2016
寒くない雨は好き。
と、今頃気づく。
このところ雨がザーッと降ってる時にパッと外に出る。
なんか分からないけど嬉しい。
すると軒下の草藪から大きなガマガエルがぴょんぴょん跳ねて出てくる。
やっぱり嬉しいのだろう。
地元でのライブの終わった後に天の川が出ていた。
その日は1日雨模様だったからか、ガマくんもいた。
久しぶりに捕まえてみた。
おいおい何するんだ!!ともがいていたけど、離すと逃げない。
そのうち観念したか、両手のひらに大人しくしてる。
そばに置いて、イイコイイコすると、じっとしてる。
話しかけてみる。
こういう時の話しかけって、なんでこんな事くらいしか言えないのかと自分でおかしくなるのですが、
こんにちは。かえるさん。
ここに住んでるの?よろしくお願いします。
って。。
で、私はガマくんの脇にしゃがみながら一緒に天の川見てる。
ガマくんに天の川が見えるのかわかんないですけど。
生き物全般好きですが、爬虫類もなかなか好きです。
爬虫類って話しかけるとなんかじっと聞いてます。
そう思いませんか?やってみてください。
ある日クルマのボンネットにめちゃくちゃ黄緑のわりと大きなカエルがいて、興奮して、でも逃げないように落ち着きながら近づいて、話しかけてみましたら、やはりじっと聞いてるので、さらに近づいたら、なんとなんと!!
肩に乗ったの!!
これはもう泣きそうなくらい嬉しかったです。
って、カエルの話をしようとした訳ではなかったのですが、スイッチが入りました。
あ、ちなみに私の親戚に子供の頃、ガマガエルと一緒に布団で寝てた強者がいます。
よく潰さなかったなと思いますが、良かったね。
ガマガエルと天の川を見た1日前、東京FMに行ってラジオ収録でした。
日比谷のお堀の周り、この頃仕事で良く訪れます。
車だと、なんで毎度ぐるぐるしてしまうのか。あーあっちじゃん!って分かってて、ぐるぐるしてる。
そして一歩中に入ると一方通行ばかりで、やはりぐるぐるする。
ラジオで話すの好きです。
聞き上手なプロと話するのですから当然かもしれません。
普段ライブだと、独り言??ってなる時がたまにあるので、聞いてくれる人がいるとなんて楽なんだろうと思います。
「宮野寛子のcomfortな時間」8月8日深夜放送予定です。
作曲家ピアニストの宮野寛子さん。
とても素敵な人でした。自然の風景から曲を作る。
風のデュオができそうです^ ^
そしてガマガエルと天の川を見た夜の昼間は地元でのライブ。
懐かしい人、初めての方も沢山。
前回初めての方が別の方を誘ってきていただいたり、と少しずつ輪が広がるのが嬉しいです。
前回はキーボードの竹井美子さんと二人だったので、ドラムとパーカッションの前田仁さんも加わり、お客様もより一層楽しまれたのではないでしょうか。
ガマガエルと天の川を見た次の日は、
赤坂B♭で演奏。
朝からみんな迷子。
そして違う店の前に楽器を搬入してしまったり、自分達も迷子の途中に外国人観光客の方をあんないして、案内した先がまた間違えていたことに気づき、また案内するという迷走を繰り返しました。
演奏前に、イタリアの美味しいエスプレッソの店をみつけて、一息。
みなさん音楽やっている音楽大好きな方々だったので、真剣かつ、ノリよく聞いていただき、とても演奏しやすく、また楽しかったです。
撮影していただいたので、後日youtubeにアップしたいと思います。
30分ですが、とてもライブの雰囲気がでていますので、お楽しみいただけると思います。
さて今日はガマくんと天の川を見た日から何日めでしょうか。
(↓スイスでも素敵な写真とブログで紹介してくれた純姫さんが、ガマくんと天の川を見た夜のその日のライブの様子をまた紹介してくださいました。
ぜひご覧ください^ ^)
2016
〜東京都美術館〜
肖像画家の益子学司さんの作品「奏風」
見てきました^ ^
思いの外大きくて、会場に入ってすぐにあったのでびっくり。
お知らせしないでお邪魔して、お昼ご飯に行く途中の益子さんと偶然会えました。
今年の棚田コンサートにも来てくださり、また描いていただけるかもしれません。
お父さまも肖像画家で二代目だそうです。
白黒の肖像画もあり、白黒で描ける人は珍しいそうです。
なんでも昔お父さまの時代には、亡くなった方がいると、当時写真が珍しい時代だったので、葬式用に間に合うように1日で肖像画を仕上げたらしいです。
今でもその地域の家にはお父さまが描いた肖像画が飾ってあるそうです。
展示期間中、会場にいらっしゃった方も棚田コンサートに興味を持たれたようで、棚田の宣伝を沢山してくださいました。
実は、当初男性の馬頭琴奏者を描いていたそうで、その途中に棚田コンサートの新聞記事と写真を見て、コンサートにいらっしゃり、その絵を塗り潰しでこの絵になったんだそうで。。
私、ラッキーでした!
今年の棚田コンサートは10月16日です。
栃木県那珂川町梅平、山の棚田 11時より。
馬頭琴 美炎
キーボード 竹井美子
ドラム・パーカッション 前田仁
Polaris
Polaris
〜今後の主な出演予定〜
6/7〜7/19東京音大短期講座
7/9 千葉県八街市風の村ロッジライブ
7/10 赤坂ビーフラットゲスト出演
7/16 千葉本円寺コンサート15時より
7/22東京都教職員レクチャーコンサート
8/5小淵沢オオムラサキセンターライブ
8/6〜8兵庫アースイベント出演他岡山ツアー
8/8岡山牛窓てれやカフェ19時〜
8/20.21 湯河原
8/27 清里コンサート
9/16千葉市民会館レクチャーコンサート
9/18 千葉茂原まことの里満月コンサート
9/22 千葉市原宝積寺コンサート
9/24〜27 高知県コンサート
10/7.8.9 大阪伊丹四次元ステージゲスト出演
10/16 栃木県那珂川町山の棚田コンサート
10/23 街かどカフェオープニング演奏
11/4千葉市内幼稚園演奏
11/15杉並区コンサート
11/18〜23九州大分コンサート
2016
ダンスdanceダンス!
遠野から帰ってきて、とあるメロディーが浮かび、見えてくる景色がなぜかArizona。
「dance in Arizona」
という曲として完成。
「Arizonaで踊ろう!」
ダンスしたくなるような曲です。
Arizonaの砂漠の上で、トカゲと?プレーリードッグと?友達と、恋人と、誰とでも♪
Arizonaといえばネイティヴアメリカン。
Arizonaのセドナへ行った時に手に入れたインディアンフルート。
ハイキング用の小さい高い音の。
でもしっかりインディアンフルートの音色がする。
試しに合わせたら、なんとキーがぴったりだった。
これは吹いちゃおう♪♪♪
7/9のライブにゃ間に合うかな。
スイスへ行って、同行していた純姫さんにも、大使夫人の美代子さんにも、スイスの曲できそう?
もうできたかしら?と何度か聞かれたのですが、だいたいにおいて、忘れた頃にできます。
それも、あれ?これ?みたいにして。
スイスだからてっきり牧歌的か雄大な曲ができるかと思いきや、なんかロック。
いちよう自分ではロックぽい曲ができたなというのでは、ホワイトバッファローの伝説の曲集の中の、「欲望」と、CDファイブエレメントジャーニーの中の「レッドロックスピリット」に引き続き今回が三曲目。
題名はこれからつけます。
どこの演奏会でお披露目できるか未定ですが、おそらく夏の岡山行き、牛窓のてれやカフェがぴったりかな。
ここではぜひ店主のヒロシさんにギターで入ってもらいましょう!
また美炎さんの無茶振りってヒロシさんの声が聞こえそう。。
「8/8岡山牛窓てれやカフェ19時〜」
馬頭琴 美炎
キーボード 竹井美子
パーカッション 前田仁
ゲストギター小林浩志
originalsong
Polarishttps://m.youtube.com/watch?v=z9D0sCIui9M
馬頭琴 美炎
キーボード 竹井美子
ドラム 前田仁
2016
ゼロ
海辺に立つ。
小雨がぱらついている空は真っ白で海との境界線が無い。
風がその奥から止まることなく吹いてきて、砂浜にしっかり立っていないとふらつきそうだ。
荒浜。
はじめてきた。
高速のインターを降りると、どこも更地であちこちで工事中。
仙台の帰りに海辺に寄った。
目を瞑る。
なぜか太陽の光を感じる。
振り返ると震災のあの時から、私は音楽という仕事に覚悟を持てるようになった。
それなのに時たま感謝を忘れる。
自分はどんなに進もうと、立っている場所はこのゼロだ。
向かい合う人もどこにいようと同じ地平に立っている。
それを忘れないように。
荒浜で思う。
一曲弾いた。
湿気と向かい風で音は出なくても、弾きたいと思った。
なぜか弾くだに音が響いてくる。
誰かが力を貸してくれている。
そんな感覚があった。
.
.
ガラス絵作家の児玉房子さんの本を読んだ。
手放すと入ってくるものがある。
放したくないと思っているうちは余計な力が入り、感覚が鈍る。
もともと無い。
と思うようにすると、余計な力が抜けて、感覚が鋭くなる。
すると、今、何をしたらいいかわかる。
そしてそれだけすればいい。
同行してくださった、純姫さんのブログより、コンサートの模様。
↓
2016