馬頭琴奏者 / 美炎 miho 公式サイト
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 夜あけのしじまに- 2018/06/12 -

Category : BLOG

暗いうちに起き出して、移動する。

学生の頃山に登る時を思い出すな〜。

嬉しいような緊張するような。

天の川が見える。

道の両脇になぜか野うさぎがいる。

目撃したのは一度や二度ではなく、10回以上。

この半分砂漠のような土地でこんなに沢山うさぎがいるのだな〜

日中には気づかなかった別のモニュメントバレー

やはりゲートは時間に関係なく、開けっ放しだ。

まだ暗いせいか、朝日を狙って起きてる人はいない。

よかった。

昨日途中から移動した場所へ。

三脚を立てる。

特にどんな絵面が撮れるのかわからないけれど、演奏したところは記録しておこうという気持ち。

まだまだ暗くて、向こうの平原のほんの数センチの所だけうっすらした線が上がってきたところ。

涼しい風の中に時折暖かい風が吹く。

セドナでもそうだった。

朝早くは夜のうちに冷えた空気と、どこかに日中とても暑くなった空気が潜んでいたのか、時折ホッとする暖かい風が吹く。

今回、どこへ行っても弾く時は「祈り」

(オリジナル曲。2011年のセドナに初めて来た時に出会ったホワイトバッファローの伝説から作った7曲のうちの最終曲)

ホワイトバッファローを弾く機会がこの所無かったのだが、久しぶりに絵本「青い馬の少年」を演ったので、祈りを弾いた。

青い馬の少年の物語では同じネイティヴアメリカンの世界繋がりで、ホワイトバッファローの伝説の曲集から三曲弾いている。

それで改めてホワイトバッファローの物語やArizonaの事を色々思い出す機会となり、ああ、またあそこへ行けるんだなという実感が湧いた。
アリゾナに行く前に、この物語を再演できて良かったと思った。

それも含めてタイミングなんだな。

   
   
このまだ暗い朝の一時が今でも妙に覚えている。

日中の暑いモニュメントバレーは岩の表情もよく見えるし、どんなところか一目瞭然だけれど、岩の影しか見えないモニュメントバレーは大地全体が大きな生き物みたいに、存在していて、その懐にひっそりと立って、闇に包まれている気持ち。

そして祈りを弾きながらちょっとずつ開けていく夜をこの大きな生き物と一緒に眺め、祝いたい気持ち。

奇妙な安心感。

できることならこの土地で毛布にくるまって夜を明かしてみたかった。

   

  

この時の動画

こちら↓

モニュメントバレー夜明け「祈り」
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前田さんの顔色が赤い岩肌と同じ色すぎて、撮ったのを確認して笑ってしまった。

帰国してからFacebookやTwitterやInstagramで投稿していた写真を見て、前田さんの衣装と髪型と、この土地への馴染み具合がすごいという評判です。

完全にこの朝焼けの写真が岩に対して前田さんの肌が保護色すぎて、せっかく絵になるのにどこか可笑しくて、立つ位置をチェンジしても、うーーーんとなる。

笑う私に対して、仕方ないでしょ。日に焼けたんだからという前田さん。

写真って難しい。

そもそも知識もないのだし、撮ったものの編集なんてできない。

たまたま撮れたもの勝負だ。

少し明るくなってくると、サンライズツアーのジープ一便が通り過ぎる。

やっぱり7時オープンは書いてあるだけか。

せっかくだから、朝のモニュメントバレーをまたのんびりまわろうよ。

と観光気分で。

   
   
私立ってるの分かります?

ここはジョンフォードポイントという、西部劇でジョンフォードが馬に乗って立ってるシーンで有名なところ。

   
 
昨日もここにいたワンコがくっついて寄りかかるの図。

   
   
ホースツアーの馬達。

   
   この景色に馬。
うーんいつかこの地で思いっきり馬に乗りたい。

   
    
 
あとは撮影忘れてまだ涼しい空気の中、人も少なく、ゆっくりあちこちまわる。

すごいねしか口から出てこない、語彙に乏しい私達。

さて、ホテルに戻って仮眠しますか。

ホテルに戻ると朝ごはんにつられて、思いっきり寝てやる!と思っていたのに思いっきり食べる。

疲れと眠気よりら食欲が勝り、ナチュラルハイな状態。

写真参照。

  
その後は思いっきり寝て、11時のチェックアウトで街を後にする。

昨日の夜モニュメントバレーからカエンタの街に戻ってガソリンスタンドに寄ると、目つきの悪いフードを被った若者が車の周りをウロウロしていて、睨んでくる。

鍵をかけてお店の方へ。

こっちでは一度店の中で何番の機械で給油するか伝えて支払ってから給油。

車に戻ると、さっきのいかにも怪しい若者が車を覗き込んでいて、私たちを確認するとスッといなくなるのだが、遠巻きに見ている。

こういう感じのシチュエーション、今までアメリカに来るときには多かれ少なかれあるのだけれど、そういえばセドナでは全然ないので、アメリカにはそういう事もあったし、スーパーや雑貨屋ではどきつい色の食べ物しかない。

みたいな光景もセドナではないので、あ、こっちの光景の方が多かったかもと。思い出す。

前田さんはアメリカ初なので、最初からセドナだったので、カエンタの街やセドナへ帰る前で通り過ぎた街の印象のあまりの違いに驚いていた。

セドナではどのお店でも例外なく、ニコニコとした笑顔で親切に対応してくれ、とてもフレンドリーだ。

帰りのロスの空港で買い物をしたとき、思い切り冷たくされて、そういえばこっちのが主流だったかもなんて思うのだった。

この日ホテルをチェックアウトして、セドナに戻る時私は爆睡してしまい、前田さんが変わらぬ景色の一本道をどのように耐えて運転していたか知る由もなく、申し訳ない限りなのですが、ちょうど着く頃目が覚めまして、はじめて2011年の2月にきたときに、ナナさんに連れてきてもらったネイティヴアメリカンの様々なものが置いてあるお店、(ほとんど博物館)にほど近かったので、寄る。

アンティークの民芸品は本当に美しく、壁に飾られた一枚皮に馬に乗ったネイティヴの人たちの様子がビーズで刺繍してあり、馬の乗り手も馬も見事な装飾で、カメラに撮るのも忘れてしまうほど。

入り組んだ小部屋にはいろんなものがそこいら中にあって、見るのも大変だし、面白い。

そこに前田さんお得意の楽器がありました。

そうシャーマンが雨乞いに使った。

サボテンのアレです。

ずっとそれを試してるので、買うの?と聞くと、迷ってる。

どれが一番いいか聞くと、一番長く鳴ったのが、これだと言ってやってもらうと、本当に綺麗な音。

他の数本と聴き比べても

これが一番いいね!!となると、買おうよ!

となりますよね。

以前にブログで書いたように、私はここでホワイトバッファローの絵のポストカードに見入ってしまい、買ったのちに曲まで作ってしまったのですが、そのポストカードはもう探してもありませんでした。

あと小さなシャーマンが使う道具(楽器でもある)も、前田さんは購入してました。

なんとサボテン楽器の中身にもセドナのハイキングで遭遇する訳ですが、ナナさんに詳しく聞いたので、その辺も前田さんの楽器紹介コーナーをお楽しみに〜♪

明日はセドナでのホームコンサート♪

続く

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