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 嵐を呼ぶ龍は女性でした- 2014/10/06 -

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嵐の今朝、この真っ只中を会いに行くことになったんだから、嵐を呼ぶ女性だわ。などと思いながら、車で東京へ。

東京に着く頃にはすっかり晴れ、富士山がやたらにきれいなのと、隣の車線の車が横転していて渋滞になっているのと見ながら東京に着いた頃には風も収まり晴れ。

彼女とは数年前に九州のコンサートの時に聞きにいらしていて、お会いしたのだけれどその時は確かエッセイスト。

いつの間にか企業コンサルタントになっていて⁇と言葉自体についていってなかった私が、この一年ほど彼女に会いたいと思うようになり、まあ忙しく飛び回っていて講演やら、取材やら、コンサルタントも順番待ちの大人気。

いつ会えるかなーと思っていたところに昨晩、東京に来て嵐で帰れなくなったから、誰かお茶しませんか?というメッセージ。

する!と立候補したら、懐かしがってくれて、会える事になった。

で、コンサルタントってどういう仕事でなぜそれをやることになったの?などという質問に真剣にいろいろ答えていただき、音楽家といえども、マネージャーもいるし起業家に近い何かがある気がするので話にくいついていきながら、だんだんこの嵐の日に会うことになった事が腑に落ちてきた。

私の作品の中に、「龍は嵐を呼んで天に昇る」という題名の曲があってこの曲をとても気に入ってくださる方がけっこういるのですが、この曲の題名である言葉は、龍が嵐を待って天に昇るのではなく、自ら嵐を呼び天に昇る。

つまり、状況がないからといって待ったり諦めたりするのではなく、自らその状況を、作り出していく。そういう主体的な言葉。

そして私の父が好きな言葉であり、私自身も状況のせいにしてはいけない、そして無ければ自分で作り出せばいい。という言葉が、大変というよりはとても希望に満ちた言葉であるように感じて好きな言葉なのだ。

それをつまり彼女に感じたわけで、あー嵐を呼ぶ龍は女性だったのだわ。と思ったのです。

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