馬頭琴奏者 / 美炎 miho 公式サイト
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 まず1日目三陸- 2017/08/28 -

Category : BLOG

  
霧雨。

雨の中巡った岩手三陸ツアー。

普段一台の車には運転席に主にドラムの前田さん。

助手席では気づいたら裸足で足を自由にしている私と、その後ろの席で荷物に埋まるギリギリのところで、でも落ち着くのと、ほとんど寝てる気がするピアノの竹井さん。

本当に、全部ここに入るの?とどこへ行っても目を丸くされ、今まで何人かの方に、金持ちだったら大きな車プレゼントしてあげたいと言われるほど、沢山の楽器たちと共に三人でどこへでも。

今回はその竹井さんが都合つかず、前田さんと二人。

それでもこのツアーの最終地点、長野では竹井さんと合流するので、岩手で使わないドラムもキーボードも積み込んだまま、相変わらずぎゅーぎゅーでの移動。

今回の旅を企画してくれた舞踏家の太田直史さんの住む花巻を目指す。

といっても、前日の夜まで新橋でレッスンのある前田さんを私が夜に拾って、そこから、ほぼ前田さんの運転で花巻まで。

朝着いて、しばし太田さんのお宅で仮眠。

ほとんど車の中で寝ていた私は大分復活。

海の盆の会場田老までの道のり途中、少し寝たから大丈夫と前田さんが運転を始めるも、程なく大あくび。

運転チェンジで前田さんは早速大いびき。

いびきを聞いてるうちにやはりこちらも眠くなってきたので、思いつくかぎりに歌を歌いながら運転。

だんだん思いつかなくなってくると、いつの間にか賛美歌。

高校時代毎日朝夕の礼拝で歌っていたので、ふと出てくることが多い。

歌ってるうちになぜか涙が溢れてきて、すっかり泣いた頃に田老についた。

海の盆も幾つかのステージは終了しており、段取りを確認すると出番までは軽くお昼を食べようと、会場をウロウロ。

ワカメのてんぷらやら、魚のベーグルバーガーやら、珍しいものをつまむ。

そして会場の外で小さく開いているお店でお蕎麦にメカブトッピング380円。

これがうまい。

メカブってこんなに美味しいものか。蕎麦と合う。

春先に柔らかいメカブを収穫、冷凍しておいて使うのだとおじさんが教えてくれる。

冷凍とは思えないトロトロできゅっきゅしていてツルツル入ってしまう。

この後このツアーの中で、田老を通りかかるたびに、トイレに行きたいです。と前を走る太田さんの車に乗っている奥さんの美有さんに電話して、止まってもらい、トイレついでにメカブ蕎麦をすする。

はい。

このツアー、次の目的地まで三時間。ということが割とあって、つまり、地図の上下に行ったり来たりした訳で、岩手の大きさと、三陸の長さを身をもって知るのでした。

  
メカブ蕎麦380円。

海の盆田老。

風がよく吹いていた。

ステージの上は風が吹きわたる。

雨は止んだ。

こんな現場がとっても多いので、やっぱり楽譜はない方がいい。

ピアノの竹井さんはそうはいかないのでいつも風と悪戦苦闘だ。

前田さんも遂に暗譜して楽譜要らず。

   
 
煽られる髪の毛と風で膨らむスカート。

太田さんはというと、

  
風にあおらている訳ではありません。

   
   
津波の時に田老という地名は沢山のニュースで幾度となく聞いた。

  
今も保存されているホテル。

  
沢山の三陸の伝統芸能の出し物の中に、私達パミールの花。

三人でのマグノリアの願いの曲の後で、津波のあった時刻に合わせて、献花、黙祷。

終わって、車に乗り会場を出た時に、海沿いの通りは携帯ナビでは真っ赤な渋滞。

え?なんで?海沿いの通りは車一台いない。

何度見てもきっちり海沿いの通りは渋滞表示で真っ赤なまま。

田老を出る。渋滞表示もなくなった。

ニュースを思い出す。津波から逃げる車は海沿いで渋滞になったまま、波が押し寄せてくる。

今夜の宿泊は三陸駒舎。

南部曲がり屋でお馬さんが二頭いる。

  
子供達の笑顔のためにお馬さんセラピーをしているのが三陸駒舎。

なんと奥さんと娘さんは去年の遠野での馬頭琴ライブに来てくれていたという。

馬と暮らすまち遠野代表の伊勢崎さんとは、あちこちで共通の知り合いがいたりして不思議。

川の音と雨の音を聞きながらぐっすり寝る。

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