2014
インドに行く想像をしてみた。
曼陀羅。
そんなイメージ。
海の先端の方にある神社へ行った時、お参りした後で小山に登った。 神社の境内は深い緑と大きな苔むした岩があり、とても清々しい所だった。
でも裏の小山に登る時は藪とぬかるみと蚊で、登るのを一瞬ためらったが、きっとこの上からは海が見えるに違いないと思って、またあんなに境内は清々しいのに、すぐ近くの裏山がこんなに違うのも珍しいなと思いつつ。
すぐに上に着いて、海が見えた。 そこは気持ちいい風が吹いていて来てよかったと思った。
でもすぐ下のざわざわする藪とぬかるみが同時にあるのが不思議だった。 なぜか曼陀羅みたい。と思った。
今自分が、感じているものが全てではなく、そこには同時に感じていないあらゆるものがあるのかな。
いいものと思っていることが悪いものとたいして変わらなかったり、こうすべきと思っていることが、自分の頭の中の世界だけで、他のあらゆるものからしてみたら、どうでもいい事だったり、どこでどんな風にしていても曼陀羅の世界からは自分は消えてなくならない。その中の何処かに絶対にいる。
生きていても死んでいても、幸せでも不幸でも、何らかの形で存在しつづけていることが曼陀羅。
今はそういうイメージだけど、それさえ断片でしかない。
高尚なものも低俗なものも変わりなく受け入れる何か。
それをいっしょくたに捉えた瞬間。
だから
芸術といわれる創作や表現は、
覗いてみる場所がどこであろうと、どんなアプローチであろうと、正解なんかない。 高尚も低俗もない。
インドに行ったらカレー食べよう。 (っていうかカレーしかないのか。
っていうか行く予定ないし。笑)