2014
瀬戸内から戻り、馴染みのある風の村ロッジでのミニライブ。
とても大切な事に気づかされた時間でした。
音楽とは不思議だなと思います。
弾く前には気づかない事が弾く事で気づく事がよくあります。
音は振動なので伝わり具合を通して何か感知する。
あ、コウモリみたい。
そうだなコウモリだ。
話はかわり、自分のこころの内に気づかないふりしてることってやっぱりあります。
何かのきっかけでそこに気づいたら、やっぱりどこかでそれを無視してる訳にも行かなくなります。
その余裕がうまれるタイミングもあるんだと思います。
思い浮かんでいるお面があり、それを自分の内に発見し、ちょっとみてみたいと思うタイミングです。
これ、作品にしたいところです。
村上春樹さんが、こんな事を言っていました。
村上春樹
直接的な意見を言うとステートメント(声明)になってしまいます。
小説家はステートメントを出すのではなくてフィクションという形に想いを昇華させ立ち上げていくものだと思います。
この数年ずっと思っていたこと、とても共感するとともに音楽もそうだとおもいます。
本当は説明のいらない世界。題名もなくていいのかもしれない。