馬頭琴奏者 / 美炎 miho 公式サイト
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 Zubora - 2018/06/04 -

Category : BLOG

細かい予定はなるべく決めない。

ズボラ

適当

という性格にも起因しますけど、その方が結果うまくいく。

目の前で起こったことから次の予期しなかった展開に合わせる。

ことが可能になるから。

こうしてああしてこの時間にはここを出てとやっていると、次の予定が気になってしまう事と、うまくいかなくてイライラが発生する事と、あんまり良いことない。

だいたいこの旅でも、宿の関係で2日間モニュメントバレーへ移動する事と、ナナさんと子宮の洞窟に行くことと、そんなやり取りをしていて、ナナさんが楽器持ってくるなら、ホームコンサートどう?ということでミニコンサートと、決めたのはそのくらいで、でも前日には、明日はさー午前中ここ行って午後はこうしよう!

とか言っといて、実現したためしはありませんでした。

もちろん3回目のセドナの私と、アメリカ初めての前田さんとでは(小声で、あと、方向音痴)

偉そうに私がこうでこうでああだからさー、何時にこうしてでぐるっとまわってこうするのがいいと思うんだよねー。

で、夕方にはこうして。

とか言うのを、何の意義もなく、それにいたしましょう!

と同意し、私もそれに満足して寝て起きると既に寝坊とか。

気持ちが変わるとか。

そんなんで前日思い立ったことは、当日全く成されない。

昨日のあの偉そうな説明は一体何だったのかと自分で思うわけですが、まあいいか。

もちろん前田さんは昨日私が何を言ったか覚えてないか、どちらでもいいのか、全く平然として、突然の予定変更や、今からここ行く!宣言にも動じず。

さて、ナナさんとケニーを迎えに行って、子宮の洞窟へ。

ホピの遺跡でナナさんが長老に教わったやり方でお祈りして清めてから、子宮の洞窟へ。

少し岩壁伝いにに登ります。

くるっと振り返ると、何この眺め。

ってなります。

前田さんもすごいを連発していたけれど、それに負けず私もすごいを連発していたので、ふとナナさんに、え?美炎さんここ初めてじゃないよね?

と2回くらい確認されました。

充分すごいのに、さらにちょっと上の、ちょうど一人で入れるくらいの丸い小さなくぼみ。

まさに子宮。

に入ると

何この眺め。

ちょっと想像できない視界です。

眺めの素晴らしさもですが、自分の周りの小さな祠から見える形と眺めが、想像できない景色です。

そして岩の冷たさや温かさのようなものも。

そこから眺めてると、一部の景色なのに、地球を眺めてるって気持ちになる。

そのくぼみから出て、岩壁つたいに少し崖の方へ移動したところにちょうどベンチのような岩の腰掛があるのでそこに腰掛けて音を出す。

この赤岩の世界はどこで音を出しても気持ちのいい返答をくれる。

そしてここでも太鼓パワーはすごかった。

太鼓ってそうか、そうだよなー。

原始から伝達の為に打ち鳴らされている楽器。

より遠くにより広く。

空気が振動して伝わる感じが見えるほど。

生きとし生けるものがこの振動を受けて、一体どう感じるんだろう?と思わず思う。

馬頭琴は岩に染みていく感じ。

風にのって広がる感じ。

弾いてる私達も含めてみんなでぼーっとしてしまった。

美しくて。

眺めだけで、空気だけで美しいのに、音をのせるとその美しさが、その偉大さが自分にかえってくる。

そんなふう。

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ナナさん撮影。

(画素数小さくして送ってもらった為、少し荒いです。)

   
   
ここからは

誰撮影かちょっとわからないけれど、な写真を数枚。iPhoneだったりカメラだったり。

ナナさんとケニー。

四人で撮った写真もあるはずなんだけど、多分ナナさん持ってます。笑   

    
    
 
仏像?

行きは夕方でもまだまだ暑く、持ってたお水を飲み干し。

帰りは薄暗いと既に涼しく快適。

 サボテンの花  
   
ナナさんは画家でもあるので、ナナさんの撮る写真もアートですね。

明日はモニュメントバレーへ。

2日間の滞在で写真を撮るのなら、初日の夕方と二日目の日の出。

撮るポイントも撮れるのかどうかもよくわからないけれど、あと、どうしてもモニュメントバレーの人のいない原野で音を出したかった。

それは果たして可能なのか?

続く。

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&ベース 山田章典

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