2017
今
の瞬間
ドキドキとワクワク
ぐっと入っていく
音に、
芝居に、
感じられる全ての感覚に。
人形浄瑠璃✖️馬頭琴
「スーホの白い馬」
の演目はそんな瞬間を私が楽しめる演目でもあります。
五代目家元西川古柳さん。
八王子車人形。
君津市民文化ホールの公演を皮切りに、北海道、岡山、九州と公演させていただきましたが、君津市以来、関東でやって欲しいとの声をいただいておりながら、なかなか実現できなかったのですが、
ついに。
5月3日(木・祝)
八王子駅学園都市センターイベントホールにて
13:30より。
1500円。
今までの公演のシーンを写真でご覧ください。
絵本作家の米本久美子さんの描いた白馬の映像との車人形のスーホの芝居がコラボして、馬頭琴で物語を綴ります。
このテーマ曲「天との約束」が収録されたCD「天との約束」も会場で販売します。
この機会に皆様のお越しをお待ちしています^ ^
レクチャー、コンサート、伝統芝居盛りだくさんです。
2017
わくわくわくわく。
春の気配。
冬ってやっぱり冬眠してるらしい。
自分の心も体も。
こたつの虫になって、よくあれだけぼーっとしていたなってくらいぼーっとしていた。
考えてみたらもちろん演奏活動はしていたし、何より新しいCDを二つも作ったのですけれど、
冬眠っていうのは、何も仮死状態とは限らず、春に生み出すための何かだったりもするのだろうな。
ラジオパーソナリティーの小川もこさんに呼んでいただき、ラジオ収録しました。
5/13.5/20予定。
FM富士
MOKO’S BAR
19:00〜19:30
そう。前のブログにも書きましたが、
先日の都内のデパートで展示会をしていた馬の彫刻の三井亮さん。何気なく作品が素晴らしかったので話ししていたら、以前もこさんのラジオに出演していたのを、聞いて知っていらしたという。
で、嬉しくてもこさんに報告しましたら、出演を誘っていただいたという流れでした!
家の掃除をしはじめる。
外の庭に出ていろんなものパンパンする。
アリンコがじわじわ出てきてる。
私は虫と同じサイクルで生きてるらしい。
寒くて縮こまり、あたたかくなって活発化する。野生。笑
遠野に行くことになった。
嬉しくてついわくわくしてしまう。
去年の6月は遠野の「馬と暮らす町遠野」の皆さんに呼んでいただいて、コンサートでした。
それですっかり、遠野の魅力にはまり、また行きたいなー。と思っていると、
ひょんな出会いを果たした、西美紀さんという同世代の女性で、陶芸家なのだけれど、馬の絵もよく描いているのです。
はい。
インスタグラムをやり始めた時に、あまりに分からず、とりあえず馬と検索して出てきた画像に彼女の馬の絵の作品があり、メッセージ送ってみて、東京での個展に会いに行きました。
なんとなく馬が合って。笑
いろいろ話してたら、彼女が、東京より先の東北に行ったことない。
遠野へ行きたい。
一緒に行きましょう。
と。
最近ではコンサート以外で旅することがほぼなくなって、遊びに行くっていうことに、どんな風にすればいいんだっけ?
みたいにこれ1年前の話ですが、ま、そのうち形になるかなー。と。のんきにしていたら、あれよあれよと形になりそうです。
美紀さんが東京で個展をしているのは、やはり馬好きなオーナーの素敵な洋館。
そこのオーナーが遠野と繋がりがあるらしく、遠野にお住いの舞踏家の方を紹介していただき、そこに泊めていただけることになりました。
きっとまた朝の荒川高原牧場で、踊りと音で合わせることになるのだろうと思います。
あそこの景色は日本じゃなかったなー。
ガラス絵館の児玉房子さん。
去年のコンサートの時に体調を崩されていましたが、
復活したということで、ガラス絵館で6月16日の夕方にミニコンサートできるかもしれません。
児玉先生の作品の賢治の銀河鉄道の夜のガラス絵が大好きで、ポストカードをいつも手帳に挟んでいました。
その絵から作った銀河夜行の曲。
新しいCDの一つ「銀河夜行」のタイトルでもあります。
そのCDを持って遠野に行ける。
ありがたいなと思います。
そのあとは遠野コンサートに来てくれた、盛岡の石雲禅寺の慈光さんが、うちのお寺にもぜひ遊びに来てください〜と言っていたのがずっと心にあったので、訪ねようと思います。
そこでも慈光さんとの朗読とコラボレーション予定です。
ああ。
遠野が呼んでる。。
去年の遠野の写真です^ ^
そして再びの君津。
4月29日土曜日は、君津の森からすぐ近くの戸崎にて、カフェ森の停留所という素敵な名前のところにてライブ。
音楽ホールがついているというこれまた素敵な響きの所です。
都内や横浜からのお客様も多いという穴場スポット。
珈琲ご馳走になりましたが、とても美味しかったです。
東京駅から一時間に一本くらいも高速バスがあるらしく、このカフェから数分の所にも停留所があるようです。
まさに森の停留所。
ここではゆっくりゆったりと響きに包まれてきいていただけると思います。
1時開場。
2時開演。
3000円ワンドリンク付き。
下記にチラシの写真も置いておきます。ご覧ください。
君津市戸崎869-1
予約
金子 080ー4293-4654
馬頭琴 美炎
ピアノ・キーボード 竹井美子
ドラム・パーカッション 前田仁
2017
あめのおと
山の中で聞くあめのおとはうんざりしない。
土に吸い込まれて。
木々が喜んでいて。
街に降るあめと何か違うんだろう。
ちょっと寒かったんですけど、お客様沢山きました。
久留里千年の森。
きみ爺の森。
2年前に遊びに行って、ここでみんな呼んで音楽会したいねって、本当に形になりました。
約束果たしたでしょ。ってにっこりするきみ爺さん。
驚いたのは、何年も前にこの森のある君津でちょいちょい演奏させていただいたのですが、その頃の方々が来てくれていて、声をかけてくれた事です。
そんな話を共演者の竹井さんと前田さんと話していて、そもそも始まりは何だったのかというと、
とあるフリーイベントでウロウロしていて、覗いていたブースの方と話していたら、馬頭琴弾いてるの?知り合いに演奏できるスペースある人がいるから、やってみたら?って、言うことになり、
一人で演奏してみよう。オリジナル曲を弾こうって、最初に思った頃。
もう何年前だろう。
死ぬかと思いながら人の前にたってました。
あの頃話しも下手くそだし、演奏も必死だし、化粧もしてないし、衣装もままならず、それでも聞いてくださった方がいたのは、今思うととても恥ずかしいのですが、有り難かったなと思います。
そうそう、髪の毛が短かったのでよく男の子と間違えられていたし、自己紹介もろくにできず、性別も人種も年齢も不明な人がなんか弾いてる。って感じだったかと。。汗
でもそこに聞きに来てくれた二組の方から広がっていた君津での活動。
そして久しぶりにまた君津と繋がったのは、きみ爺の森。
手探りでの活動。
未だにどこにも所属していない私は手探りなのですが、人から人へ繋げてくれる方々のお陰だと本当に思います。
そんなことをまた再び振り返る事になった君津での森。
初めて出会う方々ともつながり、声をかけていただいて、またここから何か始まる予感に満ちた素敵な時間でした。
そして、先日のブログにもアップしました、馬繋がりで偶然出会った、清里の萌木の村の馬の彫刻家の三井亮さん。
小川もこさんのラジオに出演していたのを聞いていてくださって、その事を興奮してもこさんにメールすると、また出演してね。
と、それで今日さっそく収録してきました。
この流れ。
面白いな。
もこさんが、山梨の自然の中でも演奏叶うといいですねって言ってくれたので、このラジオがきっかけで本当にそうならないかな、なるかもしれないなと思っています。
なぜなら、偶然出会ったのは馬が繋げてくれて、馬の里でもある山梨に向けての放送がまた叶ったのですから、それはきっとまた山梨とのご縁だと思っているのです^ ^
山梨と長野は私の中で山と草原と馬という、私の中の三大好きなもの、すなわち、馬地方になっていて、区別がつかない時があるのですが、長野は5月13日に兵庫ツアーの最終日でライブできることになりました。
飯田にある、ピザレストランのヒコノキさん。
19時よりビュッフェ付き。
ぜひ馬地方の皆様お越しください^ ^
2017
ポラリス。
私にとっては特別な馬。
ポラリスというのは北極星ですが、私の中では夢に出てきた真っ白でたてがみとしっぽは真っ黒な優しく賢い馬です。
ユニコーンの角もついていて、ペガサスの羽もついている。
(欲張り?)
小さな頃、馬が大好きで、でも自分だけの秘密みたいにして、ずっと片想い。
モンゴルにはいつか絶対行こうと思っていて、馬頭琴を見たときは、馬が付いていたので、これは私の楽器だと勘違い。
馬頭琴はじめてから、母が、子供の頃、よく通るお稲荷さんの祠に、私に馬をくださいって通るたびにお祈りしてたわよね。
と言われて思い出した。
そうだ。心の奥に大事にしまってきた馬への想い。
今でもよく理由はわからないけれど、涙が出てきちゃうくらい切ない愛おしい感情が湧いてくる。
なので熊本の震災の直前にポラリスという曲ができたときは、とても嬉しかった。
ポラリスと出会えた気がした。
そして震災があって、この曲はポラリスからもらったから、届けたいなと思った。
そこから1年。
つい先日、熊本の大畑駅の桜まつりへ再び出演が叶った。
ポラリスだなーと思う。
たまに訳の分からぬ熱い思いにかられ、1人つっぱしる。
それでも支えて応援してくれる方がいて、なんとか実現する。
本当に有難いことだと思います。
まだまだポラリスは天翔ける。
気象変動も、戦も不安に思えばきりのない世の中だけれど、ポラリス(北極星)はいつでも天にあり、導いてくれる。
少しホッとできる、少し勇気がでる、少し元気になる。
そんな音楽をまだまだ沢山の方に届けるべく、今日もポラリスと共に。(自分の馬頭琴もポラリス)
今日、たまたまブラブラしていて、馬の彫刻に引き寄せられ、これ作った人は絶対馬が大好きな人だと、思っていたら、製作者の方がいらしたので、お話ししていたら、小川もこさんのラジオ番組に出演したのを聞いていてくださり、馬の話と馬頭琴の話で盛り上がりました。
ペンダントに名前を掘ってプレゼントしていただきました。
清里の萌木の村で作品をつくる、三井亮さん。
馬ってやっぱり幸運しか運んでこない。
あなたも馬好きになりませんか?
大畑駅の名誉駅長池田幸男さん。
大畑駅を愛する友の会理事の中村憲司さん。
会の皆さん高齢ですが、とっても元気でこの地域の為に沢山の働きを楽しそうにしていました。
ことしは固い蕾のままだった大畑駅の桜
オカリナ奏者の高場俊郎さんが自身の15周年記念コンサートにゲストとして呼んでくださいました。
ゲルの中に見立てた雰囲気の良い落ち着く中で楽しく演奏しました。
2017
開かずの扉みたいのを開けて、引っ張り出して仕分けしてたらば、高校時代の英語のテスト用紙が出てきました。
これが、なんかいろいろおもろい。
まず、全くテストに私答えてない。
ま、それは置いといてですね、
たぶん内村鑑三の代表的日本人の英語の本が教材だったらしく、
テストに答えてない代わりに、スペースに「感想」とか書いてて(以下私の感想文)
内村鑑三はおもしろい。
彼の考えはいいと思う。
でも自分の考えとは少しずれていて困る。
わからない。どっちがいいんだか。
最近本当にわからなくて困る。
ほんとは違わないのかもしれないけれど、やりたいことをやる。というのと、自分をきたえる、というか、むしろ自分のやりたくないことをやって自分をきたえるのと、どういう進み方がいいんだろう。
でも、好きなことだけやってても、きっと嫌なことも入ってくるから、そんときやればいいとも言えるけど、それはなんだか甘いとも思う。
上杉鷹山の偉かった点はなんだろう。
自己中心さがない点なのだろうか。
好きなことをやるというのは自己中心だろうか。
自己中心ってなんだろう。
求めてはいけないのかな。
好きな事を。
欲、というけれど、自然な求めともいえる。
けれど行き過ぎると悪となる。なぜだろう。
わからない。
結論なんてでない。やってみないと分からない。
どっちやっても後悔や失敗は出ると思う。
迷ってばっかりじゃもっと悪いってきもする。
一生悩みそうでやだな。
とりあえず大学生活どうすっぺ。
結局ここで迷ってる事って何だろう。
ハムレットの第二の人生ってどんなんだろう。
本当によくわかってない。
何年単位なんて事頭じゃ考えられない。
その日一日一日ならできるかもしれない。
けど不安だ。
私はどういう道を行くんだろう。
代表的日本人にのっている人は計画してそう生きたわけじゃない。
一日一日を生きていたらそうなったんだ。
(完)
そして、そこに赤ペンで先生からの答えが書いてある。
「天職発見の道は今日なすべきをし続けるとある。
今日やりたい事をとわない。
なすべき事は義務感を持って感じるからストレートにはいかない。
一つジャンプがいる。
しかし、そのことによってなすべき事柄がおもしろい事に変化する。
おもしろく映ってなかった事がおもしろい事に変化するおもしろさ、最初からおもしろいと思われる道をなぞっていくおもしろさ、2つは違うな。
Come what may war.何でもこい。
readiness is all.それを受けとめる準備が全てだ。
これがHamletの結論。
結論なんて出ない、やってみないとわからない。(私の書いた文に赤線が引いてある)
似てるね。」
好きなことをやる。
この姿勢を貫くことでぶつかってきた沢山の事。
ぶつかるのはいつでも物事ではなく、周りにいる人。
非難や批判とかかな。
好きな事をやっていてぶつかる物事は例え困難でも越えようと思える。
思えることで力も湧いてくる。
数年前まで高校時代と同じ事の延長をある意味悩んできたけれど、いつのまにかそこで悩まなくなった。
もう本当に決めたからだろうな。
何があってもやるって。
その覚悟ができるまでの道のりが長かった。
くぐり抜けてきたから、どんなにやりたいか、例え死んでもそれが出来ればいい。とまで思えてしまう覚悟に行き着いたのだと思うと、山あり谷ありは必要なんだな。
若い頃に戻りたい。
という言葉を度々聞くけれど、私はそう思わない。
また同じ道を行くなら、新しい山や谷の方がいい。
高校時代の君に言う。
やりたいようにやりなさい。
歩いた道が道になるのだから。