馬頭琴奏者 / 美炎 miho 公式サイト
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 手放す事で入ってくるもの- 2015/02/11 -

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韃靼の馬、下も読み終え、これ面白かった。上巻ではてっきり朝鮮通信使の話しだけかと思いきや、下巻にたっぷり馬が出てきました。
天馬。モンゴルの馬は小さいから本当に小説に出てくる伝説の馬がいたのかは分からない。
でもモンゴルも長い時代遠征を繰り返し、領土を各地にひろげていたのだから、外国の大きな馬との掛け合わせも進んでいたに違いない。

馬と名のつく本に惹かれて読んだのは二度目。
1度目はちくま文庫の「ケルトの白馬」
ローズマリ・サトクリフ著。
これもすごく良かったので、彼女の他の作品も読むと、歴史小説がすごく面白い。
本好きの友人が教えてくれたサトクリフの絵本、「子犬のピピン」もジーンときました。
あの雄大な歴史小説から垣間見る情熱的な面と、ピピンの心暖まる可愛い作品と、いろいろな引き出しのある所がまた魅力です。

韃靼の馬に出てくる主人公が賢く潔い。あー見習わないとと、単純に思いました。笑
潔さは大事。
諦めることも大事。
手放すことで入ってくるものは必ずある。
どんなに自分にとって大切だと思っていても、それがあれば幸せになれると思っていても、それは永遠ではない。
そのものとの関係性もまた常に変わっていく。
それが人間関係であれ、仕事であれ、好きな事であれ、

音楽や馬頭琴というものは自分にはなくてはならないもので、というこだわりさえ、果たして本当に必要なのだろうか?
現に普段楽器を持っていなければ何でもない。音楽家でも馬頭琴奏者でもない。
ただの自分自身になった時に、それでも私は私だと思えるくらいがちょうどいいのではないか。

いきなり身一つで全く知らない所に放り込まれた時にその人の真価が問われる。
そんな特殊な状況でなくても、それは日常が常にそうなのかもしれない。

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