馬頭琴奏者 / 美炎 miho 公式サイト
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 妄想から想像そして創造- 2015/01/01 -

Category : BLOG

元旦に何したいかっていっても去年もそうでしたが、12月半ばあたりにはもう年末過ぎて新しい年が来たとなぜか思ってしまうので、
なんだかあーそうか今日がお正月なのね。
と世の中とズレております。
だから特に何もないのだけれどやっぱり何か出かけたくなり、
クラゲ見に。
手帳にいたっては一年になぜか二回新調するので今年も九月には新しい2015年の手帳でさっさと始まっております。
クラゲとプロジェクトマッピングの組み合わせって素敵。
クラゲさん的にはどうなのか分かりませんが。
あー舞台でもプロジェクトマッピング使えたらなーーと妄想しながら。
でもきっと高いんだろうなーー。
歌舞伎とかきっと使うんだろうなーー。
いいなーー。
舞台演出シンプルなのは好きです。
クラゲ一匹くらいな規模でいいから使いたい。
元旦からクラゲを見ながら妄想の1日。
今年は2014年に出会った方々からの話の流れで新しい作品を2つ作る事になり、そしてまた別の劇団が作る作品に音楽で参加する事になり、創作創作。
作ります。弾きます。がんばります。

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 くらのなか- 2014/12/29 -

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物に気配がある。
確かにあるものなんだと思う。
でも今日ほど強烈に感じた事はなかった。
今年よりお世話になっている八王子車人形さんの蔵の中。
江戸時代より代々受け継がれている人形さん達の顔がおさめられている。
怖いとも思う。
でもその怖さは恐怖ではなくて今まで捉えていた物ではない、
ただの物ではない、
生きているものともまた違う
でも命を持つんだろうなという予感がする、
そんな存在。
なるほど人形を遣う古柳さんの気配が只者じゃないわけです。
只者だったら人形に負けてしまいますものね。
さてそんな五代目の古柳さんにモンゴルの民話、スーホの白い馬を演じてもらうことになりました。
私は音楽を作ります。
これから春にむけて音楽も芝居も小道具も作っていきます。

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 はじめからある答え- 2014/12/27 -

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パリのカフェにいる猫。
あれをテレビで見ていていろいろ思った。
にゃんこがお客さんが居なくなったテーブルの上に上がって水を飲んだり、食べてるお客さんの横にいって食べ物をわけてもらったり。
猫が好きなのでとてもほんわかした。
日本では猫カフェあるけど、そうじゃなくて普通のカフェではきっとダメって言われてしまう範囲。
海外ではそれをやすやすとまたいだ所に日常があって、そんなシーンを見ると良かったと思ってしまう。
それがいいと、それでもいいと思う範囲ってまだあるよね。
なんか前よりずっと機能的になったり、改善されている部分って日本の社会にいろいろあるけれど同時にもっといろんなことに対しておおらかだったよなーと考えてしまう事も多々ある。
誰かが、それは良くない。それは汚い。それは違う。と言ったらそれについて考えてすぐ結論を出そうとする。

そんなになんでも真面目に結論出さなくていいのではないだろうか?
結論出さなくていいものってあるよなー。
なんとなくこんな感じの範囲で、ケースバイケースで。
その時々で。
真面目じゃなくちゃいけなくて、正しくなくちゃいけなくて、清潔じゃないといけない。
どっちかに結論出さなくちゃいけなくて、スピード重視で。

小学校の時から大人になった今もいろんなシーンで、なんでだろう?と思う事が多かった。
みんな本当は何を望んでいるの?
本当はどうしたいの?
それがなかなか見えてこない。

一つのことについて、もう初めから答えがあるのだ。
こうすることが正しいと。

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 一つの空気の粒- 2014/12/21 -

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川の話になった。
子供の頃、都会から遊びに来た子が川で泳ぐと流されちゃう。
それでアップアップ溺れてるから先回りして緩やかなところで待ち伏せていて引き上げる。
親同士は何にも知らなくて、子供達も別に溺れたとか助けたとか言わなくて、川は泳げなくても流れに身を任せれば楽しいんだけど、知らないと慌てちゃってあぶないんだよね。
昔は今よりずっと透明で水が綺麗で岩もヌルヌルしていなかったし、綺麗な砂の河原があちこちにあって遊びやすかった。
あの砂浜はどこへ行っちゃったんだろうね?
そうか、砂防ダムでみんな山の沢筋で止められちゃってるんだね。

私が小さい頃たまに行く田舎でのわずかな川遊びの経験以外には高校生になってから川で泳ぐようになったのと、その後大学で川下りするようになったくらい。
本当に流れの方向をみて、その先の流れのすじを読み、流れに身をまかせる。
いろんな感覚を使うわけだ。
冷静さや瞬時の判断。
最後はもう抗ってみて水を飲んだのちに、あー身体の力抜いて身を任せればいいんだと
身をもって知ることになる。
自然の中で遊ぶっていうのはそういうことなんだと思う。
知らず知らずのうちにいろんな感覚や判断や思考や強さを教えてもらっている。
自然から。
そして自分がどんな色をしていてどんな形でどんな性質なのか見分けられる。
あー自分ってコオロギだったんだ。
とか
あーいのししだったとか。笑
挙げ句の果てにこの広大な森の中に溶け込んでいる一つの空気の粒みたいなものだと思うのかもしれない。

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 どんな花?- 2014/12/18 -

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日中はある舞台の打ち合わせで、ここでも馬の話しは尽きず。
なぜか昨日久しぶりに手塚治虫の火の鳥を読んだ。
そしたら話の流れでどうもその話をしたら、その方なんとアニメの火の鳥を手がけた方でした。
そんなことってあるんだな〜
ここでは語り尽くせない壮大な歴史物語を聞いて、
次に向かったのは星のおじいさんお誘いで、イラストレーターの田村せつこさんの所へ。
あ!この絵子供の時によく見ていた!
と思っていたら、すごく好きだったおちゃめな双子シリーズの挿絵もされていたのですね。
猫が大好きなせつこさん。
話していると肩に猫と鳥とのっけているんじゃないかな?
と思ってしまうような人です。
私ね、最近女なのか男なのか、生きてるか死んでるかわからないのよ♪
と、とても楽しそうに話してました。
ここでも話があちこち。
最近、個性的とは一言で言えない、でも作品とその人と人生と分け隔てない方にお会いする機会が増え、素敵なものをたくさんいただいてます。
何がどこへ行くのか、何がどう形になるのか未知ですが
それもまた楽しんでいこうと思います。
私は相変わらず種を蒔き続けておりますが、どんな花を咲かすのか見てみることにしましょう。

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