお腹いっぱいになり、外で涼んでいると、デザートを持ってきてくれた。
甘草や色々な野草の寒天に小豆の煮たもの。
夏にぴったりという感じの甘味。
その辺の草色々干したお茶に黒砂糖を入れた、なんか美味しいお茶をペットボトルに凍らしたものをいただいて、こういうもの色々あって、これは夏バテにならないな。台湾の人達は。
という食生活。
日々ちょっとずつ、いっぱい出会う人々から愛を頂いてます。
ここを後にしてみちみち、リュウさんがかつて働いていた教会に寄ると、道の向かいの知り合いのお店でカボチャをいただく。
都蘭。
アワさんオススメのギャラリーカフェへ。
ひと月前にオープンしたという。
ここから、台湾ブログ1回目のとこに飛びます。
読んでいない方はどうぞ^ ^
アワさんが食堂にてマイ箸やスプーンを出していたり、他にもそんなシーンが他の人で見ていたので、どうやら台湾はこの後からまずプラスチックが徐々に禁止になるので、まずストロー禁止だそうだ。
それでステンレスのストロー。
ちょうど台湾に行く前に、台湾では原発全廃が決まったというニュースを見た。
台湾に行ったらどうやって実現したのか聞いてみたいとおぼろげに思っていたが、なんとなく、台湾の人は民度が高いとよく聞くのだけれど、なるほどな〜と思う小さなことがたくさんある。
ここの美味しいコーヒーはアワさんの奢り。
モリさんは片足が無く、松葉杖を使っているけれど、2日間一緒にいて、誰もモリさんに気を使うシーンがなく、なんというかとても自然で普通。
踊りも踊るし、誰かが足のことを聞いたりもしない。
なんかとてもいいな。
何か瞑想?体操?太極拳?をはじめたリュウさん。
みんなここで気持ちよくて素足になってしまった。
今日これから行くヨガスタジオが、どんな所でどんな人がいるのかは、今回のツアーメンバー誰も知らない。
リュウさん夫婦や、アワさん夫婦も知らない。
リュウさんの友人の知り合いのつてだそうだ。
そのリュウさんの友人は、台北から応援団として、今日夕方にヨガスタジオで合流予定。
絵描きのリュウさんは、夏に彫刻家のシキさんと個展をするので、その会場となるシキさんのアトリエ兼工房を下見したいということで訪ねる。
アミ族の人が日本兵として南の島に戦いにでて帰ってこれなかったのを、翼とともに帰ってこれるようにと作った作品。
この4枚の板の作品は一番左からアミ族の元々の姿と、アミ族の日本兵。
アミ族の中国兵。
アミ族の台湾兵。
翻弄されてきたアミ族の作品だ。
ここでシキさんには会えなかったが、ヨガスタジオの公演には来てくれて、最後は歌を歌ってみんなを踊りに巻き込んだ。
さてそのヨガスタジオを訪れた。
なんかとても素敵な場所。
海からすぐ近いのだが、少し山の斜面を上へ。
海の見える素敵な眺め。
しかしこんなうねうねした細い道を上に行くところにあって、本当に人がくるのかな?
と思う。
中に入るととても素敵。
ここの奥さんのエリーが美味しい料理を作って待っていてくれた。
先にどうぞ。と遠慮なくいただきます。
かわいい。
台湾にきて元気なワンコは至る所で見かけたが、猫はやっと会えた!!
さて用意して公演の時間。
説明いりませんね。
沢山のお客様。
それがまず不思議。
そして特等席にいる猫ちゃん。エリーと旦那さんがいつも大きな音がすると、怖がって逃げるのに、不思議。
美炎さんが好きなんだね!
と言ってくれてこの旅一番うふふ(#^.^#)となる。
台東にいる胡待明さんに8年ぶりくらいに会う。
北海道ツアーを一緒にまわった歌手。
妹の冬華と一緒だった。
とても懐かしい。
本当にそうなったらいいな♪
ストロベリームーン。
月みちる弾きました。
と言われて一緒に。
エリーが作っているけれどこのアクセサリーは、自分がここに引っ越してきたときに、住み慣れた場所と離れたくなくて最初は落ち込んでいた。
でも愛があればその土地に根付くことができると気づいて、そんな時に日本の3.11。
その時からこのアクセサリーを作るようになったと。
心という意味。
私たちにプレゼントしてくれました。
この東北の大震災の時に台湾の人達がとても寄付してくれたという話はよく聞いた。
こんな風に心を寄せてくれていること、
これをつけているとなんだかホッとするのでコンサートの時にもたまにつけてます。
お別れの朝。
愛をありがとう。