2022
「ぼくがきみを殺すまで」あさのあつこさんの著書を読んだ。
こんな夜中に。
この夏、住んでいる地域の高校から声がかかり、配信にはなったが高校生達に向けてのコンサートをする。
その会のテーマがイマジンという事で、イマジンのリクエストがあった。
歌詞を読んでいたところに、最近買った本達の中からふと手にとって読んだ。
架空の国同士が戦争をはじめる様を、若い人達が戦争に駆り出されて、どのように心を蝕まれて行くかを、若い人たちの視点から書いている。
架空の国の物語だが、今の私たちの周辺に思い当たるような場面があちこちにあって、読んでいてぞわぞわする。
「そうだ。そういうちゃんとした学校を出て、ちゃんとした資格をもった、いわば、政府公認の芸術家、政府が認めた者しか仕事が回ってこなくなったんだ。それに歩調を合わせるように、放浪する者たちへの疎外が始まったと・・・今なら思えるな。気がつくのが遅すぎたが・・・」
生きづらくなっていく。
少しずつ。
その果てにあるもの。
もし自分の住んでいるこの社会に戦争が近づいてきたら、さて自分はどの立場に立つのか。
ウクライナの戦争が始まってから度々考える。
戦争は良くないが、責められないために、守るために軍を持ち、兵器を蓄える必要がある。
戦争はダメだけど、殺されないために、大事な人を守るために、準備はしておかないと。
それに意を唱えれば、お気楽平和主義というレッテルが貼られそうな勢い。
でも実際そうなったら?
自分の心を殺して、生きるのか?
自分の心を守るために殺されるのか?
誰もが選択をせまられる。
目の前の人を殺せるのか?
目の前の人と話をするのか?
戦争にならない為に軍をもたない。
兵器をもたない。
そこにお金を回さない。
そんな姿勢が人間として生きる上で何より大切なはずではないのか。
どんな風に相手と話をしたらいいのか、
そんな世の中になったら自分はどうするか。
そのヒントが詰まっている話。
ああ、私はその立場に立って、そうやって生きていいんだなって思えて最後は涙が出た。
作り続けるしかない。
自分の心を失わないためにも。
ネイティブアメリカンに伝わる物語
ホワイトバッファローの伝説
アニメーション✖︎音楽
12月23日(金)
美浜文化ホールメインホール
■2022年12月23日(金)
☘️美浜文化ホールメインホール☘️
18:30開場
19:00開演
馬頭琴 美炎
ピアノキーボード 清瀬祥吾
ドラムパーカッション 前田仁
スペシャルゲスト登場予定
アニメーション作画 米本久美子
アニメーションデザイン製作 中島すみれ
ichikiro
一部馬頭琴コンサート
二部アニメーション✖️音楽 ホワイトバッファローの伝説
前売り4500円
当日5000円
学生3500円
未就学児の入場はご遠慮ください。
千葉県千葉市美浜区真砂5丁目15-2
チケット購入方法
🎫e+チケット
■購入ページURL
https://eplus.jp/sf/detail/3682010001-P0030001
🎫美浜文化ホール
電話043-270-5619(10:00~18:00)(第3月曜休)
窓口10:00~18:00(第3月曜休)
美浜文化ホール
■購入ページURL
コンサートに関するお問い合わせ
info@miho-batokin.com
070-1274-2688(西郷)