2014
昨日は友人のお誘いで舞台を見に行き、水戸黄門のすけさんに楽屋でご挨拶しました。すけさん・・
小学生の頃よく見ていたなー。 生の舞台はやっぱりいいな。こういうのを見る機会は勉強になります。
また内容が舞台に生きる人の人生模様を描いていたのでとても共感できました。 今日は朝の四時から弦を張り替え、午前中にコンサート。
最前列は赤ちゃんとお母さん。 中程は幼稚園年少さんくらいの子達とお母さん。 後列は一般の方々でした。
子供達が前に集まっていて、お母さん達が後ろで聞いているというスタイルは幼稚園や保育園に呼ばれるとよくあります。
その時は子供達のみに向って演奏するような構えですが、赤ちゃんからお年寄りまで。
しかも一般のお客様もいるとなるとなかなか難しいものです。
話はしたいけども、赤ちゃんには通じないし、年少さんのみに語りかけても、圧倒的に大人が多いし、
つい大人に向って話をしてしまうと、子供達が途端に集中が切れるので
そうなってくると会場全体がまとまらなくなるので、話はほぼあきらめていろいろな曲を聞いていただくことにしました。
最前列に赤ちゃんを抱っこしたお母さん達が並んでいます。
私の目の前の赤ちゃんは弾きだすとすぐに手を叩いて喜び、両足を曲げたり伸ばしたり。両手をヒラヒラさせて飛んでいるように、全身で喜びを現し、リズムにのっていました。
ゆっくりな曲も、テンポのある曲も。
私はその赤ちゃんの喜びをすぐ目の前に感じながら演奏ができてああこの瞬間、なんて幸せなんだろうと思っていました。
ふと思い出したのは去年の5月に毎年演奏をさせて頂いている栃木の山の棚田へふらっと寄った時、大雨でしたが楽器を持って到着するときに一気に晴れて、棚田の石舞台で弾いていたら向こうの空で雷がゴロゴロ。
まるで龍神さんと共演しているようで、ああなんて幸せなんだろうと思っていた時間を思い出しました。
赤ちゃんや子供達、自然が喜んでくれている時、無上の喜びを感じます。
なぜだろう?テレパシーを使っているような気がして面白い感覚になるんですね。きっと。 言葉のいらない世界。