馬頭琴奏者 / 美炎 miho 公式サイト
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 素っ頓狂さの比較検証- 2015/02/23 -

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通りがかりの方々に聞いてもらう。
実は前からやってみたかったのですが、いかんせん恥ずかしいがりやだし、小心者なので、路上とか、許可なくやるのはこわい訳です。
ちゃんと安心して出来る環境で、なおかつ、見ず知らずの方々に聞いてもらう事ができる場は限られていて、
CD販売やチラシ配布ができる場は更に限られているし、
商業施設でもって仕事としてそんなお話をいただくのが一番嬉しい訳ですが、
やはりお仕事はお仕事。
それとは別に、本当にその場限りな感じで演奏する経験は楽しいです。

昨日は千葉駅モノレール構内のモノスタで。お昼間に演奏。
モノレールに乗り降りするお客さんに通りすがりに聞いてもらう形でした。
モノスタは天井がものすごく高く、響きもいいのですが、冬は外より寒いかもしれない。
息が真っ白で、弾けば弾くほど指がもつれてきたりして。
楽屋と勝手に呼ばせていただいているモノスタ脇の小さなカフェに、一回目弾き終わって駆け込み、クリームたっぷりのココアであたたまり、おかげで二回目は、凍えずに演奏できました。

一回目の演奏が終わった後で立ち止まって聞いてくれた方が、ホッカイロを差し入れてくれて、とても嬉しかったです。
ピアニスト竹井さんの素っ頓狂さは、私を上回ると思っているのですが、最近ではよく演奏を聞きにくる旦那さんが、更に上回っている気がしてなりません。
いただいたホッカイロをどこに貼ろうか考えていたら、竹井さんの旦那さんが、首がいいよ!
絶対。首さえ温めれば身体全体が温まるからね!
と、本当に首に貼ってくれました。

あの、ホッカイロって身体に直接貼るのはダメなんですよ。
と言うと、えー!そうなの?知らなかったなー。と驚いていました。
私の方が首に直接貼られて驚きましたが。

通りすがりの方々とご縁が繋がるのがとても楽しいと思います。
ですが、昨日の寒さでは、今日こそ絶対誰も足を止めてくれないだろう。もし一人も足を止めてくれなくても、空に響いてる音は絶対ムダではない。と言い聞かせてのぞみます。
なので、ハッと気づくとじっと聞いている人がいると、奇跡だ。ぐらいに思うのです。
そしてチケットを買ってくれたり、CDを買ってくれるのは本当に奇跡が起こってると思います。

さて2月28日は南青山にある東京十月で、面白い企画があります。
こちらの詳細はこのホームページのコンサート情報からのぞいてみて下さい。
また3月8日は荻窪のカフェ&ギャラリーwith遊さんで、筑前琵琶の室井三紀さんとギターの成川正憲さんとライブです。
岩手遠野に伝わるおしら様。
馬と娘の物語をします。

3月14日は小田急線百合ヶ丘にあるお宅でのホームコンサート。
私の高校時代の山形の母校の先輩後輩が主に集まるホームコンサートなので、こちらで宣伝はしないつもりでしたが、もしご興味ある方がいましたら、ホームページのお問い合わせフォームから直接メールをいただけたらと思います。
時間は14時から、本格的な手作りのお菓子とお茶がついて2000円になります。
ピアノとのデュオです。

その他3月は21日24日27日30日31日
の五日間、マザー牧場にて、ソーセージとビアー祭りの会場でお昼間に演奏します。

そして4月4日は下北沢のカフェstayhappy
にて、絵本作家の米本久美子さんの展示会のオープニングパーティーで演奏。
1年ぶりのホワイトバッファローを、ドラム、キーボード、ギターも入れてやります。
そして五月の23日
千葉県君津市にある、君津市ってどこですか?と良く聞かれるのですが、木更津の近く。と答えています。
千葉駅からは内房線で、無料駐車場が860台分もあるので、高速インターの君津でおりるとすぐ近くが君津市民文化ホールなので便利です。
ホールから君津駅に向かう帰りのバスを考えて、開演時間を組んでいますので、(14:00)
電車でもお越しください。

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 たぶん読んでないから大丈夫。- 2015/02/17 -

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今日は雪の降る中、免許更新へ。
こういう事になると、なかなかに重い腰に鞭打ち・・
津波警報におののき、岩手の方々を思うと涙が出る。思い出す方多いんではないかなと思いつつ。
無事更新も終え、何事もない日でしたが、
夜に慌てて、お世話になっている美浜ホールへ、五月の君津市民文化ホールでの公演「スーホの白い馬」のチラシとポスターを館長さんにお届けに。

いつも動きと返答が妙に早い、つまり遣り手のこのO館長さんは、なんと私と同い年。
チラシを受け取り、ちらっと見るなり、「僕この写真嫌いだな。美炎さんうつむいてるんだもの。」私「え?」
館長「せっかくお綺麗なんだからその美しさを出さないと」私、ズッキュンー!←何のやりとり。笑
一瞬乱れてしまいましたが、ではよろしくお願いします!とホールを、後にしつつ、流石だ。遣り手だ。同い年とは思えない・・・ブツブツ。

そのうつむきかげんがちょうどいい、と自分では思っています写真のチラシとポスターは千葉市美浜文化ホールに置いていただきましたので、お近くの方はぜひ手に取ってください。
熱血二枚目O館長もきっと在館。

こちらはポスター

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 マザー牧場〜空の上から- 2015/02/15 -

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ピーにゃっつですよ!
ピーにゃっつ。
何度も言いたい。
ピーにゃっつ。
千葉のゆるキャラ?
ピーナッツと茶トラの猫の掛け合わせキャラクター。市原のサービスエリアで発見。
昔飼ってた猫の名前はピーナッツ。
生まれた時に殻付きピーナッツにそっくりだったから。
今いる茶トラは、ちなみにチャッピー。
それはどうでもいいとして、本日は、朝一で君津市民文化ホール。訳してキミブン。で合ってたかな?
5/23の馬頭琴×人形浄瑠璃、「スーホの白い馬」公演のチラシとポスター受け取りに。
そして木更津みなのば。かずさFMのラジオ公開生放送と演奏へ。
しっかりと公演の宣伝をさせていただきました。
途中ヒマだったので、出店者さんの美味しそうなものを物色しつつ、話しつつ、名刺の交換ならぬチラシの交換を。
話していると、同じみほさんという名前だったり、その方がまだ民主化されたばっかりの何もないモンゴルに旅していたり、共通の知り合いがいたり、八街の人だったり、以前久留里でのコンサートにいらしていた方だったり、面白い出会いがいろいろでした。

ラジオ出演は楽しい。
普段演奏の時は全く一人ではなしてるから、たまに独り言が空へ飛んでいく風になるあの、寂しい感じが一切なく、楽しい。笑
ラジオパーソナリティーの方が、「美炎さん毎回外で演奏されるときは晴れますね!
そして弾きだすと風が吹きますね!」
わたし、

風女です。

かずさFMさんは、二回目です。
マザー牧場グループの一つで、この春も、去年秋に続いて

「春のビア・ソーセージ祭り」@マザー牧場。
そこで演奏します。
三月は21日、24日、27日、30日、31日と12:00〜12:30
14:00〜14:30
二回です。
四月五月もあります。

ここのソーセージは、千葉の恵みを使った千産千消。
添加物を使わず、こだわりの手作り。普段肉を食べない私も、ここのはとても美味しくて毎回ライブ後はご馳走になっています。
というのも、ライブの間じゅう、目の前でお客様がドイツビールと手作りソーセージを食べているのと、脇で焼いているいい匂いが風にのってくるからです。

そしてここは山の上。眺めがめちゃくちゃいいです。ステージからは坂の下の方に馬が見え、右の方では羊さん達のショーが繰り広げられ、
はるか山並みが続いていてその向こうには海が見える。

牧場で演奏なんて、馬頭琴にぴったりではありませんか!
しばらく君津方面へ通うことになり、春の房総路。なんかワクワクしますね。

去年秋にマザー牧場で演奏していたのをたまたま聞いていた方が銀座のコンサートに来てくれたりして、やはりどこでご縁がつながるかわかりませんね。
ラジオ出演はとても勉強になるし楽しいのでどんどんやってみたいです。
どこでも飛んでいきますので呼んでいただければと思います。
話していて一番思うのは、やはりまだまだ馬頭琴の存在は知られていないということ。
存在そのものは知っていても、話したり、演奏したりする事で、あーこんな楽器があるんですね!と喜んでいただけるのが何よりです。

私が日本人である事もまた、外の目からも見ている存在として、日本の人達に紹介できるのは嬉しい事です。
モンゴル民謡だけではなく、様々なジャンルのものも演奏する事で、より身近に馬頭琴の存在を感じてもらい、好きになってもらえればと思います。

そんな訳でマザー牧場もぜひお越しください☆

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 青山界隈にて- 2015/02/15 -

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東京十月
さて、南青山界隈に夜行くと、なんなの?この人の多さは!
そうか、バレンタインデーなの?だからなの?ちょっと意味不明な気持ちで歩く。
東京十月という青山の小原流会館の地下にある居酒屋はアルゼンチンとフランスに縁の深い方が経営されていて、和のテイストがありながら、フランスの芸術家の方のデザインで統一された店内。

ここでそう。もうすぐ星になるおじいさん。(私が言ったんじゃありませんよ。)と、東京十月の店長埜田さんと打ち合わせ。
2月28日に、星になるおじいさん企画で、南米に八王子車人形と馬頭琴を紹介しよう!という心意気からうまれ、サン=テグジュペリの星の王子様を研究する、もうすぐ星になるおじいさんこと、平尾さんの声かけで、発会式が行われる。
車人形の西川古柳さんの車人形の紹介コーナーあり、馬頭琴美炎はギターと共にライブあり、
集まるお客様方は、何やらフランスやスペインや南米に縁の深い方々。ですが
もちろん一般のお客様も大歓迎ですので、この面白不思議な集まりと企画にご興味ある方はお越しください。
美味しいお料理はもちろん、集まるお客様方のご紹介やお話もまたきっと楽しい事と思います。
定員が、35人なので、先着順になります。
さて明日は昼間にかずさFMに出演。13:30からは20〜25分ほど、ソロで馬頭琴演奏もします。
木更津のみなのばという、広場で美味しい可愛いお店も広場を囲むようにしてあります。
5月23日の君津市民文化ホールでのスーホの白い馬公演のチラシも配ります。
3月からはまたマザー牧場での演奏が始まりますので、君津に通う頻度が増えそうです。

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 どこまでもずうずうしい?!- 2015/02/13 -

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君津へ。八王子車人形の古柳さんと映像のすみれさんと共に、5月23日の君津市民文化ホールでの「スーホの白い馬」公演の打ち合わせに。

映像を投影して、実際の人形さんとのバランスをみたり、どんな演出が使えるかを、確認したり。

途中で古柳さんの若い頃の話を聞いたりして本当にいろんな環境で舞台を踏んでいるんだなー。と、古柳さんの面白いところは、1人で沢山冒険をしているところ。
だから、こんな大御所になっても腰が軽くて、柔軟なんだろうなあと尊敬しきりです。
私はそんな古柳さんに、ついいろいろお願いしたり、言いたい事いってしまって反省しきり。

ダメダメ。古柳さんがいくら素晴らしく器の大きい人だからって、あなた自分をわきまえなさい!と脇で誰かに叱られないと、毎回後で後悔してます。

私の悪いところは相手の方と同じ目線についなってしまうところです。
いつも後になってしまったと恥ずかしくなっても、後のまつりです。

君津ホールでのお話をいただいた時も、素晴らしいホールスタッフの方々がいろいろ協力してくれるらしい。というのを頼りに、芝居にまで巻き込んでしまうとは。
でも初演が君津市民文化ホールで本当に良かったです。
映像のすみれさんが若いので、今の若い人の感性の話になり、ゲームやバーチャルの世界とは・・と、伝統芸能の家元でありながら、若い人と沢山関わって育てている古柳さんと、3Dゲームをデザインする実際に若いすみれさんとで話をするのはとても有意義でした。

ちょっと面白いなと思ったのが、古柳さんが、追っかけというのが、わからないんだよな〜という話。
実は私もそうで、子供の時も、みんなが誰々のファンとかいうのが理解できなくて、でもよく卒業文集とかに好きな芸能人とか書く欄があって、いつも困って書いてたのが、美空ひばりとチャップリンという・・笑
チャップリンはまあ映画好きだから分かるとしても何で美空ひばりかと言うと、単にテレビあまり見ない母が唯一歌手の中では美空ひばりはいいと言ってたからなんですが。

ナルシストだからじゃない?と友人に言われた時には、全く自覚がなかったものの、そうなのか・・と思うしかないこの頃。
そうか、古柳さんもナルシストなんだ・・と、失礼な事を思った日でした。
ええ。違いますとも。

ともあれ、この作品、白馬や背景を描いてくれたイラストの米本久美子さんと、それを映像に加工するすみれさんも合わせてなんか面白いコラボレーションになっています。
私がむりやり?巻き込んだ。事実はそうなんですが、何故か私自身も巻き込まれたと思っているところがどこまでもずうずうしい・・
でもそんな時は作品が必ずいいものになるって信じられている時でもあるんです。

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