2014
風のように。
つむじ風だったり、そよ風だったり、突風だったり、いろんな風があるように人の印象もまたそんな風だし、どんな風であっても風というのは表面を過ぎ去るだけでなく、心に届くのが風だと思う。
たくさんの人からたくさんのものを頂いた。
私の心に届いた風はたくさんの模様を描いた。
北海道の金魚は池と共に凍って冬眠する。
そんな話を今日聞いた。
見てみたいような怖いような。
自分が見えていることはおそらく自分だけが見ているものなのだろう。
それは孤独ともいうし、だからこそ尊いものともいう。
風が吹いてさざ波がおこり
その後どうするか。
吹いた風はもう吹いてしまった。
どうしたって吹いた後なのだ。
そしてそれはもうここにない。
水のひょうめんにたった波のその奥にある池の底では本当は
本当は何を願っているのだろう。
この記事へのコメント
風ですか・・・、風は音になり大気を揺るがす暴風もありますが、すずやかな風のながれは、ゆとりの音楽です。大気を動かし、湖面を過ぎる漣、砂丘の風紋、人のこころにやさしくも、きびしくも切り裂く風・・・。人生そのものです、小生世代の耳には、「風にふかれて(ジョーンバエズだったか?}」が流れます。