2014
風と空のうた
この曲を今回初の試みで題名を言わずにバイオリンとのデュオバージョンで子供達に聞いてもらい
すぐ後に何をイメージしたか、曲に名前をつけるとしたら?
という質問を紙に書いてもらいました。
それを読んでいて気づいたこと。
まずは風とか空とか星空とかそういう連想をする子もチラホラ。
この小学校公演では、まずはじめは馬頭琴のソロで民謡とスーホの白い馬を弾きました。
スーホの白い馬は、一二年生はまだこれからお話の授業をするということで、内容については
スーホは白い馬が大好きで白い馬もスーホが大好きで、モンゴルの人は馬をとても大事にしているんだよ。
という話に留めました。
そして、まだ集中が途切れない時間帯を狙い、次にバイオリンとのデュオで風と空のうたを弾きました。
本当はある程度モンゴル欲を満たしてから、じゃあ次は他の曲も、という時間帯になってからやりたかったのですが、低学年の事を考えるとやはり集中がまだ続いている最初の方かなと思ったのと、
想像を巡らすという時間がある事で、その後の曲達がより鮮明になるんではないかという狙いもありました。
その後の曲がより鮮明になるという狙いは、みんなが書いてくれた感想文を読むと狙い通りになったと思えます。
スーホが白い馬を大好きで、白い馬もスーホが大好きで、という話の後にスーホが白い馬にのって草原を走っている曲。
スーホの白い馬を、普段はピアノ伴奏付きで演奏するのですが、ソロで弾いて、その後時間は置いたものの、バイオリンデュオと弾いたのが子供達にとって、
やっと会えたね
再開
優しさ
仲間
涙の流れ星
心の馬
馬がねむるうた
というようなイメージになったのだな。と。
大人はある程度演奏者の意図を汲み取って、割り切って付き合ってくれますが、やはり子供は自由だなー。
前の曲をそのまま引き継いで次の曲を聴くということがあるんだなという気づきでした。
感想文では、一二年生はスーホの白い馬を勉強するのがすごく楽しみになりました!
というものや、音楽が前よりずっと好きになりました。
というもの、馬頭琴が想像と違ってすごくきれいな音だった。というのや、バイオリン、ピアノ、馬頭琴3つが合わさるとすごかった。もっと聞いていたい。という感想が多く、とても嬉しい結果でした。
中には、美炎さんは馬が大好きだからそんなに馬頭琴が上手に弾けるんだなー。と思いました。
とか
馬頭琴教えてほしい。それで舞台で弾いて僕もみんなから拍手をしてもらいたい。
まだまだ沢山素直な感想に心が温かくなりました。