2018
真っ暗になってから花蓮にたどり着いたので朝起きてカーテンを開けて、おおっと声がでた。
そして写真の右側には青い海〜〜
日差しは強いけれどアリゾナのような強さとはまた違う。
湿度もあるが、体がぐったりするような蒸し暑さでもない。
すぐ大きな山があるからかしら?
海風が吹いているからかしら?
飼われているのか野良なのか分からないワンコは今朝もホテルの玄関口でねんね。
リュウさん夫妻の車に乗ると、車の手すりの四箇所に香りの花がぶら下がっている。
道端でこれを売るおばあちゃんがいるのだそうだ。
タロコ渓谷。
その山の上にある原住民小学校。
かつて危険な思いをしながら手作業で掘ったような跡が残る渓谷沿いの道を進む。
進んで奥へ奥へ
いつのまにか山の上の方に。
山は3000メートル以上あり、その山を越える道がついていることに驚く。
今は入る車を制限しているそうで、早くでないと通行止めになってしまうので、皆早起きしてホテルをでた。
2台目の前田さんの楽器と私たちの衣装とスピーカーアンプと色々載せたマコさんが運転する車が来ない。
どうやら、通行止め。
30分以上かかるということで、このままで出演。
馬頭琴はあった。
なぜかレインスティックだけあって、でも打楽器奏者がレインスティックだけあってもね。。
30分ならなんとか遅らせることができないか聞いてみたが、まあ色々あって、やることになったので、学校なら他に楽器があるかもということで探しに行く。
で、タンバリンしかなく、食堂へいって、鍋だのボールだのバットだのオタマだのスプーンだのバケツだの音の出るものを集める。
ところがやっぱり前田さん曰く、食器は食器の音。
そしてひょうきんな音がしてしまうので、ひょうきんな曲じゃないところで、面白い音がしないように、がんばって演奏してました。
が、私には馬のリズムがチャカポコいっていて、ロバが走ってるようにしか思えなくて弾いていて笑ってしまった。
子供達バケツ食器を奏でる前田さんに喜んでいたので良かった。
最後の方になってマコさんの車が到着!
良かった。
取り急ぎジャンベだけ取り出し、迫力ある音も届けられて。
マコさんしきりにあやまる。
後でわかったことだが、マコさんは携帯と財布をなくす常習犯だそうで、この日も財布が見つからず探していて遅れてしまって、通行止めに引っかかったそうです。
一曲目の天上の風を弾いていてまさしく天上の風が吹いてきたので笑ってしまった。
終わった後にとっても日本語上手な女の子が話しかけてきて、思わず日本から来たの?と聞くと、日本語勉強したくてYouTubeで自分で覚えた!!
すごいな。
ここいらの原住民の子供達が通う小学校だが、花蓮の町からも数名山村留学というのかな、いるそうです。
赤いシャツの校長先生。
この小さな桜の木ノ下でいつか音楽会をやりたくて、でも実現してなくて、実現できたからすごく嬉しいと話してました。
さて山を下りる途中に、太田さんが、下見で来た時にマコさんに連れられてきた教会が素敵だからそこに行きませんか?と。
なんとも素敵な響きの教会。
そして外からの山の風が気持ちよく中まで吹いてくる。
最高。
ふとアメージンググレイスを弾く。
感動しましたと話しかけてくれて。
神父さんは日本語が上手で、色々話しました。
70年前にドイツの神父さんが建てた協会だそうです。
UFO放送。花蓮支社。
生放送なのに、遅刻しそうになってギリギリセーフの到着。
なんで馬頭琴はじめたのかとか、なんで台湾に来たのかとか質問される。
色々話して夜のライブまでちょっと時間があるというので、海が見える原野牧場と言う名前の海辺のカフェへ。
海なのに原野牧場?
と思ったらヤギがいて、ヤギ乳の珈琲が売り物らしい。
でも我々、誰もヤギ乳の珈琲を試す気になれず、普通に珈琲頼んで美味しくいただきました。
太田さんの暖簾を自分で縫っだという服、マコさんに似合いそう、というので着てみる。
リュウさんも着てみる。
そのあと前田さんが何かおかしなことを言って笑うリュウさん夫婦。
台湾の人たちみんな本当に明るい。
もうすでにライブの前に1日が2日にも思えてくる。
おや、このお店は扇風機だけだね。
そして今日の湿気は半端ないね。
竿と弦と手がベトベトになるやつだ。
手が濡れて弦との摩擦が大きくなり、指が赤く痛くなるやつだ。
汗を気にせずに弾こう!って何度も思うやつだ。
とすでに開始前から覚悟してあきらめる。
なんだかとても沢山の年代様々な方々が集まる。
熱気もすごい。
きっとしてっているだろうなと荒城の月。
何人か歌っている。
シスター達がいたのでアメージンググレイス。
シスター達が歌っている。
太田さんももちろん汗だくで。
今回はお任せします。
と太田さん。
最後の鷹と、マグノリアの願いは岩手でも一緒に合わせた曲。
この二曲に太田さんに入ってもらい、即興の場面も作って、後は前田さんといつものコンサートを。
終わった後に沢山の人が話しかけてくれて、8時半には完全撤収だと聞いていたのだが、10時過ぎていた気がする。
持ってきたCDが若い人も年配の人も買ってくれて、すでに3日もたない勢い。
ありがたい。
この日の夕ご飯が今どうしても思い出せない。
胸いっぱいだったことは確かです。
明日に続く。
2018
実は4回目の台湾。
一回目はもう随分と前に内モンゴルの馬頭琴アンサンブル野馬で台北の国家歌劇院で演奏した時。
故宮博物館に行ったくらいかな。
あと台北の街を一人でぶらぶらした。
それからダイヤモンドプリンセスの豪華客船の旅に講師として乗船して、台湾の花蓮へ二回。
いずれも日帰りでした。
その花蓮の日帰りで、タクシーにのって、山間の湖へ行った時に、更に奥の山へ繋がる道路をみて、いつかこの山の奥へ行きたい。と思った。
その山奥へ繋がる道に訳もなく入り込んでみたい。
今日じゃないんだなと思い、船に戻る。
さて前田さんと二人、成田からバニラエアで台湾の桃園空港に着いて、とにかくお昼を食べよう!
一階のフードコートへ行くとお昼時ということもあり、混んでいて空いてる机がないし、通路も人と荷物で溢れてる。
日本だとすぐに諦めるのだけど。
なんとか空いた二つの席に荷物と前田さんをねじこんで、通路の端にカートを置く。
前田さんはしきりと、ここ置いちゃまずくない?大丈夫かな。と気にしていたが、中華圏にくると図々しくなる私。
大丈夫、大丈夫〜!
とりあえず先に見てくるよ!とフードコートをまわる。
よく見ると韓国料理だったり、日本料理だったり、東南アジアの料理だったり、台湾のお店を探すとあった。
あれは花蓮で食べたるーろーふぁん。
ゲットして席に戻る。
一目見て前田さん、僕もそれにします!
多分何も言わないと、東南アジア料理あたりを買ってくるだろうなと危惧して、それはそれでいいんだけど、最初のご飯はやっぱり現地の味がいいよね。
色んな種類あるから、写真みて番号で言えば大丈夫。
というと、結局全く同じものを持ってきた。
空芯菜にもるーろーふぁんと同じ肉味噌がかけてあって美味しい。
桃園空港の中。
そこから花蓮まで飛ぶ。
松山空港にて。
きゃわいい。
前田さんが、これはガンダム立ちだと自分でお気に入りの写真です。
何を言っているのか分かりませんが。
太田さんと他に三人の台湾の方がお迎えに来てくれている。
楊さんとリュウさん夫妻。
田舎の町だから夜8時にはお店が閉まる。
ちょっと車で探したところにあった小さなご飯やさんで、歓迎会。
隣の白い帽子が奥さんのリュウさん。
左が島から来たマコさん。
歯ごたえしっかりしているけれどぬるっとしていて美味しい。
日本では食べたことない。
麻婆豆腐なんだけど、小さな牡蠣がゴロゴロ入っていて美味しい。
タケノコの季節。
と思ったら、なんとこれ、イカの皮。
確かにナマコではない。
右の大きな魚の切り身が甘くて美味しい。
お魚のすり身のスープ。
マコさんと太田さん。
そうそう、前田さんの隣にいるのは阿宝さん。
阿宝さんとリュウさんは二人とも絵描きであり、それぞれに劇団を主宰している。
リュウさんは劇団は今はしてないが、旦那さんの楊さんはテレビ局でドキュメンタリーを撮っていた人。
今は大学の先生らしい。
そんな事も旅の途中で徐々に分かるのだが。
楊さん夫妻は40年前に日本に三年留学していて日本語が上手。
あと皆さん英語が達者なので、中国語と英語と日本語が入り乱れ、酔うと余計に。笑
前田さんは私に向かって一生懸命英語で話すし、私も徐々に中国語を思い出し、楽しい食事会はあっという間。
明日の夜の公演の場所を見に行こうと言う事で寄る。
琴というお店。
琴はここのおばちゃんの名前が元々、月琴なので。
でも月琴の音色は悲しすぎるから琴にしたらしい。
確かに月琴の音色は悲しすぎる。
花蓮は大理石の産地らしいが、お店の床は大理石で、カウンターも大理石だった。
靴を外で脱いではいる。
石の床が素足に気持ちいい。
懐かしのレコードが沢山置いてある。
みんながお茶を飲みに来るお店だ。
この店の周りもその頃はとても賑わっていたそうだ。
ここのおばちゃんも日本語が話せた。
ホテルに戻る。
玄関前に野良ちゃんなのか、飼われているのか犬が二三匹寝ている。
おやすみなさい。
2018
そのお店に着くと、入ったすぐ横に台湾のこの海のほとりで、おばあさんの顔が海辺のフジツボや虹色の海藻になっている絵があった。
すごくどきっとして見入る。
ちょっと怖いような、でもファンタジーを感じるその優しい色使いとタッチにゆだねたくなるような。
ふと部屋の向こうに海へと通じるデッキがあるのが見える。
他の絵や素敵な雑貨の前を通り越してすいよせられるようにデッキへ。
小さな浜辺と太平洋。
そして緑島がうっすらと見える。
強い悲しい感情が湧き上がり、泣きたくなるのをこらえる。
ふーと軽い涙が流れるようなというより、もし自由に泣いたら嗚咽するんじゃないかと思ったからだ。
店に着く直前に向こうに見える島は何?と聞くと、この台湾ツアーを引率してくれている楊さん夫婦が、昔は政治犯の牢屋があった島だよ。と話してくれた。
その時悲しい気持ちになったので、それが影響してるのかもしれないとも思った。
自分でも知らない何かが心の奥から飛び出してしまった感じだ。
泣いてる意味がわからないのにないてる。
と思いながら海を眺める。
泣かないようにしてるので顔がにらんでる。笑
前田さんは、僕は台湾に来てからすごく楽なの。
この楽なのは何だろう?と思うと、祖先はこっから来たんじゃないのかって思ったの。
と言っていた。
台湾に来て4日目の午後。
この辺りは幾つかある台湾原住民のアミ族の人達が多くいるところ。
旅の途中でアミ族の人やタロコ族の人や何人かに出会ったり同行してもらったりしていた。
今夜はこの旅の最後の公演。
ヨガスタジオでやる。
どんなところか、どんな人たちがいるのか、いつも知らないままにこの4日間小さなものも含めると7公演。
舞踏家の太田直史さんと巡っ達去年の夏の岩手三陸お盆ツアーを思い出す。
あのツアーも1日に何箇所かを移動しながら、次は一体どんな場所でどんな人たちと出会うのだろう?と思いながらだった。
岩手の時は、今橋さんが、台湾では楊さん夫婦が、アテンドしてくれていたので、太田さんも分かってる部分と知らない部分とあり、私達も知らなくてもそれはそれで面白いじゃない。という感覚でまわっていた。
モンゴル、中国で何度か公演している経験から、色々な事が想定外だったり、予定が決まるのが間際だったりは慣れている。
今回の台湾ツアーも、当初は去年から別の日程を長めにおさえていたのだが、今年の早春に別の日程に変わったために、長くは参加できず、なんとか5日間確保ができた。
太田さんを筆頭に、馬頭琴の私、パーカッションの前田さんと三人のパミールの花。
そもそもパミールの花というのも、去年の三陸お盆ツアーの初日に田老でのイベントで、団体名を付けてくれと書類上の話だった。
太田さんが2つの名前を考えて送ってくれた。
一つは忘れてしまったが、ちょっといかつい感じがして、それはそれで雰囲気あるような気もしたけれど、そもそも私がその漢字が読めなかったので(笑)
誰もがすぐわかるパミールの花を選んだ。
それがこうした台湾でパミールの花として迎えられているのが不思議なような、どこかで当然の流れのような気もしていたりして、それも不思議。
不思議ばっかり。
いいんだよね。
不思議で。不思議って思うことで何かがふわっと大事にされる感じがする。
これは黒か白か、何であるという結論つけてしまうより、不思議。と言って丸く包んでしまうのが好き。
だからいい加減大将なんだけど。
さて台湾1日目に戻りましょう。
先に行っている太田さんを追いかける形で前田さんと二人、成田から飛び立つ。
その朝にどうしても会いたいと、最近懇意にしている方が駆けつけてくれた。
これからおおきな手術をする前にどうしても会いたかったし、自分も入院する前に3日くらい旅に出ようかと思う。
と成田にスーツケースを持ってきていた。
北海道にもいけるし、沖縄にもいけるし。
沖縄がいいんじゃない?とか話しながら、それでは行ってきます!と。
また会おうね!
と言って。
人が出会うタイミングって何でこんなにパーフェクトなんだろうと思う。
おおきな意図が働いているとしか思えないことが次々にあると、もう焦ったり不安になるのは馬鹿げた事だと思うようになる。
私には私の今の課題というのが幾つかあるが、課題が見つかると、解決しようとやっきになるが、いつか解けていくんだと、ゆるりとしている方がこんがらかった糸の目が逆にきつく縛られたり、余計にあっちに転がり、こっちに転がりして大きくなってしまう事がない。
ゆるりと構えた方がいつのまにか緩んで解けていくんだろう。
そううまくいくときと、やっぱりやっきになってしまう時ってあるんだけどね。
そういう時は一時停止だ。
台湾に来てから何度か海は見ているけれど、この浜辺から見る海は、あれだ。
もう8年くらい前に沖縄の島へ行った時にずっと頭に流れていたメロディー。
それで作った「海をめぐる第1章」
それが再び流れ出す。
今度の神楽坂での自主企画ライブに(だいたい一年に夏と冬の二回くらい自主企画ライブしてます。何が違うかというと、オリジナル曲をたくさん弾くので単純に曲数が多いのと、演奏メンバーが増えるのと、映像なんかも色々使ってやりたいことやってる感じです。)
この曲をやろう。
続く。
7月27日金曜日夜
夏の銀河夜行💫
今年に入り、アリゾナ、台湾と旅して7月8日は南相馬市と旅が続きます。
どこも自分の感覚を心地よくおしひろげ、想い出や感動を音に繋げたくなります。
音楽はシェアだなと最近思います。
私という個人が、大きな歴史を持つ土地や、沢山の物語を持つ人たちに出会うことでそこから伝えてもらったものを音や話を通して同じ空間の中でシェアする。
まるで共にトリップするような感覚がうまれたとしたらすごく素敵な事だと思います。
いつものピアノ竹井美子、ドラム・パーカッションの前田仁と、そして銀河夜行ライブでは欠かせない存在になっているベースの山田章典が今回はウッドベースも持って参加。
選曲も楽しみながら、銀河夜行ライブでしか聞けないプログラムでたっぷりお届けします。
夏の盛りの宵に、銀河夜行へご一緒に。
今回は神楽坂にあるクラシックのライブでもよく使われている、音の美しいTHE GLEE にて。
立ち見なしの定員55名。
お酒やお食事とともにゆっくりお楽しみいただけます。
要予約です。
お早めに♪
予約電話03-5261-3124(平日10:00〜18:00)
東京都新宿区神楽坂3-4
AYビルB1F
THE GLEE
18:30開場19:30開演
ミュージックチャージ予約4000円 当日4500円
飲食代別途/予約制/先着順自由席
馬頭琴 美炎
ピアノ 竹井美子
ドラム・パーカッション 前田仁
ベース・ウッドベース 山田章典
2018
やっと日本。
(いやだいぶ前から日本に帰国してます。)
一つ一つの出来事を全く追えず。
素敵な目に沢山あいましたが、何かの折りに。
とあるパーティーで出会った柳本新一さん。
自己紹介の時に、南相馬市で働いていましたが、戻ってきました。
震災を機にはじめはボランティア活動で宮城県を訪ね
ていたのが、1年後に福島の原発で一年間立ち入り禁
止だった地域のボランティア活動に参加して、これは
津波の災害というより、人災なんだと、自分も関係し
ている事だと感じて、ここに腰を落ち着けて関わるこ
とを考えはじめ、福島県庁や南相馬市役所と一緒に仕
事をされていたということでした。
そんな方からぜひ震災後のことと今の現状はどうかと
いう話を聞きたいと思い、新年会なのに、柳本さんに
はろくに休む暇も与えずに根掘り葉掘り聞きまくって
しまいましたが、
興味を持ってくれるのはとても嬉しいですと、分かり
やすく丁寧に話してくれました。
その時も、このような立場から様々な状況に置かれた
人たちのことをよく知る話を、一人で聞くのは実にも
ったいないと思ったのでした。
柳本さんが一口に原発避難者といっても様々なケース
があり、また原発に対して抱える想いも皆違う。
それを知る限り丁寧に説明してくれた中で、本当にこ
の問題の抱える複雑さを思うと、一体何ができるんで
しょうね?
と質問してみますと、どんな支援をしても原発事故を
なかったことにはできないので、根本解決はできませ
ん。だから、被災された方がどんな場所でどんな環境
で暮らしていても、少しでも笑って楽しく過ごせる時
間を一緒に作る。
それくらいしかできることはないんです。
音楽はとても有効だと思います。
そう言ってくださったので、柳本さんに、馬とも関わ
りの強い南相馬の地で馬頭琴の演奏会ができないかと
いう相談をもちかけました。
快く引き受けてくださり、前田さんと竹井さんも賛同
してくれたので、三人で柳本さんの案内で行くことに
なりました。
それにあたり、柳本さんが、皆さんせっかく尋ねるの
なら、ぜひ色々知っておいてほしいと、その機会を作
ってくれました。
はいそうです。
幕張ブルワリー。
柳本さんが、美炎さん飲む気満々ですか?とメール。
はい!とこたえると、いいですねー!
飲みましょう!
と返信あり。
とはいっても私は弱いのでせいぜい二杯どまりです。
前のブログに書いた通り、ビールは鮮度が命だそうです。
柑橘系の香りのクラフトビールがとても好みでした。
まず柳本さんは福島の地図を持ってきてくれました。
そして、原発がここにあって、南相馬市にも3つの地
区があります。
原発事故の前にもこの3つの地区とは、と土地のこと
を色々話してくれました。
元々技術畑の方だからか、話がとても整理されている
し、冷静でわかりやすい!!
そのわかりやすさにいちいち三人で感動してました。
コンサートの話はさておき、いつか柳本さんを囲む会
をやりたいなー!
もし聞きたいって方いたら、私に教えてください。
テレビやネットだけでは偏った情報になりがちです。
知らないことが沢山あり、話を聞く中で、理解が深ま
るということはとても良いことだと感じました。
福島のことは、日本に住んでいる誰もが心のどこかに
ずっと気にしている事だと思います。
一体福島とはなにか。
柳本さんは原発の避難者の人たち、福島県内で避難し
ている方を方々に訪ねて話を聞くだけでなく、日本中
に避難した方も訪ね、調査し、電話相談口を設けて電
話を受けるうちに、カウンセリングの資格もとり、独
身なのに子供を持つお母さん達からとても信頼されて
るのが話を聞いていて分かります。
市役所ともタッグを組み、役所の方々の苦悩もよく知
り、震災からずっと原発に取り組んできた元市長の話
など、沢山の話が聞けました。
柳本さんは、原発事故からの一連のこの問題は、日本
のどこかでいつか起こるかもしれないことだと思うの
で、福島の人が可哀想ということで、僕は関わってな
いんです。
福島の人たちから教わってると思います。
次にどこかで同じようなことが起きた時に、またゼロ
から繰り返すのではなく、そこから学んでより良く対
処する事ができるんじゃないかと思ったら、何も福島
の人たちだけの問題じゃなくて、自分の問題として考
えられると思います。
とおっしゃっていました。
柳本さんは1年ごとの役所との仕事の更新で、やはり
先が見えないので、埼玉に戻ることを決めたそうで
す。
でも毎月、福島のどこかを訪れています。
沢山の友達に会うのが楽しみで行くのだそうです。
一緒にいる時はなるべく心が軽くなるように。
柳本さんがこちらに戻ったおかけで私も柳本さんと出
会い、お話を沢山聞くことができました。
柳本さんも戻ったからこそ、美炎さん達を連れて行く
ことができるし、違う形での関わりがもてるのではな
いかという事でした。
7月8日
南相馬市
37カフェ
13時より
浪江町
ゲストハウスあおた荘
18時から
2018
まだアメリカにいますね。笑
朝一のカセドラルロックから泣く泣く降りる。
だけど次回くるときは、満月の夜にここでドラムサークルだぞ。
この日三脚持っていったのに使わなかったの途中で気づき使う。
写真みてると、また朝早く起きて行きたくなってしまうね。
でも弾いてるとふと思い出す。
この時の空気とか風とか響きとか。
初日に行ったチョコレートのお店へ。
カカオをふって遊んでると、撮ってもいい?とお店のお姉さん。
次回来るときはここで弾いてね!
はい、ちょっとかっこつけてみて。
といって撮った写真。
。
それから、普通真っ先にいくであろう、もっとも行きやすい4大ボルテックスの一つエアポートメサにいく。
高いところ怖いのでなるべく真ん中でじっとする私。
前田さんこういう所にくるとイキイキとしてわざと端っこに行きたがるので本当に一緒にいると腹立たしい。
落ちるかもしれない恐怖を自分じゃなくても人のを見ていても感じるのが高所恐怖症なんです。
って、あんまりそうは見えない写真の数々ですが。
それからオーククリークへ。
ワンコさんいい乗り物にのってるね!
さっき行ったカセドラルロックを裏から眺める。
whole foodマーケットではこんなぱちくりしたcarがいたよ。
暗くなる前にフェニックスに着くギリギリまでセドナをまわって、フェニックスへ。
朝6時の飛行機なので、フェニックス宿泊を選んだ。
アメリカのクラフトビールがすごく美味しい。
私は柑橘系の香りと苦味が好きらしい。
最後の晩餐。
ビールは普段一杯飲めない方で、最初の二口くらいは美味しいけど、そのうち飽きてしまう。
けど、アメリカのクラフトビール美味しいから、日本に行っても飲んでみようと思う。
で、帰国していくつか試してみたが、そもそも缶ビールと生ビールとどう違うのかとか、クラフトビールって何とか、ネットで検索してみて、へー!そうなのかということが色々。
結局のところ。
ビールは鮮度が命らしいです!
なので、いくつか試したクラフトビールがいまいちで、それなら鮮度の良さそうな店のを飲んでみようと飲んだら。
美味しかったです^ ^
幕張ブルワリー。
お店のすぐ横で作ってる。
とある打ち合わせをわざわざここでしてもらい、そのためにバスを乗り継ぎ歩く。
この模様は後日のブログで!
ちょっと付け足しで前田さんがiPhoneで撮ったパノラマ写真。
エアポートメサ周辺
モニュメントバレーのビジターセンターからの眺め
モニュメントバレーのサンアイズがある岩壁(右)
のんびりArizona紀行を書いていたらそろそろ台湾に出る頃になってしまいましたが、
台湾では1日2公演で自分達演奏なので、写真を撮る機会があまりなさそうですが、
なんとかその模様を伝えられたらと思います。
あと前田さんがセドナにくると一件あった、ターコイズ色のマックに、アメリカのマックのサイズを体験したいということで、ドライブスルーで一生懸命会話する前田さんの動画というのがありますが、これは需要あるでしょうか?
とりあえず載せないどきます。